お笑いタレント、俳優、声優、演出家として長年活躍してきたラサール石井さん。知性派芸能人としてクイズ番組などにも出演してきた彼の学歴は、鹿児島の名門・ラ・サール高等学校から早稲田大学第一文学部へ進学したという経歴で知られています。
しかし、2025年6月30日に参議院議員選挙への出馬を表明した記者会見で、本人が「早稲田大学は卒業しておらず、4年間通って除籍になった」と説明したことで、改めて最終学歴に注目が集まりました。本人は「中退」と「除籍」を明確に区別し、最終学歴はラ・サール高校卒業であると説明しています。
【学歴一覧】ラサール石井の出身中学から大学までを時系列で紹介

ラサール石井さんは1955年10月19日、大阪府大阪市生まれ。本名は石井朗夫(いしい・あきお)さんです。
大阪で育った後、鹿児島県のラ・サール高等学校へ進学。高校卒業後は東京の早稲田大学第一文学部に進みました。
参議院の公式議員プロフィールにも、鹿児島ラ・サール学園高等学校卒業、早稲田大学第一文学部除籍と記載されています。芸能人の学歴を紹介するサイトでは「早大中退」と表記されることもありますが、本人が2025年の会見で訂正した内容とは異なります。
出身中学校は大阪市立住吉中学校ラサール石井さんの出身中学校は、大阪市立住吉中学校です。
大阪市住吉区の帝塚山周辺で育ち、中学時代から進学塾の入江塾に通っていました。2011年にPHP研究所から刊行された著書『人生で大切なことは手塚治虫が教えてくれた』の紹介文でも、ラサール石井さんと共著者の巽尚之さんが大阪市立住吉小学校、住吉中学校の同期生だったことが紹介されています。
本人も過去のインタビューで、大阪で過ごした少年時代や入江塾での経験について語っています。中学時代から受験を意識した環境に身を置いていたことが、後の鹿児島への進学につながりました。
高校受験でラ・サール高等学校へ進学中学校卒業後に進んだのが、鹿児島県鹿児島市にある私立のラ・サール高等学校です。
全国的にも難関進学校として知られる同校は、男子校で、中高一貫教育を行っています。ラサール石井さんは大阪から鹿児島へ移り、3年間の高校生活を送りました。
2022年の日刊スポーツのインタビューでは、高校時代の成績についても本人が振り返っています。本人の説明によれば、在籍していたクラスは260人で、自身の順位は260人中243番だったそうです。
このエピソードは、ラ・サール出身という肩書きだけから想像される、常に成績上位だった優等生というイメージとは少し違います。得意科目と苦手科目がありながら、独自の進路を選んでいった人物像が浮かび上がります。
【ラ・サール高校の偏差値】卒業までの経歴と芸名の由来
ラサール石井さんの学歴を語るうえで欠かせないのが、ラ・サール高等学校です。
同校は鹿児島県鹿児島市にある私立の男子進学校で、東京大学をはじめとする難関大学への進学実績でも知られています。ラサール石井という芸名も、この高校名に由来しています。
ラ・サール高等学校の偏差値はどれくらい?2026年度の高校受験情報では、ラ・サール高等学校の偏差値は情報提供元によって異なります。
例えば、「みんなの高校情報」では2026年度版の偏差値を77と掲載しています。一方、進研ゼミの2026年度入試情報では、普通課程を「60以上」としています。
これは模試の母集団や合格可能性の判定基準が異なるためです。学校公式サイトが偏差値を公表しているわけではないため、特定の数字だけを絶対的な基準として扱うのは適切ではありません。
また、現在の偏差値は2026年度の入試難度を示す参考値であり、ラサール石井さんが高校を受験した1970年代の入試難度と直接比較できる数字ではありません。
ラ・サール高校を卒業したことは公式プロフィールでも確認できるラサール石井さんがラ・サール高校を卒業した事実は、本人の発言だけでなく、参議院の公式議員プロフィールにも記載されています。
つまり、ラ・サール高校卒業は単なる芸名のイメージではなく、本人の正式な学歴です。
なお、北海道函館市にも函館ラ・サール高等学校がありますが、ラサール石井さんが卒業したのは鹿児島県のラ・サール高等学校です。両校を混同しないようにしたいところです。
芸名「ラサール石井」は高校名から生まれたラサール石井さんの芸名は、出身高校のラ・サール高等学校にちなんで付けられたものです。
参議院の公式プロフィールにも、ラ・サール高校卒業にちなみ「ラサール石井」と名乗るようになったと記載されています。
この芸名が広く知られるようになったことで、鹿児島出身の人物だと思われることもありますが、本人の出身地は大阪府大阪市です。
大阪で育ち、鹿児島の高校を卒業し、東京の大学へ進学するという経歴が、そのまま現在の芸名につながっています。
【早稲田大学第一文学部】東大受験から大学進学までの意外な経緯
ラサール石井さんは1974年、ラ・サール高等学校を卒業後、早稲田大学第一文学部へ進学しました。
ただし、最初から早稲田大学だけを志望していたわけではありません。本人のインタビューによると、高校時代には東京大学を受験しており、大学進学の背景には東京への強い憧れがありました。
高校時代に東京大学を受験するも不合格2022年7月の日刊スポーツのインタビューで、ラサール石井さんは高校時代の大学受験について詳しく振り返っています。
高校時代に東京大学を受験したものの、不合格。その後、浪人することは考えず、早稲田大学の受験に進みました。
本人によると、早稲田大学では第一文学部と政治経済学部を受験し、政治経済学部は不合格だったものの、第一文学部に合格しています。
東京大学に落ちたから仕方なく早稲田大学に進んだという単純な話ではありません。本人は、東京という街そのものに魅力を感じており、浪人して勉強を続けるよりも、早く東京で学生生活を始めたいという思いがあったことを明かしています。
早稲田大学ではミュージカル研究会に所属早稲田大学入学後、ラサール石井さんは学業だけに集中する学生生活を送っていたわけではありません。
本人の話によると、大学1年生の頃からミュージカル研究会に所属し、コメディーの脚本を書いたり、自ら演じたりしていました。
その活動がきっかけで先輩から放送作家の仕事を紹介され、大学在学中からテレビ業界の仕事にも携わるようになります。
加えて、役者を志して劇団テアトル・エコーの養成所にも入りました。そこで後にコント赤信号を結成する渡辺正行さん、小宮孝泰さんと出会います。
1977年には3人でコント赤信号を結成。大学での演劇活動や放送作家としての経験が、芸能界でのキャリアを築く重要な足掛かりとなりました。
2015年には約40年越しの東京大学再受験にも挑戦高校時代に不合格となった東京大学への思いは、その後も残っていました。
2015年には、日本テレビの特別番組『独占密着!ラサール石井 本気の東大受験!~運命の合格発表SP~』で、再び東京大学合格を目指す姿が放送されました。
報道によると、本人はこの再挑戦に向けて約5年前から勉強を始めていました。芸能活動や舞台演出の仕事を続けながら、問題集を持ち歩いて勉強する日々を送っていたといいます。
しかし、2015年の受験は不合格。オリコンニュースも合格には至らなかったことを報じています。
ここで押さえておきたいのは、東京大学への受験歴と、東京大学への進学歴は別だという点です。ラサール石井さんは東大を受験した経験がありますが、入学した大学は早稲田大学第一文学部です。
【中退ではなく除籍】早稲田大学を卒業していない理由と最終学歴の真相
ラサール石井さんの学歴で最も大きな注目を集めたのが、早稲田大学第一文学部を卒業しているのか、それとも中退したのかという問題です。
この疑問に対して本人が明確に説明したのが、2025年6月30日の参院選出馬表明会見でした。
2025年6月30日の会見で本人が「除籍」と説明日刊スポーツによると、会見では報道陣から最終学歴について質問され、早稲田大学第一文学部中退なのかと確認されました。
これに対し、ラサール石井さんは次のように説明しています。
「私は早稲田大学に4年通って、除籍になっています。『中退』と言うと経歴詐称になる」
加えて、本人はラ・サール高校卒業が正しい最終学歴であると説明し、早稲田大学については「中退」と記載しないよう求めました。
会見では、除籍という言葉の印象について冗談を交える場面もありましたが、学歴の表記については明確な姿勢を示しています。
参議院の公式議員プロフィールも、早稲田大学第一文学部について「除籍」と記載しています。
中退と除籍の違いとは?中退と除籍は、大学を卒業していないという点では共通しますが、学籍がなくなるまでの経緯が異なります。
一般的には、中退は大学を卒業する前に学生本人が退学手続きを行って学籍を離れることを指します。一方、除籍は大学の規則に基づいて学生の学籍が取り消されることを指します。
早稲田大学文学部の現行案内でも、本人が退学願を提出する退学手続きと、学費未納による抹籍は別項目として案内されています。また、大学の学則には在学年数、出席基準、必要単位数などに関する退学措置の規定があります。
つまり、大学を卒業していないという結果だけで、本人の意思による退学なのか、大学側の学籍処理なのかを判断することはできません。
なお、早稲田大学の現行制度では「学費未納による抹籍」という表現も使われていますが、これだけでラサール石井さんが学費未納を理由に除籍されたと判断することはできません。
本人は除籍になった事実を明かしていますが、その具体的な理由については、2025年の会見で説明していません。学費、出席状況、単位取得状況など、特定の理由を断定できる公表情報はありません。
ラサール石井の最終学歴は高卒なのか?答えはラ・サール高等学校卒業です。
早稲田大学第一文学部に入学して約4年間在籍した経歴はありますが、大学を卒業して学士号を取得したわけではありません。
学歴を卒業資格という基準で整理すると、次のようになります。
- 大阪市立住吉中学校:卒業
- ラ・サール高等学校:卒業
- 早稲田大学第一文学部:入学後、除籍
- 大学卒業資格:取得していない
したがって、大学進学経験はあるものの、最終学歴として記載されるのは高校卒業です。
ここで重要なのは、「早稲田大学に進学した」という経歴と「早稲田大学を卒業した」という経歴を混同しないことです。本人も会見で、この2つを明確に分けて説明しています。
【学歴詐称疑惑の真相】過去の報道と本人の発言を比較
ラサール石井さんの学歴をめぐる話題では、「早稲田大学中退」と紹介されてきた過去の報道と、本人が会見で示した「除籍」という説明の違いが注目されています。
ここでは、経歴の表記と実際の学歴を分けて整理します。
「早稲田大学中退」と紹介されたことがある理由過去の芸能ニュースやプロフィールでは、早稲田大学第一文学部を中退した人物として紹介されることがありました。
例えば、2015年のオリコンニュースも、東京大学の再受験を報じた記事の中で、早稲田大学を中退したという表現を使用しています。
一方、2025年の出馬会見で本人は、早稲田大学に通ったこと自体は認めたうえで、正確な学籍上の経緯は除籍だと訂正しました。
このため、過去の記事に「中退」と記載されていることだけを根拠に、本人の説明が誤りだと判断することはできません。
学歴詐称をしていたという事実はあるのか?2025年6月30日の会見で、ラサール石井さんは「経歴詐称はしておりません」と明言しています。
本人が問題にしたのは、大学に進学したという事実ではなく、大学を卒業したかのように受け取られる表記や、「中退」という説明の正確性でした。
参議院の公式プロフィールでも、早稲田大学第一文学部は「除籍」と記載されています。したがって、2026年現在の公的な経歴表記は、本人の会見での説明と一致しています。
少なくとも、早稲田大学を卒業したと本人が会見で主張したわけではありません。むしろ、大学卒業者ではないことを自ら明確にしています。
この一件は、学歴詐称が確定したという話ではなく、大学への在籍経験と卒業資格、そして中退と除籍という用語の違いが改めて注目された出来事として捉えるのが適切です。
学歴だけでは測れない芸能界での実績ラサール石井さんは、大学卒業という肩書きを持たない一方、芸能界では長年にわたり幅広い実績を積み重ねてきました。
1977年には渡辺正行さん、小宮孝泰さんとコント赤信号を結成。その後、フジテレビ系『オレたちひょうきん族』や『平成教育委員会』などに出演し、知性派タレントとしても認知されるようになりました。
加えて、1996年から放送されたテレビアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では主人公・両津勘吉の声を担当。声優としても幅広い世代に知られる存在となりました。
舞台では俳優だけでなく演出家としても活動し、ミュージカル『HEADS UP!』では読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞しています。
参議院の公式プロフィールにも、これらの芸能活動や受賞歴が掲載されています。大学卒業の有無と、その後に築いた職業上の実績は、別の尺度で評価する必要があります。
【2026年最新】ラサール石井の現在の活動は?参議院議員としての新たな経歴
2025年の参議院議員選挙への出馬は、ラサール石井さんのキャリアにおける大きな転換点となりました。
長年タレント、俳優、声優、演出家として活動してきた人物が、政治の世界に本格的に進出したためです。
2025年に社民党から参議院議員選挙へ出馬2025年6月30日、ラサール石井さんは国会内で会見を開き、社民党公認で参議院比例代表選挙に立候補することを正式に発表しました。
本人は政治について発言することを仕事の一つとして取り組む決意を語り、これまでSNSなどで続けてきた政治的な発信を、さらに本格化させる考えを示しました。
2025年7月20日の参議院議員選挙では初当選。選挙戦でも芸名の「ラサール石井」を使用しました。
同年9月には社民党副党首への就任も発表され、政治家としての活動領域を広げています。
2026年4月には社民党幹事長に就任2026年4月29日の社民党第21回定期全国大会では、新執行部の役員人事が発表されました。
社民党の公式発表によると、ラサール石井さんは幹事長、国会対策委員長、選挙対策委員長を兼務することになりました。
党の公式議員情報でも、2026年11月時点で参議院議員1期、幹事長として掲載されています。
参議院の議員プロフィールには、財政金融委員会、消費者問題に関する特別委員会、資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会への所属も記載されています。
2026年のラサール石井さんは、かつての「インテリ芸人」というイメージに加え、党運営や国会活動を担う政治家としての立場を確立しつつあります。
学歴から政治活動へつながる教育への関心興味深いのは、ラサール石井さんが2025年の当選後、教育政策についても発言していることです。
スポーツニッポンの報道によると、本人は大学までの教育費負担や奨学金問題に触れ、大学教育の無償化に挑戦したいとの考えを示しました。
また、英語教育については、受験対策の文法中心ではなく、会話を重視した教育への転換を提案しています。
自身は大学を卒業していないものの、難関進学校への進学、東京大学への受験、早稲田大学での演劇活動、そして芸能界での長いキャリアを経験してきました。
その経験を持つ人物が、今度は国会議員として教育政策に関わっている点は、学歴をめぐる話題を考えるうえでも興味深い部分です。
【プロの結論】ラサール石井の学歴を正しく理解する3つのポイントラサール石井さんの学歴について情報を整理する際には、次の3点を押さえると、誤った理解を避けられます。
1. 大学への進学と大学卒業は別の事実である。
早稲田大学第一文学部に入学したことは事実ですが、卒業はしていません。大学に在籍した経験を、大学卒業という学歴に置き換えることはできません。
2. 中退と除籍は同じ意味ではない。
本人は2025年の会見で除籍だったと明言しています。過去の記事の表現だけでなく、本人の説明と参議院の公式プロフィールを確認が必要です。
3. 最終学歴と社会的な実績は別の評価軸である。
大学卒業資格は取得していませんが、芸能界での実績、演出家としての受賞、声優としての代表作、そして参議院議員としての活動は、それぞれ独立した経歴です。
学歴という一つの情報だけで人物の能力や価値を決めつけるのではなく、実際に何を学び、何を成し遂げてきたのかを見ることが、ラサール石井さんの経歴を理解するうえで大切です。
【ラサール石井の学歴】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ラサール石井の出身中学校はどこですか?
A1:大阪市立住吉中学校です。大阪市住吉区の帝塚山周辺で育ち、中学時代から進学塾に通っていました。
Q2:ラサール石井はラ・サール高校を卒業していますか?
A2:はい。鹿児島県のラ・サール高等学校を卒業しています。参議院の公式議員プロフィールにも卒業歴が記載されています。
Q3:ラサール石井の大学はどこですか?
A3:早稲田大学第一文学部です。1974年に進学しましたが、大学卒業には至らず、約4年間在籍した後に除籍となっています。
Q4:ラサール石井の最終学歴は高卒ですか?
A4:はい。大学を卒業していないため、卒業資格としての最終学歴はラ・サール高等学校卒業です。
Q5:早稲田大学を除籍された理由は何ですか?
A5:本人は2025年6月の会見で、4年間在籍した後に除籍になったと説明しました。ただし、具体的な除籍理由については公表されていません。
Q6:ラサール石井は東京大学に合格したことがありますか?
A6:東京大学を受験した経験はありますが、高校時代の受験は不合格でした。2015年にも約40年越しの再挑戦をしましたが、こちらも不合格でした。
Q7:ラサール石井という芸名の由来は何ですか?
A7:卒業した鹿児島県のラ・サール高等学校に由来しています。本人の出身地は鹿児島ではなく大阪府大阪市です。
Q8:ラサール石井は2026年現在何をしていますか?
A8:参議院議員として国政に携わっています。2026年4月には社民党幹事長、国会対策委員長、選挙対策委員長に就任し、党運営にも関わっています。
ラサール石井さんの学歴を時系列で整理すると、大阪市立住吉中学校を経て、鹿児島県のラ・サール高等学校に進学。1974年に高校を卒業した後、早稲田大学第一文学部に進学しています。
大学には約4年間在籍しましたが、卒業には至らず除籍となりました。2025年6月30日の参院選出馬会見で本人がこの経緯を説明し、最終学歴はラ・サール高校卒業であると明確にしています。
芸名の由来も、この高校名にあります。東京大学への受験経験や、早稲田大学での演劇活動、コント赤信号での成功などを振り返ると、学歴だけでは語れないキャリアを築いてきたことが分かります。
そして2026年現在は、参議院議員として活動するだけでなく、社民党幹事長として党の運営にも携わっています。
ラサール石井さんの学歴を正しく表すなら、「ラ・サール高等学校卒業、早稲田大学第一文学部除籍」です。「早稲田大学卒業」でも「早稲田大学中退」でもなく、本人が公表し、参議院の公式プロフィールにも掲載されているこの表記が、現在確認できる正確な経歴です。