2026年現在、NHKの人気紀行・教養番組『ブラタモリ』でタモリさんの旅のパートナーを務めてきたアナウンサーは、歴代8人です。2008年のパイロット版で初代アシスタントを務めた久保田祐佳さんから、2025年のレギュラー放送復活後に出演している8代目の佐藤茉那さんまで、時代ごとに異なる顔ぶれが番組を支えてきました。
歴代アナウンサーには、桑子真帆さん、近江友里恵さん、林田理沙さん、浅野里香さん、野口葵衣さんなど、その後もNHKの看板番組で活躍した人物が並びます。2024年3月のレギュラー放送終了、同年11月の特番復活、2025年4月のレギュラー放送再開を経て、2026年11月現在の出演状況にも注目が集まっています。
この記事では、歴代8人の担当時期、経歴・学歴、交代の背景、人気ランキングを年代順に整理します。
【歴代アナウンサー一覧】ブラタモリを担当した8人を年代順に紹介

『ブラタモリ』は2008年12月14日のパイロット版から始まり、2009年10月にレギュラー番組として本格的にスタートしました。
歴代アシスタントは、番組の休止期間や特番を挟みながら交代しています。
まずは8人の担当時期を確認しましょう。
| 代 | アナウンサー | 担当時期 | 主な位置づけ |
|---|---|---|---|
| 初代 | 久保田祐佳 | 2008年12月~2012年4月 | パイロット版・第1~3シリーズ |
| 2代目 | 首藤奈知子 | 2015年1月 | 新春パイロット版 |
| 3代目 | 桑子真帆 | 2015年4月~2016年4月 | 第4シリーズ |
| 4代目 | 近江友里恵 | 2016年4月~2018年3月 | 第4シリーズ |
| 5代目 | 林田理沙 | 2018年4月~2020年3月 | 第4シリーズ |
| 6代目 | 浅野里香 | 2020年4月~2022年4月 | 第4シリーズ |
| 7代目 | 野口葵衣 | 2022年4月~2024年3月 | 第4シリーズ |
| 8代目 | 佐藤茉那 | 2024年11月~現在 | 特番・第5シリーズ |
※担当時期はパイロット版・特番を含む番組出演歴を基準に整理しています。佐藤茉那さんは2024年11月の特番で初登場し、2025年4月からレギュラー出演しています。
この一覧で特に押さえておきたいのは、首藤奈知子さんの位置づけです。
首藤さんは2015年1月のパイロット版を担当しましたが、同年4月から始まったレギュラーシリーズのアシスタントは桑子真帆さんです。
そのため、首藤さんは歴代2代目として数えられる一方、レギュラーシリーズの歴代担当者とは区別して考える必要があります。
また、2012年4月から2015年1月までは番組の放送に空白期間がありました。2024年3月にもレギュラー放送がいったん終了しています。
このように、単純に毎年アナウンサーが交代してきたわけではありません。
【歴代8人のプロフィール】経歴・学歴と番組での役割
歴代アシスタントは、それぞれ異なる経歴を持っています。
番組での立ち位置も一様ではなく、初期の番組を支えた久保田さん、番組人気の拡大期を担った桑子さんや近江さん、そして新しいシリーズを引き継いだ佐藤さんまで、個性の違いが番組の魅力につながっています。
1.久保田祐佳|初代アシスタント・番組の原点を支えた存在久保田祐佳さんは、2008年12月のパイロット版から2012年4月まで担当した初代アシスタントです。
静岡県出身で、慶應義塾大学文学部を卒業。2005年にNHKへ入局しました。
『ブラタモリ』では、パイロット版から第1~第3シリーズまで、番組の基礎を築く時期を担当しています。
久保田さんの魅力は、専門的な知識を一方的に説明するのではなく、視聴者と同じ目線で疑問を投げかける姿勢でした。
地形や歴史の話題に対して自然な反応を見せることで、難しいテーマも親しみやすく伝わります。
番組初期のスタイルを確立した人物として、現在も歴代アシスタントを語るうえで欠かせない存在です。
2.首藤奈知子|2015年新春パイロット版を担当首藤奈知子さんは、2015年1月6日のパイロット版でアシスタントを務めました。
愛媛県松山市出身で、日本女子大学家政学部を卒業。2003年にNHKへ入局しています。
首藤さんは、NHKのニュース・情報番組などでキャリアを重ねてきたアナウンサーです。
『ブラタモリ』では2015年の新春特番を担当しました。
担当回数はほかの歴代アシスタントと比べて限られていますが、久保田さんから桑子さんへと続く番組の歴史のなかで、再スタートをつなぐ役割を果たしました。
首藤さんについては、レギュラーシリーズを長期間担当した人物と混同しないことがポイントです。
3.桑子真帆|番組の知名度拡大期を担った3代目桑子真帆さんは、2015年4月11日から2016年4月2日まで担当した3代目アシスタントです。
神奈川県出身で、東京外国語大学を卒業。2010年にNHKへ入局しました。
長野放送局、広島放送局を経て東京アナウンス室へ異動し、『ブラタモリ』への出演によって全国的な知名度を高めました。
桑子さんの特徴は、タモリさんとの軽快なやり取りと、街の発見を素直に楽しむ姿勢です。
歴史や地形の解説を受けた際のリアクションも番組の見どころとなり、視聴者にとって親しみやすい旅のパートナーとして存在感を示しました。
その後は『ニュースウオッチ9』などの報道番組を担当し、2017年にはNHK紅白歌合戦の総合司会も務めています。
バラエティー番組での柔らかい進行と、報道番組での落ち着いた伝達力。その両方を経験したキャリアは、歴代アシスタントのなかでも印象的です。
4.近江友里恵|親しみやすさで高い人気を獲得した4代目近江友里恵さんは、2016年4月30日から2018年3月24日まで担当しました。
高知県出身で、早稲田大学政治経済学部を卒業。2012年にNHKへ入局しています。
熊本放送局、福岡放送局を経て東京アナウンス室へ異動し、桑子さんの後任として『ブラタモリ』に出演しました。
近江さんは、自然体のリアクションや親しみやすい雰囲気が特徴です。
タモリさんとの掛け合いでも堅苦しさがなく、街歩きを一緒に楽しんでいる様子が伝わってきました。
2018年4月には朝の情報番組『あさイチ』のメインキャスターに就任。全国的な知名度をさらに高めます。
その後、2021年3月末にNHKを退職しました。退職時には、アナウンサー以外の仕事にも挑戦する意向を本人が説明しています。
近江さんは、番組卒業後のキャリア転換という点でも注目された人物です。
5.林田理沙|音楽の専門性を持つ5代目林田理沙さんは、2018年4月21日から2020年3月14日まで担当した5代目アシスタントです。
長崎県生まれ、神奈川県育ち。東京藝術大学音楽学部を卒業し、同大学院音楽研究科修士課程を修了しています。
2014年にNHKへ入局しました。
音楽を専門的に学んできた経歴を持つ林田さんは、落ち着いた進行と丁寧な受け答えが印象的でした。
『ブラタモリ』では、専門家の解説を聞きながら街の歴史や地形の秘密を学ぶ旅のパートナーとして出演。
番組での経験を経て、報道・情報番組でも活躍するようになりました。
知的で落ち着いた雰囲気を好む視聴者からも支持を集め、歴代アシスタントの人気調査でも上位に入っています。
6.浅野里香|コロナ禍の番組を支えた6代目浅野里香さんは、2020年4月11日から2022年4月2日まで担当しました。
東京都出身で、聖心女子大学を卒業。2016年にNHKへ入局しています。
松江放送局、札幌放送局を経て、2020年度から『ブラタモリ』のアシスタントに就任しました。
浅野さんの担当期間は、新型コロナウイルス感染症の影響が大きかった時期と重なります。
番組内でも、従来のような自由な街歩きが難しい状況がありました。
2022年4月2日の最終出演では、2年間の旅を振り返り、タモリさんからもねぎらいの言葉が送られました。
浅野さんは、番組で巡った場所や地層の境界線である構造線などを振り返り、担当期間を締めくくっています。
7.野口葵衣|福岡放送局から全国の旅へ進出した7代目野口葵衣さんは、2022年4月9日から2024年3月9日まで担当しました。
新潟県出身で、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業。2018年にNHKへ入局しています。
初任地は山形放送局で、その後、福岡放送局へ異動しました。
福岡放送局に所属したまま『ブラタモリ』のアシスタントを務めたことも特徴です。
2022年4月の初登場では、大名屋敷をテーマにした東京の街歩きに参加しました。
野口さんの魅力は、明るく自然なリアクションと、タモリさんとの会話のテンポです。
専門的な説明に対して視聴者の疑問を代弁するような反応を見せ、街の歴史を身近に感じさせてくれました。
2024年3月の卒業後は、東京アナウンス室に移り、2025年度には『ニュースウオッチ9』のリポーターを担当することが発表されています。
8.佐藤茉那|2025年のレギュラー復活を引き継いだ8代目神奈川県横浜市出身で、慶應義塾大学商学部を卒業。2020年にNHKへ入局しました。
初任地は熊本放送局で、2024年4月に広島放送局へ異動しています。
佐藤さんは、2024年11月2日から4日に放送された3夜連続スペシャルでタモリさんの旅のパートナーを担当しました。
その後、2025年4月5日から始まったレギュラー放送にも引き続き出演しています。
2026年6月のMANTANWEBのインタビューでは、レギュラー出演2年目を迎えた佐藤さんの番組への向き合い方が紹介されました。
特に印象的なのが、収録時の心得として語った「知っているふりも知らないふりもしない」という姿勢です。
知らないことは素直に質問し、知っていることは自然に受け止める。そのスタンスは、視聴者と一緒に街の魅力を発見する『ブラタモリ』の番組コンセプトにも通じています。
2026年11月現在も、佐藤さんはタモリさんの旅のパートナーとして出演しています。
【交代の経緯を検証】なぜ歴代アナウンサーは入れ替わったのか?
『ブラタモリ』の歴代アシスタント交代には、NHKの人事異動や番組編成の変更が深く関係しています。
それぞれの交代時期を整理すると、番組の歴史とNHKの番組制作の変化が見えてきます。
2012年から2015年:最初の放送休止期間久保田祐佳さんが担当した第3シリーズは2012年4月に終了しました。
その後、2015年1月に首藤奈知子さんがパイロット版を担当し、同年4月に桑子真帆さんをアシスタントに迎えてレギュラー放送が復活しました。
この時期は、番組の新しい展開へ向けた切り替えの期間だったと整理できます。
2015年から2020年:番組の成長と担当者の交代2015年4月から桑子さん、2016年4月から近江さん、2018年4月から林田さん、2020年4月から浅野さんへと交代しました。
この期間は、レギュラー放送が定着し、番組の認知度も高まっていった時期です。
アナウンサーの交代は、NHKの年度改編や担当番組の変更と連動しています。
近江さんは『あさイチ』へ、林田さんは別の報道・情報番組へと活動の幅を広げました。
2020年から2024年:コロナ禍を経て野口さんへ浅野さんから野口さんへの交代は2022年4月でした。
新型コロナウイルスの影響が残るなか、番組は引き続き街の歴史や地形を紹介する旅を続けました。
野口さんの担当終了後、2024年3月9日の放送をもって、それまでのレギュラー放送に一区切りがつきます。
2024年11月から2025年4月:佐藤さんと番組復活2024年3月のレギュラー放送終了後、同年11月に3夜連続のスペシャル版が放送されました。
この特番で新たに登場したのが佐藤茉那さんです。
NHKは2024年12月18日、2025年4月からのレギュラー放送復活を発表しました。
そして2025年4月5日、毎週土曜日午後7時30分からの新シリーズがスタート。
番組の基本コンセプトを維持しながら、街道を歩くシリーズ企画など、新しい試みにも取り組む体制となりました。
2026年にはレギュラー放送2年目に入り、佐藤さんが継続して出演しています。
【人気ランキング】ブラタモリ歴代アシスタントで人気が高いのは誰?
歴代アナウンサーのなかで、特に人気が高いのは誰なのでしょうか。
参考になる調査の一つが、2024年11月に女性自身が紹介した歴代アシスタントの人気ランキングです。
20~60代の男女500人を対象にしたウェブアンケートで、結果は次のようになりました。
1位:桑子真帆さん(89票)
2位:久保田祐佳さん(44票)
3位:林田理沙さん(40票)
4位:近江友里恵さん(36票)
5位:首藤奈知子さん(15票)
6位:浅野里香さん(14票)
7位:野口葵衣さん(10票)
桑子さんは89票を獲得して1位となりました。
タモリさんとの軽妙な掛け合いや、自然なリアクションが印象に残っている視聴者も多いと考えられます。
また、『ブラタモリ』出演後に『ニュースウオッチ9』や紅白歌合戦などを担当したことも、幅広い層に名前が知られるきっかけになりました。
2位・久保田祐佳さんが支持された理由2位は初代の久保田さんでした。
番組開始当初から出演していたこともあり、初期シリーズを見ていた視聴者にとって思い入れの深い存在です。
番組の原点を知るアシスタントとして、現在も根強い支持があります。
3位・林田理沙さんが支持された理由3位は林田さんです。
落ち着いた進行と知的な雰囲気が特徴で、音楽の専門教育を受けた経歴も注目されています。
人気ランキングを見る際の注意点このランキングは2024年10月31日に実施された調査をもとにしており、2025年に登場した佐藤さんは対象に含まれていません。
また、アンケートの対象者や年代が異なれば順位も変わります。
実際、ITmedia系のねとらぼリサーチが紹介した40代以下の男性を対象とする別の調査では、近江さんと林田さんが同率1位、野口さんが3位という結果でした。
つまり、人気ランキングは調査条件によって変わるものであり、アナウンサーとしての能力や番組への貢献度をそのまま順位にしたものではありません。
【番組の魅力を分析】歴代アナウンサーに共通する役割とは?
『ブラタモリ』は、一般的な旅行番組とは少し違います。
観光名所を訪れて感想を紹介するだけではなく、地形、地質、歴史、都市計画などの視点から、街が現在の姿になった理由を読み解いていく番組です。
そのため、アシスタントの役割も重要になります。
1.視聴者の疑問を代弁する専門家の説明は、地質や地形に詳しくない人にとって難しく感じられる場合があります。
そこでアシスタントが率直に質問することで、解説の内容が整理され、視聴者も理解しやすくなります。
2.タモリさんとの掛け合いで専門知識を身近にするタモリさんは地形や鉄道、地理などに幅広い関心を持っています。
アシスタントが驚いたり、疑問を投げかけたりすることで、専門的なテーマにも自然な会話が生まれます。
歴代アナウンサーの個性が番組の雰囲気に影響するのは、この部分です。
3.アナウンサー自身の成長につながる歴代アシスタントには、出演後に全国向けのニュース番組や情報番組で活躍した人もいます。
桑子真帆さん、近江友里恵さん、林田理沙さんなどは、その代表例です。
街歩きの経験を通じて、視聴者に分かりやすく説明する力や、専門家との対話力を磨く機会になったと考えられます。
ただし、『ブラタモリ』への出演が将来のキャリアを保証するわけではありません。
番組での経験をどのように生かすかは、本人の担当業務やその後のキャリアによって異なります。
よくある誤解と正しい理解- 歴代8人全員がレギュラーシリーズを担当した?
いいえ。首藤奈知子さんは2015年1月のパイロット版のみの担当です。
- 佐藤茉那さんは2025年に初めて出演した?
いいえ。初登場は2024年11月のスペシャル版です。
- 近江友里恵さんはNHKを退職してフリーアナウンサーになった?
NHK退職後はアナウンサー以外の仕事に挑戦する意向を本人が説明しています。フリーアナウンサーへの転身とするのは正確ではありません。
- 人気ランキング1位が最も優秀なアシスタント?
いいえ。人気調査は視聴者の好みを反映したもので、アナウンサーとしての能力を評価する公式ランキングではありません。
【よくある質問】ブラタモリの歴代アナウンサーに関するFAQ
Q1:ブラタモリの歴代アナウンサーは全部で何人ですか?
A1:2026年11月現在、歴代アシスタントは全部で8人です。久保田祐佳さん、首藤奈知子さん、桑子真帆さん、近江友里恵さん、林田理沙さん、浅野里香さん、野口葵衣さん、佐藤茉那さんです。
Q2:ブラタモリの初代アシスタントは誰ですか?
A2:初代は久保田祐佳さんです。2008年12月のパイロット版から2012年4月まで担当し、番組初期を支えました。
Q3:ブラタモリの現在のアナウンサーは誰ですか?
A3:2026年11月現在、8代目の佐藤茉那さんです。2024年11月のスペシャル版で初登場し、2025年4月からのレギュラー放送にも出演しています。
Q4:首藤奈知子さんは何代目ですか?
A4:2代目です。2015年1月6日のパイロット版を担当しました。レギュラーシリーズで長期間担当したわけではありません。
Q5:ブラタモリで最も人気が高いアナウンサーは誰ですか?
A5:2024年の女性自身による500人調査では、桑子真帆さんが89票で1位でした。ただし、調査対象によって順位は変わります。
Q6:近江友里恵さんは現在もNHKに所属していますか?
A6:いいえ。近江さんは2021年3月末にNHKを退職しました。退職時には、アナウンサー以外の仕事に挑戦する意向を明かしています。
Q7:佐藤茉那さんの出身大学はどこですか?
A7:慶應義塾大学商学部です。2020年にNHKへ入局し、熊本放送局を経て広島放送局に異動しました。
『ブラタモリ』の歴代アシスタントは、2008年の番組開始から2026年まで、合計8人です。
初代の久保田祐佳さんから、桑子真帆さん、近江友里恵さん、林田理沙さん、浅野里香さん、野口葵衣さんへと受け継がれ、2024年11月からは佐藤茉那さんが旅のパートナーを務めています。
特に注目したいのは、2025年4月のレギュラー放送復活です。2024年3月にいったん区切りを迎えた番組が、新しい企画を取り入れながら再スタートしました。
2026年11月現在も佐藤さんが出演を続けており、歴代アナウンサーの系譜は新しい段階に入っています。
歴代アシスタントの魅力は、単なる人気や知名度だけではありません。視聴者と同じ目線で驚き、疑問を持ち、タモリさんや専門家と一緒に街の謎を解き明かす姿勢こそが、番組を長く愛される存在にしてきた理由です。
これからの『ブラタモリ』でも、佐藤茉那さんがどのような発見や表情を見せてくれるのか、そして番組がどんな新しい街の魅力を届けてくれるのかに注目したいところです。
主な事実確認資料: 歴代担当時期と交代履歴、NHKの番組改編発表、2026年の佐藤茉那アナの出演状況、人気ランキング調査。