五老星は、世界政府を表向きに統治する最高権力者です。天竜人の中でも特別な地位にあり、海軍元帥やCP機関を含む世界政府の組織に対して絶大な権限を持っています。
以前は5人全員が長年同じ顔ぶれでした。しかし、エッグヘッド事件の結末によって、その構成が初めて変わりました。
現在の五老星5人2026年現在のメンバーと役職は次のとおりです。
| 名前 | 武神の役職 | 異形の姿・能力 |
|---|---|---|
| フィガーランド・ガーリング聖 | 科学防衛武神 | 詳細不明 |
| マーカス・マーズ聖 | 環境武神 | 以津真天 |
| トップマン・ウォーキュリー聖 | 法務武神 | 封豨 |
| イーザンバロン・V・ナス寿郎聖 | 財務武神 | 馬骨 |
| シェパード・十・ピーター聖 | 農務武神 | サンドワーム |
この一覧で重要なのは、サターン聖が現在のメンバーではないことです。
サターン聖は以前、科学防衛武神を務めていましたが、第1125話でイム様によって命を奪われました。その後、フィガーランド・ガーリング聖が後任として五老星に加わっています。
この交代劇は、五老星が不動の5人組ではなく、役職を引き継ぐ組織であることを示す重要な出来事でした。
なお、公式キャラクター紹介では、マーズ聖、ウォーキュリー聖、ナス寿郎聖、ピーター聖の役職がそれぞれ紹介されています。ガーリング聖の就任は原作第1125話で描かれた展開です。
【五老星の武神とは?】5人の役職と世界政府での役割

五老星の名前と並んで気になるのが、それぞれに与えられた「武神」という称号です。
彼らの肩書きには、科学、防衛、環境、法務、財務、農務といった国家運営に関係する分野が含まれています。
単に強力な戦士を5人集めたのではなく、世界政府の主要な政策領域を分担する支配者という構造です。
1.フィガーランド・ガーリング聖|科学防衛武神ガーリング聖は、かつて神の騎士団の最高司令官を務めていた人物です。
ゴッドバレー事件では「王者」として活躍し、天竜人を裁く権限も与えられていました。
第1125話でサターン聖の後任となり、科学防衛武神に就任。
ベガパンクのサテライトである欲(ヨーク)を直属の部下にすると宣言したことからも、科学技術と世界政府の軍事力を管理する立場を引き継いだことが分かります。
ただし、ガーリング聖自身の悪魔の実や異形の姿、具体的な戦闘能力は、2026年11月時点でも詳細が明らかになっていません。
2.マーカス・マーズ聖|環境武神マーカス・マーズ聖は、環境武神を務める五老星です。
長身で細身の体格と長い白髪が特徴。五老星の中でも比較的寡黙な印象があります。
エッグヘッドでは、巨大な鳥の怪物「以津真天」の姿を見せました。
飛行能力を活用して研究層へ接近し、フロンティアドームへの攻撃を仕掛けています。
環境武神という役職と怪物の姿がどのように結び付いているのかは、まだ完全には説明されていません。
3.トップマン・ウォーキュリー聖|法務武神ウォーキュリー聖は、五老星の中でも特に大柄な体格を持つ人物です。
法務武神という役職を担い、世界政府の法や秩序を管理する立場にあります。
異形の姿は、4本の巨大な牙を持つ怪物「封豨(ほうき)」です。
エッグヘッドでは、強烈な覇王色の覇気を咆哮として放ち、周囲の海兵や島全体にまで影響を及ぼしました。
加えて、ルフィのギア5による攻撃を受けても簡単には倒れない驚異的な耐久力を見せています。
攻撃力だけでなく、防御力にも優れた人物です。
4.イーザンバロン・V・ナス寿郎聖|財務武神ナス寿郎聖は、坊主頭と眼鏡、和装が特徴的な人物です。
財務武神を務め、五老星の中でも刀を使った戦闘能力が際立っています。
異形の姿は「馬骨」と呼ばれる骸骨の馬のような怪物です。
エッグヘッドでは、驚異的な速度で移動しながらパシフィスタを次々と無力化しました。
刀による斬撃には凍結を伴う描写もあり、広範囲の敵を短時間で制圧できる能力を持っています。
五老星の中でも、実際の戦闘場面が特に印象的な人物です。
5.シェパード・十・ピーター聖|農務武神ピーター聖は、金髪と口ひげ、首元の傷が特徴的な人物です。
農務武神を担当し、食料や農業に関連する分野を受け持つ立場にあります。
異形の姿は巨大なミミズの怪物「サンドワーム」です。
地中に潜る能力を持ち、敵を丸ごと飲み込むような攻撃を見せました。
ルフィを飲み込む場面もあり、その巨体と捕食能力は非常に脅威的です。
一見すると攻撃方法が単純に見えますが、地中から奇襲できる点は戦闘において大きな強みになります。
【五老星の異形の姿】能力と元ネタとなった怪物を解説
エッグヘッド編で大きな衝撃を与えたのが、五老星全員の怪物への変身です。
それまでの五老星は、聖地マリージョアで会議を行う老人たちという印象が強く、前線で直接戦う姿はほとんど描かれていませんでした。
しかし、第1110話では5人全員が怪物の姿を披露。人間離れした巨体と異常な再生能力によって、麦わらの一味を追い詰めます。
五老星の怪物と元ネタそれぞれの姿には、妖怪や神話上の怪物を思わせる名前が付けられています。
- サターン聖:牛鬼(ぎゅうき)
- 牛の頭と蜘蛛のような体を持つ日本の妖怪。
- 巨大な蜘蛛の脚や毒を使う攻撃が特徴。
- マーズ聖:以津真天(いつまで)
- 日本の伝承に登場する怪鳥。
- 巨大な翼を使った飛行と空中からの攻撃が特徴。
- ウォーキュリー聖:封豨(ほうき)
- 中国の古典に登場する巨大な猪の怪物。
- 巨大な牙と強靱な肉体を持つ。
- ナス寿郎聖:馬骨(ばこつ)
- 日本の妖怪伝承に登場する骸骨の馬。
- 骸骨のような姿と高速移動、刀による攻撃が印象的。
- ピーター聖:サンドワーム
- 砂の中に潜む巨大な怪物。
- 地中移動と捕食能力を持つ。
これらの名称は、TVアニメ第1144話の公式紹介でも確認できます。
ただし、名前の由来となった伝承が、そのまま作品内の能力設定に採用されているとは限りません。特に封豨は中国の古典に由来し、5体すべてを日本の妖怪と分類するのは正確ではありません。
妖怪の名称と実際のデザインを分けて考えると、尾田栄一郎氏が描いた怪物のモチーフをより深く理解できます。
【悪魔の実と再生能力】五老星はなぜ何度攻撃されても復活する?
五老星の戦闘能力で特に注目されるのが、異常な再生能力です。
通常のキャラクターであれば致命傷になるような攻撃を受けても、五老星は身体を再生させて戦闘を続けます。
エッグヘッドでは、身体を大きく損傷した状態から元に戻る描写があり、ルフィや巨人族の攻撃でも簡単には倒せませんでした。
悪魔の実の能力は判明しているのかここで注意したいのが、五老星の怪物への変身を悪魔の実の能力だと断定できない点です。
怪物の名前や姿は明らかになっていますが、それぞれが食べた悪魔の実の正式名称やモデル名は、作中で明確に説明されていません。
「幻獣種モデル牛鬼」「幻獣種モデル馬骨」といった呼び方は、現段階では確定した公式名称ではありません。
悪魔の実による変身なのか、それともイム様との契約によって与えられた特殊能力なのか。
この違いは、五老星の正体を考えるうえで非常に重要です。
再生能力はイム様との契約に関係している?エルバフ編で登場した契約の仕組みは、この疑問を考える大きな手掛かりになります。
第1167話では、契約に「浅海契約」「深海契約」「深々海契約」の3段階があると説明されました。
神の騎士団が結ぶ深海契約では、超人的な筋力や不死身の身体、五芒星を生成する能力が与えられることが判明しています。
五老星についても、最上位の深々海契約を結んでいる可能性が高いと考えられます。
ただし、深々海契約によって具体的にどの能力が付与されるのか、五老星全員の契約段階がどうなっているのかは、まだ詳細が明かされていません。
現段階で押さえておきたいのは、五老星の再生能力を単純に悪魔の実だけで説明できるとは限らないということです。
【イム様と五老星の関係】世界政府の頂点にいるのは誰?
五老星は世界政府の最高権力者として知られています。
しかし、物語が進むにつれて、五老星よりさらに上位に存在する人物の存在が明らかになりました。
それが、虚の玉座の主であるイム様です。
五老星はイム様に絶対の忠誠を誓っているイム様は世界の裏側から世界政府を支配する存在です。
五老星はイム様と直接謁見できる数少ない人物であり、その命令に従って世界の重要事項を決定しています。
ルルシア王国の消滅や歴史の隠蔽など、世界の根幹に関わる問題にもイム様の意向が反映されています。
五老星が世界政府の最高権力者と呼ばれていても、実際にはイム様の下に位置する存在です。
浅海契約・深海契約・深々海契約とは?エルバフ編で明らかになった契約の3段階は、イム様と世界政府の関係を理解する重要な設定です。
| 契約 | 関係する地位 | 判明している内容 |
|---|---|---|
| 浅海契約 | 神の従刃 | イム様の能力圏内で命令に逆らえなくなる |
| 深海契約 | 神の騎士団 | 超人的な力、不死の身体、五芒星の生成能力 |
| 深々海契約 | 五老星と考えられる | 最上位の契約。具体的な付与能力は未解明 |
第1167話では、五老星自身が契約には3段階あると説明しています。
また、深海契約と深々海契約は、合わせて13人しか結べない特別な契約として語られました。
契約によって強大な力を得る一方、契約者はイム様の支配から逃れられなくなります。
特に深海契約では、本人の意思や思考にまでイム様の影響が及ぶことが示されています。
五老星もイム様の支配から逃れられない?ここが五老星の正体を考えるうえで興味深い部分です。
五老星は世界を支配する側にいるように見えますが、さらに上位のイム様から支配される側でもあります。
その構造は、神の騎士団と五老星の関係にも共通しています。
五老星がなぜ異常な再生能力を持っているのか、なぜ遠距離からの召喚や意思疎通が可能なのか。
これらの能力も、イム様との契約に関係している可能性があります。
ただし、深々海契約の詳細や五老星の個々の能力との対応関係は、まだ確定していません。
【サターン聖の死亡理由】ガーリング聖はなぜ五老星になった?
五老星の歴史を大きく変えたのが、第1125話で描かれたサターン聖の最期です。
それまで五老星は、どれほど身体を損傷しても復活する存在として描かれていました。
ところが、サターン聖はイム様によって命を奪われます。
サターン聖が死亡した直接的な理由サターン聖が処刑された直接のきっかけは、エッグヘッドでジョイボーイを逃がしたことです。
エッグヘッド事件では、サターン聖が中心となってベガパンクの抹殺を進めていました。
しかし、ルフィたちの脱出を阻止できず、ベガパンクの世界に向けた配信も完全には止められませんでした。
その結果、任務は大きな失敗に終わります。
第1125話では、イム様がサターン聖に対してジョイボーイを逃がした理由を問い、制裁を加えました。
サターン聖の死亡までの流れ1. エッグヘッドでルフィたちを逃がしてしまう。
2. ベガパンクの配信を完全に阻止できず、世界に重大な情報が伝わる。
3. イム様がサターン聖に責任を問う。
4. サターン聖の身体から黒い煙のようなものが現れる。
5. 身体が急速に衰え、最終的に白骨化する。
注目すべきなのは、サターン聖が敵との戦闘で倒されたわけではないことです。
イム様の力によって、それまで保たれていた不死身の身体を失ったかのように描かれています。
つまり、五老星の不死性には絶対的な保証があるわけではありません。
フィガーランド・ガーリング聖の就任経緯サターン聖の死亡後、空席となった科学防衛武神の座に就いたのがガーリング聖です。
もともとガーリング聖は神の騎士団の最高司令官でした。
ゴッドバレー事件での活躍や天竜人を裁く権限など、以前から世界政府内部で極めて高い地位にいました。
第1125話では、ガーリング聖が五老星の前に現れ、自らが科学防衛武神を担うことを宣言しています。
この場面では、ほかの4人もガーリング聖の就任に驚いていました。
この交代劇から読み取れるのは、五老星という地位が個人に固定されたものではなく、イム様の意思によって交代させられる役職だということです。
また、ガーリング聖の就任は、神の騎士団と五老星という2つの組織のつながりを示す重要な出来事でもあります。
【五老星の強さランキング】戦闘描写から実力を比較
五老星の強さについては、公式の順位が発表されているわけではありません。
それぞれの能力が異なるうえ、戦闘描写の量にも差があります。
ここでは、エッグヘッド編で描かれた攻撃力、防御力、特殊能力、実際の戦績を基準に暫定的に比較します。
1位候補:トップマン・ウォーキュリー聖ウォーキュリー聖の最大の強みは、圧倒的な防御力と覇王色の覇気です。
ルフィのギア5による攻撃を受けても簡単には倒れず、強烈な咆哮によって周囲の敵を圧倒しました。
特に覇王色の覇気を広範囲に放つ描写は、五老星の戦闘能力の高さを象徴しています。
防御力と広範囲攻撃を兼ね備えている点で、最上位候補です。
2位候補:イーザンバロン・V・ナス寿郎聖ナス寿郎聖は、スピードと剣術に優れています。
パシフィスタを短時間で次々と無力化した描写は、五老星の中でも特に際立っています。
敵の防御を突破する攻撃力と高速移動を兼ね備えており、実戦での対応力は非常に高いと考えられます。
3位候補:ジェイガルシア・サターン聖(元メンバー)サターン聖はすでに死亡していますが、過去の戦闘描写を比較するうえでは重要な人物です。
牛鬼の姿に変身し、毒を使った攻撃や特殊な能力を披露しました。
何よりも、通常の攻撃では倒しきれない再生能力が脅威でした。
ただし、イム様によって死亡したため、単純に再生能力だけで最強と評価することはできません。
4位候補:マーカス・マーズ聖マーズ聖は飛行能力と広範囲への攻撃が強みです。
研究層のフロンティアドームに攻撃を仕掛けるなど、単独で施設の防御を突破しようとする描写がありました。
空中から攻撃できるため、地上戦とは異なる戦い方が可能です。
一方、直接的な一騎打ちの描写はまだ限られています。
5位候補:シェパード・十・ピーター聖ピーター聖は、サンドワームの姿を活用した地中移動と捕食能力が特徴です。
敵を飲み込む攻撃や奇襲は脅威ですが、ほかのメンバーと比べると、個人の戦闘能力を判断できる描写が少ない状況です。
ガーリング聖の強さは?現在の五老星であるガーリング聖については、神の騎士団最高司令官としての経歴から高い実力が期待されています。
しかし、五老星に就任してからの具体的な戦闘描写が十分ではないため、ランキングへの組み込みは保留するのが妥当です。
この順位はあくまで既出の戦闘描写を基準にした比較であり、作中の公式な強さの序列ではありません。
特にウォーキュリー聖の防御力とナス寿郎聖の攻撃力は性質が異なるため、対戦相手や戦場によって評価は変わります。
【ワンピースの五老星】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワンピースの五老星の現在のメンバーは誰ですか?
A1:2026年現在は、フィガーランド・ガーリング聖、マーカス・マーズ聖、トップマン・ウォーキュリー聖、イーザンバロン・V・ナス寿郎聖、シェパード・十・ピーター聖の5人です。サターン聖の後任としてガーリング聖が加入しました。
Q2:五老星は全員悪魔の実の能力者ですか?
A2:怪物の姿への変身は確認されていますが、全員の悪魔の実の名称やモデルは明らかになっていません。イム様との契約によって特殊能力を得ている可能性もあります。
Q3:サターン聖はなぜ死亡したのですか?
A3:エッグヘッドでジョイボーイ(ルフィ)を逃がした責任を問われ、イム様によって力を奪われたかのように身体が急速に衰え、白骨化しました。第1125話で描かれた出来事です。
Q4:五老星とイム様はどちらが偉いのですか?
A4:イム様が上位です。五老星は世界政府の最高権力者ですが、さらに上にいるイム様の命令に従う立場です。
Q5:五老星の中で最も強いのは誰ですか?
A5:公式な強さランキングはありません。戦闘描写ではウォーキュリー聖の防御力や覇王色、ナス寿郎聖の高速剣術が特に目立っています。ガーリング聖については実力を判断できる描写が不足しています。
Q6:五老星の異形の姿は何がモデルですか?
A6:サターン聖は牛鬼、マーズ聖は以津真天、ウォーキュリー聖は封豨、ナス寿郎聖は馬骨、ピーター聖はサンドワームです。日本の妖怪、中国の伝承、ファンタジーの怪物などがモチーフになっています。
ワンピースの五老星は、単なる世界政府の最高幹部ではありません。
エッグヘッド編で明らかになった怪物への変身能力、異常な再生能力、そしてイム様との契約によって、彼らが通常の人間とは異なる存在であることが強く示されました。
2026年11月現在、押さえておきたい要点は次の5つです。
- 現在の五老星はガーリング聖、マーズ聖、ウォーキュリー聖、ナス寿郎聖、ピーター聖の5人。
- サターン聖はイム様によって処刑され、科学防衛武神の座はガーリング聖に引き継がれた。
- 五老星の怪物の姿は、牛鬼や以津真天などの伝承上の怪物がモチーフになっている。
- 悪魔の実の正式名称や再生能力の詳細は、まだ完全には解明されていない。
- イム様との契約によって強大な力を得る一方、五老星自身もイム様の支配下にある。
特に注目したいのは、サターン聖の死亡です。
それまで不死身に近い存在として描かれていた五老星が、イム様の判断ひとつで命を失ったという事実は、世界政府の権力構造を根本から捉え直す出来事でした。
さらにガーリング聖の就任によって、五老星の座は個人のものではなく、イム様によって管理される役職であることも明確になりました。
今後の物語では、ガーリング聖の能力、五老星の契約の正体、そしてイム様が彼らに与えている力の限界が大きな焦点になります。
五老星の秘密を理解することは、世界政府の支配構造や空白の100年、そして『ONE PIECE』最終章の核心に迫るための重要な手掛かりになるはずです。
主な確認資料: 集英社・VIZの原作配信情報、ONE PIECE.comの公式キャラクター紹介とアニメ第1144話、アニメイトタイムズの2026年1月の契約設定解説、妖怪資料サイトYOKAI.JP。原作第1125話の交代劇と第1167話以降の契約設定を照合しています。