2026年11月1日現在、日本の総理大臣は高市早苗(たかいち・さなえ)氏です。首相官邸の「歴代内閣」公式名簿では、第105代内閣総理大臣として掲載されており、2026年2月18日に就任してから現在まで在職しています。高市氏は日本初の女性総理大臣であり、前任の石破茂氏から政権を引き継いだ人物です。
2026年の政治情勢を理解するうえで押さえておきたいのが、2月18日の第2次高市内閣発足と、9月17日の第2次高市改造内閣発足です。現在の内閣の正式な呼称や、なぜ高市氏が第104代から第105代になったのか、総理大臣はどのように選ばれるのかまで、首相官邸・国会の公的記録をもとに整理します。
【2026年最新】現在の総理大臣は高市早苗!第105代首相の在職状況

2026年現在の日本の総理大臣は、高市早苗氏です。
首相官邸が公開している「歴代内閣」の公式名簿では、高市氏は第105代内閣総理大臣として現職欄に掲載されています。在職期間は2026年2月18日から現在までと記録されています。
ここで注意したいのは、2026年11月時点の内閣の呼び方です。2月18日に発足した第2次高市内閣は、9月17日に内閣改造を実施しました。そのため、現在の閣僚名簿に記載されているのは第2次高市改造内閣です。
首相官邸が公表している最新の改造内閣閣僚名簿は、2026年10月15日現在のものです。総理大臣の欄には引き続き高市早苗氏が記載されています。
高市早苗首相の基本プロフィール- 氏名:高市早苗(たかいち・さなえ)
- 生年月日:1961年3月7日
- 出身地:奈良県
- 出身大学:神戸大学経営学部
- 政治的経歴:衆議院議員、総務大臣、経済安全保障担当大臣など
- 初就任日:2025年10月21日
- 第105代就任日:2026年2月18日
- 現在の内閣:第2次高市改造内閣
高市氏は、単に新しい総理大臣になったというだけではありません。日本の政治史において、女性が初めて内閣総理大臣に就任したという歴史的な節目を作った人物でもあります。
なお、現職の確認では、報道番組の過去の肩書や古いニュース記事よりも、首相官邸の「歴代内閣」と「閣僚等名簿」を優先するのが確実です。
【歴代首相との比較】石破茂から高市早苗へ交代した経緯と就任日
高市早苗氏の前に総理大臣を務めていたのは、石破茂氏です。
首相官邸の歴代内閣名簿によると、石破氏は第102代・第103代の総理大臣を務めました。その後、2025年10月21日に高市氏が第104代として指名され、日本の首相が交代しています。
さらに2026年2月18日には、国会で改めて首相指名選挙が行われ、高市氏が第105代として指名されました。同じ人物が再び首相に指名されたため、名前は変わらなくても代数は一つ進んでいます。
2024年から2026年までの総理大臣交代年表| 時期 | 総理大臣・内閣 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 2024年10月1日 | 石破茂・第102代 | 第1次石破内閣が発足。 |
| 2024年11月11日 | 石破茂・第103代 | 第2次石破内閣が発足。 |
| 2025年10月21日 | 高市早苗・第104代 | 高市内閣が発足。日本初の女性総理大臣が誕生。 |
| 2026年2月8日 | 衆議院議員総選挙 | 第51回衆議院議員総選挙が実施された。 |
| 2026年2月18日 | 高市早苗・第105代 | 首相指名を受け、第2次高市内閣が発足。 |
| 2026年9月17日 | 高市早苗・第105代 | 第2次高市改造内閣が発足。 |
この年表で注目したいのは、2025年10月と2026年2月の2回、高市氏が総理大臣に指名されている点です。
なぜ高市早苗は第104代から第105代になったのか総理大臣の代数は、人物の人数や内閣の改造回数を表すものではありません。内閣総理大臣として指名された順番を示しています。
2025年10月21日に高市氏が第104代として指名された後、2026年2月の衆議院議員総選挙を経て国会が召集されました。憲法第70条では、衆議院議員総選挙後に初めて国会が召集された場合、内閣は総辞職しなければならないと定められています。
その後、2026年2月18日の国会で首相指名選挙が実施され、高市氏が再び指名されました。このため、同じ高市氏であっても第105代として数えられることになったのです。
一方、9月17日の内閣改造は閣僚の交代を中心とするものであり、新たな首相指名ではありません。そのため、第105代という代数は変わっていません。
【日本初の女性総理大臣】高市早苗の経歴と政治家としての歩み
高市早苗氏は、1961年3月7日、奈良県で生まれました。
神戸大学経営学部を卒業後、松下政経塾で学び、米国連邦議会のCongressional Fellowを経験しています。その後、日本経済短期大学で教員を務めるなど、政治家になる前から経済・経営分野に関わってきました。
1993年7月には衆議院議員に初当選。国会議員として活動を続け、通商産業政務次官、経済産業副大臣、総務大臣、経済安全保障担当大臣などを歴任しました。
総務大臣などを経験した政治キャリア高市氏の政治経歴で重要なのは、総理大臣に就任する以前から、複数の重要な行政分野を担当してきたことです。
特に総務大臣としての経験は、地方自治、行政制度、情報通信など、国の行政運営に関わる分野に携わった実績として挙げられます。
また、経済安全保障担当大臣としての経験もあり、産業政策や安全保障に関わる行政分野にも関与してきました。
日本初の女性総理大臣という歴史的な意味2025年10月21日、高市氏が第104代内閣総理大臣に指名され、日本で初めて女性が総理大臣に就任しました。
それまで日本では、歴代の内閣総理大臣は男性でした。高市氏の就任は、長く続いてきた日本の政治における首相の性別構成を変える出来事となりました。
ただし、女性総理大臣の誕生と、政治や行政における男女の機会均等がすべて実現することは同じではありません。閣僚や政党幹部、国会議員の男女構成など、政治参加のあり方は引き続き検討すべきテーマです。
高市氏の就任を評価する際には、歴史的な意義だけでなく、実際の政策決定、国会での説明、行政運営の成果という複数の観点から見る必要があります。
【総理大臣の選び方】首相指名選挙は誰がどのように決める?
総理大臣は、国民が直接投票して選ぶ仕組みではありません。
日本では議院内閣制を採用しており、国会議員の中から国会の議決によって内閣総理大臣を指名します。根拠となるのは日本国憲法第67条です。
総理大臣が決まるまでの基本的な流れ- 国民が国会議員を選ぶ:衆議院議員選挙や参議院議員選挙を通じて国会議員が選出される。
- 国会で首相指名選挙を実施:衆議院と参議院のそれぞれで、内閣総理大臣にふさわしい国会議員を投票で指名する。
- 両院の指名を調整:両院で異なる人物が指名された場合は、憲法の規定に基づいて調整する。
- 内閣総理大臣が決定:憲法上の手続きに従い、天皇が国会の指名に基づいて内閣総理大臣を任命する。
- 内閣を組織:新しい総理大臣が国務大臣を任命し、内閣を発足させる。
衆議院と参議院で異なる候補者が指名された場合、両院協議会でも意見が一致しないときなどには、衆議院の議決が国会の議決となります。これが、衆議院の優越の一つです。
2026年2月18日の首相指名選挙では何が起きた?2026年2月18日、衆議院と参議院で内閣総理大臣の指名選挙が行われました。
衆議院本会議の公式議事録によると、投票総数464票のうち、高市氏は354票を獲得しました。過半数は233票だったため、衆議院では高市氏が1回目の投票で指名されています。
一方、参議院では最初の投票で過半数を獲得した候補者がいなかったため、決選投票が行われました。その結果、高市氏が指名され、最終的に第105代内閣総理大臣となりました。
この事例は、総理大臣が国民による直接選挙ではなく、国会の指名によって決まることを理解するうえで分かりやすい例です。
【内閣総理大臣の任期】総理大臣は何年間続けられる?
総理大臣の任期については、誤解されやすいポイントがあります。
日本国憲法には、内閣総理大臣について「4年間」などの固定された任期は定められていません。衆議院議員の任期や、政党の代表としての任期と、総理大臣の在職期間は別のものです。
総理大臣が交代する主なケース総理大臣の交代や内閣の総辞職につながる主なケースには、次のようなものがあります。
- 内閣総理大臣本人が辞任する場合。
- 衆議院で内閣不信任決議案が可決され、10日以内に衆議院が解散されない場合。
- 内閣総理大臣が欠けた場合。
- 衆議院議員総選挙後、初めて国会が召集された場合。
憲法第69条は、衆議院で内閣不信任決議案が可決された場合、内閣は10日以内に衆議院を解散しない限り総辞職しなければならないと定めています。
また、憲法第70条では、総理大臣が欠けた場合や衆議院議員総選挙後に初めて国会が召集された場合にも内閣の総辞職が必要とされています。
自民党総裁の任期と総理大臣の任期は別高市氏のように政党の代表と総理大臣を兼ねる政治家の場合、党の代表としての任期と、内閣総理大臣としての在職期間を混同しないことが大切です。
政党の代表は、その政党の規約や選挙制度に基づいて選ばれます。一方、総理大臣は憲法第67条に基づく国会の指名によって決まります。
そのため、政党の代表としての任期があるからといって、総理大臣の任期も自動的に同じ期間になるわけではありません。
総理大臣の在職期間を正確に知りたい場合は、首相官邸の歴代内閣名簿で就任日と退任日を確認するのが適切です。
【総理大臣と首相の違い】歴代総理大臣一覧と知っておきたい基礎知識
ニュースでは「総理大臣」「首相」「総理」という3つの表現が使われていますが、基本的には同じ役職を指しています。
総理大臣と首相は別の人物・役職なのか答えは同じです。
正式な役職名は内閣総理大臣です。「総理大臣」はその略称として広く使用され、「首相」も同じ役職を意味する一般的な呼び方です。
例えば、ニュースで「高市首相が会談した」と報じられた場合も、「高市内閣総理大臣が会談した」という意味になります。
法律上の役職名を確認するときは「内閣総理大臣」、日常的なニュースや会話では「首相」「総理」という表現を使うと理解しやすくなります。
日本の歴代総理大臣は誰から始まった?日本の初代内閣総理大臣は伊藤博文です。
1885年に初代総理大臣に就任し、近代日本の内閣制度の歴史が始まりました。その後、数多くの政治家が総理大臣を務め、2026年現在の高市早苗氏が第105代に当たります。
歴代総理大臣の代数は、同じ人物が複数回指名される場合にも進みます。そのため、歴代首相の人数と代数は必ずしも一致しません。
直近の歴代総理大臣を整理- 第105代:高市早苗(2026年2月18日~現在)
- 第104代:高市早苗(2025年10月21日~2026年2月18日)
- 第103代:石破茂(2024年11月11日~2025年10月21日)
- 第102代:石破茂(2024年10月1日~2024年11月11日)
- 第101代:岸田文雄(2021年10月4日~2024年10月1日)
- 第100代:岸田文雄(2021年10月4日~2021年11月10日)
- 第99代:菅義偉(2020年9月16日~2021年10月4日)
ここで第100代と第101代の岸田氏、第102代と第103代の石破氏、そして第104代と第105代の高市氏は、それぞれ同じ人物が異なる代数で記録されています。
これは、内閣が新たに発足する際に総理大臣が改めて指名されるためです。人物が同じでも、内閣総理大臣としての指名が新たに行われれば代数は進みます。
歴代の正式な就任日や在職日数、内閣の名称を調べる場合には、首相官邸の「歴代内閣」名簿が基本資料になります。
【総理大臣誰】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在の日本の総理大臣は誰ですか?
A1:2026年11月1日現在、日本の総理大臣は高市早苗氏です。首相官邸の公式名簿では第105代内閣総理大臣として掲載されています。
Q2:高市早苗総理大臣の就任日はいつですか?
A2:初めて総理大臣に就任したのは2025年10月21日です。その後、2026年2月18日に第105代として再び指名されました。
Q3:高市早苗氏は日本初の女性総理大臣ですか?
A3:はい。2025年10月21日に就任した高市早苗氏は、日本初の女性内閣総理大臣です。
Q4:高市早苗氏の前の総理大臣は誰ですか?
A4:石破茂氏です。石破氏は第102代・第103代の総理大臣を務め、2025年10月21日に高市氏へ交代しました。
Q5:現在の内閣は第2次高市内閣ですか?
A5:2026年2月18日に第2次高市内閣が発足しました。その後、9月17日に内閣改造が行われ、現在の正式な内閣名は第2次高市改造内閣です。
Q6:総理大臣は国民が直接選挙で決めるのですか?
A6:いいえ。国民が直接総理大臣を選ぶ制度ではありません。国民が選出した国会議員が、衆議院と参議院で首相指名選挙を行い、内閣総理大臣を指名します。
Q7:総理大臣の任期は4年間ですか?
A7:総理大臣に4年間という固定任期はありません。内閣の総辞職や新しい総理大臣の指名など、憲法上の手続きによって在職期間が決まります。
Q8:「総理大臣」と「首相」は何が違うのですか?
A8:基本的に同じ役職を指します。正式名称は内閣総理大臣で、総理大臣や首相はその略称・一般的な呼び方です。
2026年11月1日現在、日本の総理大臣は第105代・高市早苗氏です。2025年10月21日に第104代として初就任し、2026年2月18日の首相指名選挙で第105代に再び指名されました。
現在の内閣は、2月18日に発足した第2次高市内閣を9月17日に改造した、第2次高市改造内閣です。前任の石破茂氏から高市氏への交代と、その後の再指名を区別すると、2026年の政治の流れが理解しやすくなります。
総理大臣に関する情報を確認する際には、次の3点を意識してください。
- 人物を確認する:現在の総理大臣は高市早苗氏。
- 代数と内閣名を区別する:第105代という代数と、第2次高市改造内閣という内閣名は異なる情報。
- 公式記録を確認する:首相官邸の歴代内閣名簿と閣僚等名簿を基準にする。
特に重要なのは、総理大臣の交代と内閣改造を混同しないことです。首相が同じまま閣僚だけが交代するケースもあれば、同じ人物が再び首相に指名されて代数が進むケースもあります。
今後の日本政治を理解するうえでも、人物名だけでなく、就任日、代数、内閣の発足日を合わせて確認することが、ニュースを正確に読み解くための基本になります。