木村和士(きむら・かずし)さんは、北海道浦河町出身の日本人騎手です。1999年9月6日生まれで、2026年11月現在27歳。身長163cm、体重48kgというプロフィールを持ち、日本のJRA競馬学校を経てカナダへ渡り、北米競馬の舞台で実績を積み重ねてきました。
2018年のカナダデビューから、ソヴリン賞やエクリプス賞の受賞、カナダでの3年連続最優秀騎手獲得、そしてアメリカへの活動拠点移転へと、その歩みは着実に広がっています。2026年11月1日にはブリーダーズカップクラシックでテーオーパスワードに騎乗して4着に入るなど、現在も世界最高峰のレースに挑戦しています。
【木村和士のプロフィール】生年月日・出身地・身長・体重を紹介

木村和士騎手は、北海道で育ち、カナダを経由してアメリカへと活躍の場を広げた日本人ジョッキーです。
基本プロフィールを整理すると、次のようになります。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 木村和士(きむら・かずし) |
| 生年月日 | 1999年9月6日 |
| 年齢 | 27歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 北海道浦河町 |
| 身長 | 163cm |
| 体重 | 48kg |
| 職業 | 騎手(ジョッキー) |
| 騎手デビュー | 2018年 |
| デビュー国 | カナダ |
| 2026年の活動拠点 | アメリカ・カリフォルニア州 |
木村騎手は1999年9月6日生まれです。2026年9月に27歳の誕生日を迎えました。
20代の若さで北米のトップクラスに定着し、カナダとアメリカの競馬界でキャリアを築いてきた点が大きな特徴です。
出身地は北海道浦河町木村騎手の出身地は北海道浦河町です。浦河町は日高地方に位置し、競走馬の生産・育成に関わる牧場が集まる地域として知られています。
父親の忠之さんは、浦河町で競走馬の育成牧場「NO・9(ナンバーナイン)ホーストレーニングメソド」の代表を務めています。
幼い頃から馬に触れる環境が身近にあり、ポニーにまたがる経験を重ねていたことも、騎手を志すきっかけになりました。
身長163cm・体重48kgという体格日刊スポーツの2026年7月31日付の人物紹介では、木村騎手の身長は163cm、体重は48kgと紹介されています。
騎手は競走馬に騎乗する際、定められた負担重量に合わせる必要がある職業です。そのため、体重管理は競技生活に関わる重要な要素になります。
なお、48kgはプロフィールに掲載された体重であり、各レースの負担重量とは別の数字です。騎手の体重と馬が背負う重量を混同しないようにしましょう。
【生い立ちと経歴】JRA競馬学校を経てカナダへ渡った理由
木村和士騎手の経歴で注目されるのは、日本で騎手を目指しながら、最終的には海外でプロとしての道を切り開いたことです。
幼少期から馬に囲まれた環境で育つ父親が競走馬の育成牧場を経営していたことから、木村騎手にとって馬は幼い頃から身近な存在でした。
Jockeys Canadaの紹介記事でも、北海道で育ち、幼少期からポニーや馬に親しんでいた経歴が紹介されています。
一般的に騎手を目指す場合、競馬学校での専門教育や騎乗技術の習得が重要になります。木村騎手もJRA競馬学校に入学し、騎手になるための訓練を受けました。
JRA競馬学校を自主退学し、海外へ挑戦木村騎手はJRA競馬学校に入学したものの、卒業前に自主退学しています。
日本で騎手になる道を離れた後も、騎手になる夢を諦めることはありませんでした。2017年にカナダへ渡り、翌2018年にプロ騎手としてデビューします。
この決断は、その後のキャリアを大きく変える転機となりました。
海外での挑戦は決して簡単なものではありません。言葉や生活環境、競馬のスタイルなど、日本とは異なる環境に適応する必要がありました。それでも北米の競馬界に飛び込み、実績を積み重ねていきます。
【木村和士の経歴年表】カナダでの受賞から2026年の現在まで
木村騎手のキャリアを時系列で見ると、デビューから短期間で頭角を現し、その後も着実に大舞台へ進んでいることが分かります。
| 時期 | 主な出来事 | 実績・意味 |
|---|---|---|
| 幼少期 | 北海道浦河町で育つ | 父親の育成牧場を通じて馬に親しむ |
| 渡航前 | JRA競馬学校に入学 | 騎手を目指して専門教育を受ける |
| 2017年 | カナダへ渡る | 海外で騎手になる道を選択 |
| 2018年 | カナダで騎手デビュー | ソヴリン賞の最優秀見習騎手賞を受賞 |
| 2019年 | 年間148勝を記録 | エクリプス賞の最優秀見習騎手賞を受賞 |
| 2020年 | G1初制覇 | グレツキーザグレートでサマーSを勝利 |
| 2021~2023年 | カナダ競馬で活躍 | 3年連続で最優秀騎手賞を受賞 |
| 2023年 | ケンタッキーダービー初騎乗 | マンダリンヒーローと参戦 |
| 2024年 | アメリカ西海岸へ活動拠点を移す | サンタアニタなどで騎乗 |
| 2025年 | 北米通算1000勝を達成 | 長年の北米での実績が大台に到達 |
| 2026年11月 | ブリーダーズカップクラシックに参戦 | テーオーパスワードで4着 |
この年表で特に注目したいのは、2018年のデビューから2019年の国際的な受賞まで、わずか1年ほどしか経過していない点です。
また、カナダで実績を積んだ後にアメリカへ移籍していることも、木村騎手のキャリアを理解するうえで要点です。
【カナダ時代の実績】ソヴリン賞・エクリプス賞とG1制覇
木村騎手が国際的な評価を得るきっかけになったのが、カナダでの活躍です。
2018年にソヴリン賞の最優秀見習騎手賞を受賞2018年、木村騎手はカナダのウッドバイン競馬場などで104勝を挙げ、デビュー初年度から存在感を示しました。
その実績が評価され、カナダ競馬の年度表彰であるソヴリン賞で最優秀見習騎手賞を受賞しています。
翌2019年には148勝を記録し、北米の年度表彰であるエクリプス賞でも最優秀見習騎手賞を獲得しました。日本人として初めて同部門を受賞したことも、大きな歴史的実績です。
2020年にはG1初制覇2020年9月、木村騎手はグレツキーザグレート(Gretzky the Great)に騎乗し、カナダのG1サマーSを制覇しました。
これが木村騎手にとって初めてのG1勝利です。その後も大舞台での勝利を重ね、2022年にはルージール(Rougir)とのコンビでG1イー・ピー・テイラーS、2023年にはゴールドフェニックス(Gold Phoenix)とのコンビでG1フランク・E・キルローマイルSを制しています。
2021~2023年はカナダの最優秀騎手に3年連続で選出カナダでの評価を象徴するのが、2021年、2022年、2023年の3年連続で最優秀騎手賞を獲得したことです。
見習騎手として評価された段階から、トップジョッキーとして競争する段階へと成長したことを示す実績です。
Jockeys CanadaやAmerica's Best Racingの競技プロフィールでも、これらの受賞歴やG1勝利が紹介されています。
2023年にはケンタッキーダービーにも騎乗2023年には、大井所属のマンダリンヒーローとのコンビでケンタッキーダービーに初参戦しました。
日本人騎手による同レースへの騎乗は、1995年の武豊騎手以来28年ぶり、史上2人目という歴史的な出来事でした。
この経験は、木村騎手がカナダだけでなく、アメリカの競馬界でも存在感を高めていく転機の一つになりました。
【木村和士の現在】2026年はカナダではなく米国カリフォルニアが拠点
木村和士騎手の現在について、押さえておきたいのが活動拠点の変化です。
カナダで長く活躍したため、現在もカナダを拠点としていると思われることがあります。しかし、2024年からはアメリカ西海岸へ活動の中心を移しています。
2024年からアメリカ西海岸へ移籍日刊スポーツが2026年7月31日に掲載した独占インタビューでは、木村騎手は米国カリフォルニア州を拠点に活動していると紹介されています。
主な舞台となるのは、ロサンゼルス近郊のサンタアニタ競馬場や、サンディエゴ近郊のデルマー競馬場です。
カナダで培った経験を生かしながら、アメリカの競馬界で新たな実績を築いています。
2025年には北米通算1000勝を達成2025年9月には、北米通算1000勝という大きな節目に到達しました。
日刊スポーツの2026年7月の人物紹介では、通算1105勝、G1・8勝という実績も掲載されています。これは同記事掲載時点の紹介数値であり、その後の騎乗成績によって変動します。
また、2026年7月のインタビューでは、今後の目標としてケンタッキーダービーやブリーダーズカップでの勝利を挙げています。
2026年11月1日のブリーダーズカップクラシックで4着「やっぱりケンタッキーダービーだったり、ブリーダーズカップで勝つことが目標ですね」
出典:日刊スポーツ・2026年7月31日掲載の独占インタビュー
2026年の大きな話題となったのが、11月1日(日本時間)にアメリカのキーンランド競馬場で行われたブリーダーズカップクラシックです。
木村騎手は日本から参戦したテーオーパスワードに騎乗。結果は7頭立ての4着でした。
レースでは最内枠から好スタートを決め、逃げ馬の後ろにつける形で進めました。直線でもしぶとく脚を伸ばし、前年の同レース覇者フォーエバーヤングの5着を上回っています。
JRAの公式レース結果でも、テーオーパスワードの4着と木村騎手の騎乗が記録されています。
これは単に海外の大レースに参加したというだけではありません。日本馬を世界的な舞台で上位争いに導いた、2026年の重要な実績です。
【人物像と騎乗スタイル】木村和士が海外で評価される理由
木村騎手の特徴を考えるうえで重要なのは、海外へ挑戦する決断力と、異なる競馬環境への適応力です。
挑戦を続ける姿勢2026年7月の日刊スポーツのインタビューでは、海外へ渡った理由について、自分から挑戦することの大切さを語っています。
「チャレンジしないと始まらない。」
出典:日刊スポーツ・2026年7月31日掲載の独占インタビュー
JRA競馬学校を離れ、カナダへ渡り、さらにアメリカへと活動の場を広げた経歴を振り返ると、この言葉には本人の歩みが表れています。
レース展開を読み、馬の能力を引き出す判断力2026年のブリーダーズカップクラシックでの騎乗にも、木村騎手の判断力が表れています。
レース後、木村騎手はテーオーパスワードについて、砂をかぶることを避けるために逃げ馬の後ろを確保する作戦を取ったと説明しました。
実際にレースでは、そのプランに沿って内側の好位置を確保。直線で前が開いた際には勝機を感じる場面もありました。
ラジオNIKKEIが掲載したレース後のコメントでも、事前の作戦と実際の騎乗内容が一致していたことが分かります。
競馬界の変化にも前向きな考え同インタビューでは、女性騎手や若手騎手の活躍についても前向きな姿勢を示しています。
競馬界にも変化が必要だという考えを持ち、新しい世代が活躍することを歓迎している点も印象的です。
海外の多国籍な騎手たちと競争する環境で活動しているからこそ、競技の変化や多様性を身近に感じていることがうかがえます。
【プロの結論】木村和士の経歴から分かる本当の評価ポイント
木村和士騎手のキャリアを評価する際には、単純な勝利数だけでなく、どのような環境で実績を積み上げてきたかを見る必要があります。
特に注目したいのは、次の3点です。
1. 日本から北米へ挑戦したキャリアの独自性
JRA競馬学校を中退した後、カナダで騎手デビューを果たし、世界的な競馬の舞台で結果を残しました。国内の一般的な騎手キャリアとは異なる経路で、国際的な評価を獲得した点に価値があります。
2. 見習騎手からトップジョッキーへの成長
2018年のソヴリン賞、2019年のエクリプス賞、2021~2023年のカナダ最優秀騎手賞という受賞歴は、一時的な好成績ではなく、継続的に評価されてきたことを示しています。
3. カナダでの成功に満足せず、アメリカで挑戦を続けていること
2024年に活動拠点をアメリカへ移し、2025年には北米通算1000勝を達成。2026年にはブリーダーズカップクラシックで4着に入るなど、さらに大きな舞台を目指しています。
木村騎手を知る際には、カナダ時代の受賞歴だけで評価を止めず、アメリカ移籍後の実績や直近の騎乗結果まで確認することが大切です。
【木村和士に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:木村和士騎手の生年月日はいつですか?
A1:1999年9月6日です。2026年11月現在27歳です。
Q2:木村和士騎手の出身地はどこですか?
A2:北海道浦河町です。父親が同町で競走馬の育成牧場を運営しており、幼い頃から馬に親しんで育ちました。
Q3:木村和士騎手の身長と体重は?
A3:プロフィール掲載値では身長163cm、体重48kgです。日刊スポーツの2026年7月の人物紹介にも掲載されています。
Q4:木村和士騎手は現在もカナダを拠点にしていますか?
A4:2024年からアメリカ西海岸へ活動拠点を移しています。2026年7月の日刊スポーツのインタビューでは、カリフォルニア州を拠点としていると紹介されています。
Q5:木村和士騎手はJRA競馬学校を卒業していますか?
A5:卒業していません。JRA競馬学校に入学しましたが、卒業前に自主退学し、その後カナダへ渡って騎手デビューしました。
Q6:木村和士騎手の主な受賞歴は何ですか?
A6:2018年のソヴリン賞最優秀見習騎手賞、2019年のエクリプス賞最優秀見習騎手賞、2021~2023年のカナダ最優秀騎手賞などがあります。
Q7:2026年現在の木村和士騎手の最新実績は?
A7:2026年11月1日のブリーダーズカップクラシックで、テーオーパスワードに騎乗して4着に入りました。今後の目標として、ケンタッキーダービーやブリーダーズカップでの勝利を掲げています。
木村和士騎手は、1999年9月6日生まれ、北海道浦河町出身の騎手です。身長163cm、体重48kgというプロフィールに加え、幼少期から馬に親しんできた生い立ちが知られています。
JRA競馬学校を中退した後、2018年にカナダでデビュー。ソヴリン賞やエクリプス賞の受賞、カナダでの3年連続最優秀騎手賞など、北米競馬界で数々の実績を残してきました。
2024年からはアメリカ西海岸に活動拠点を移し、2025年には北米通算1000勝を達成。さらに2026年11月のブリーダーズカップクラシックでは、テーオーパスワードとのコンビで4着という結果を残しました。
カナダで成功した日本人騎手という過去だけでなく、アメリカで新たな目標に挑み続ける現在こそ、木村和士騎手の大きな魅力です。今後のG1戦線やケンタッキーダービー、ブリーダーズカップでの活躍にも注目が集まります。
主な事実確認資料: 日刊スポーツ(2026年7月31日独占インタビュー)、JRA公式2026年ブリーダーズカップクラシック結果、ラジオNIKKEI、Jockeys Canada、America's Best Racing。