ワコールのインナーウェアブランド「ウイング」のブラトップは、ラクな着心地と美しいバストシルエットの両立を目指したカップ付きインナーです。なかでも人気シリーズの「シンクロブラトップ」は、アンダーバスト部分にゴムを使用しない設計が特徴。締め付け感を抑えながら、左右一体型の成型カップでバストラインを整えます。
2026年は夏向けの吸汗速乾タイプに加え、10月9日には新たに「シンクロブラトップ肌側綿100%」が登場しました。肌に触れる部分の素材や季節ごとの快適性にこだわったラインアップが広がっています。価格は税込2,970円が中心で、モデルによってサイズ展開や素材が異なります。
【基本情報】ウイングブラトップとは?シンクロブラトップが支持される理由

ウイングは株式会社ワコールが展開するインナーウェアブランドです。ブラジャーやショーツ、肌着などを取り扱い、日常生活に取り入れやすい着心地と機能性を重視した商品を展開しています。
その代表的な商品の一つが「シンクロブラトップ」です。2019年4月に発売され、2025年12月までのシリーズ累計出荷枚数は200万枚を突破しました。2024年度にはグッドデザイン賞も受賞しています。
最大の特徴はアンダーゴムをなくした構造一般的なブラトップでは、バストの下に配置されたゴムによってカップを安定させる構造が採用されることがあります。しかし、アンダー部分のゴムが肌に食い込んだり、汗をかいたときに不快感につながったりすることもあります。
シンクロブラトップは、こうした悩みに配慮してアンダーバスト部分にゴムを使用しない設計を採用しています。伸縮性のある素材やパワーネットを活用することで、締め付けを軽減しながらフィット感を保つ仕組みです。
加えて、左右一体型の成型カップがバストを寄せ上げ、自然な丸みのあるシルエットに整えます。背中部分もゴムによる段差が出にくい設計で、薄手のトップスを着たときのラインにも配慮されています。
アンダーゴムなしでも支えられるのはなぜ?ここで誤解しやすいのが、「アンダーゴムなし=バストを支える力がない」という考え方です。実際には、カップの形状や身生地の伸縮性を組み合わせてフィットさせる設計になっています。
ただし、ワイヤー入りブラジャーのように細かくサイズを調整する商品とは構造が異なります。強い補整力や激しい運動時のホールド力を求める人には、通常のブラジャーやスポーツブラのほうが適する場合があります。
【2026年最新モデル比較】肌側綿100%・吸汗速乾・綿混は何が違う?
2026年のウイングブラトップ選びで注目したいのは、素材による着用感の違いです。同じシンクロブラトップでも、汗対策を重視したタイプ、綿の肌触りを重視したタイプ、肌に触れる部分だけ綿100%にしたタイプがあります。
2026年10月発売の肌側綿100%モデル2026年10月9日、ワコールは「シンクロブラトップ肌側綿100%」と「シンクロハーフトップ肌側綿100%」を発売しました。10月13日付の公式ニュースリリースで発表された新シリーズです。
最大の特徴は、肌に触れる本体内側に吸汗速乾性のある綿100%素材を使用していることです。汗を吸収しながら乾きやすい素材を採用し、肌に触れる部分のさらっとした着心地を目指しています。
また、薄く柔らかな左右一体型の成型カップを採用。アンダーゴムをなくし、脇の縫い目も減らすことで、肌への刺激や締め付け感に配慮しています。
重要なのは、商品全体が綿100%という意味ではないことです。ブラトップ全体の素材表示はナイロン55%、綿35%、ポリウレタン10%。あくまで肌側の素材が綿100%という仕様です。
夏用の吸汗速乾タイプと綿混タイプ夏におすすめなのが「シンクロブラトップ(吸汗速乾タイプ)」です。2026年6月9日のワコールの発表では、夏の汗や熱による不快感に対応する商品として紹介されました。
身生地には吸汗速乾性のある素材を使用し、カップ部分を除く裏打ちには通気性や接触冷感性に配慮した素材を採用しています。汗をかきやすい背中のべたつきや蒸れが気になる人に適したタイプです。
一方、綿混タイプは綿の肌触りを好む人に向いています。代表的なET1132は綿95%、ポリウレタン5%の素材構成です。肌に触れる部分だけでなく、身生地の綿混素材を重視したい人に選択肢となります。
2026年11月2日時点で確認できる主なモデルを整理すると、次のようになります。
| モデル | 主な特徴 | サイズ展開 | 税込価格 | おすすめの用途 |
|---|---|---|---|---|
| 肌側綿100%タイプ ET6111 | 肌側綿100%・吸汗速乾・アンダーゴムなし | M・L・LL | 2,970円 | 肌触り重視・秋冬・就寝時 |
| 吸汗速乾タイプ ET1152 | 吸汗速乾・背中の接触冷感・アンダーゴムなし | S~4L | 2,970円 | 夏・汗をかきやすい日 |
| 綿混タイプ ET1132 | 綿95%・ポリウレタン5% | S~5L | 2,970円 | 綿の肌触り・普段使い |
| 肌側綿100%ハーフトップ KB1050 | 肌側綿100%・締め付けを軽減 | M・L・LL | 2,750円 | リラックスタイム・就寝時 |
※価格はワコール公式通販の掲載価格を基準としています。セールや販売店舗によって異なる場合があります。サイズもカラーや品番によって取り扱いが異なります。
秋冬用の保温タイプも選べる冬場にブラトップを使う場合は、保温タイプも候補になります。ウイングでは、気温差が気になる季節に向けた、あたたかく伸びのよいシンクロブラトップも展開しています。8分袖タイプもあり、通常のノースリーブタイプとは異なる使い方ができます。
ワコールの2026年10月の発表によると、同社の調査ではブラトップを使用すると回答した人の割合は2024年の43%から2025年には60%に増加。秋冬に使用すると回答した人も22%から45%へ増えています。
この数字はワコールが実施した調査の結果であり、全国の女性全体の利用率を直接示すものではありません。それでも、ブラトップが夏だけのインナーではなく、年間を通して使う衣類へと広がっていることを示す材料になります。
【口コミ・評判を検証】ウイングブラトップの着心地は本当にいい?
ウイングブラトップの口コミでは、締め付け感の少なさ、肌触り、バストの収まりなどが評価のポイントになっています。一方、カップの大きさやフィット感には個人差があり、すべての人に同じ着用感が得られるわけではありません。
公式通販のレビュー評価を比較2026年11月初旬に確認できるワコール公式通販の商品評価は、吸汗速乾タイプET1152が4.5点(250件)、綿混タイプET1132が4.4点(165件)、新しい肌側綿100%タイプET6111が3.9点(7件)です。いずれも5点満点の表示です。
既存モデルは一定数のレビューが集まっている一方、10月発売の新モデルはまだ投稿数が少なく、評価だけで優劣を判断するのは早い段階です。また、レビューにはモニター利用による評価が含まれる場合があります。
良い口コミで目立つポイント既存モデルのレビューでは、アンダー部分の締め付けが気になりにくいことや、長時間着用しても比較的ラクに過ごせることが評価されています。
特に吸汗速乾タイプでは、さらっとした生地の肌触りや、カップがズレにくいという感想が見られます。綿混タイプでは、柔らかな着心地や、ゴムによる圧迫感が少ない点を評価する声が確認できます。
こうした感想は、ブラジャーのアンダー部分が苦手な人や、仕事・家事などで長時間インナーを着用する人にとって参考になるでしょう。
気になる口コミ・購入前に知っておきたい注意点一方、注意したいのがカップのサイズ感です。公式通販の新モデルET6111のレビューには、カップがやや大きく感じたという感想と、小さめに感じたという感想の両方があります。
また、ボリュームのあるバストの場合、日中にこれ1枚で着用するにはホールド感が物足りないと感じた利用者もいます。その一方で、締め付けが少ないナイト用インナーとしては使いやすいという評価も見られました。
つまり、ウイングブラトップの評判を判断するときは、単純な星の数よりも、どのモデルをどのような体型・用途で着用した人の感想なのかを確認することが大切です。
【サイズ感とサイズ選び】S~5Lの目安と失敗しない選び方
ウイングブラトップは、一般的なブラジャーのようにカップとアンダーの組み合わせだけで選ぶ商品ではありません。S・M・L・LLなどのサイズ表記を採用しているモデルが多く、基本的にはバスト寸法を基準に選びます。
サイズごとのバスト寸法の目安ワコール公式のS~5Lサイズ表では、バスト寸法の目安は次のようになっています。
- S:72~80cm
- M:79~87cm
- L:86~94cm
- LL:93~101cm
- 3L:100~108cm
- 4L:107~115cm
- 5L:114~122cm
隣り合うサイズの寸法は一部重なっています。そのため、バスト寸法だけで機械的に決めるのではなく、ブラジャーのカップサイズとアンダーバストの組み合わせに対応した商品別サイズ表も確認しましょう。
2026年の肌側綿100%モデルはM~LL展開特に注意したいのが、2026年10月発売のET6111です。このモデルはM・L・LLの3サイズ展開で、既存の吸汗速乾タイプや綿混タイプにあるS・3L・4L・5Lまでの幅広いサイズ展開とは異なります。
肌側綿100%という仕様が魅力的でも、自分に合うサイズがなければ本来の着用感を得にくくなります。購入時には、素材だけでなくサイズ展開も確認してください。
サイズ選びで確認したい3つのポイント1.トップバストを正確に測る
バストの最も高い位置を基準に、メジャーが床と平行になるように測ります。以前購入したブラトップと同じサイズを選ぶ場合でも、体型の変化によってフィット感が変わることがあります。
2.アンダーバストとのバランスを確認する
同じトップバスト寸法でも、アンダーバストとの差によってカップの収まり方は変わります。ワコール公式のサイズ対応表で、普段のブラジャーのカップとアンダーから該当するサイズを確認する方法もあります。
3.カップ上辺と脇のフィット感を確認する
試着できる場合は、カップ上辺が浮いていないか、脇にバストが流れていないか、腕を動かしたときに裾がずり上がらないかをチェックします。きつさを感じないことだけでなく、バストがカップに自然に収まっていることも重要です。
サイズ選びで迷った場合は、単純に大きいサイズへ変更するのではなく、カップの浮きやバストのはみ出しなど、どの部分に違和感があるのかを確認しましょう。
【用途別の選び方】ブラトップとカップ付きインナーはどう使い分ける?
ブラトップとカップ付きインナーは、販売現場ではほぼ同じ意味で使われることが多い言葉です。どちらもブラジャーのカップ機能をインナーに組み込んだ衣類を指します。
ただし、商品ごとにカップの形状、ホールド力、素材、アンダー部分の構造は異なります。商品名だけで判断するのではなく、実際の設計を比較することが大切です。
通常のブラジャーとの違い通常のブラジャーは、カップサイズやアンダーサイズを細かく選び、ストラップやホックなどでフィット感を調整できる商品が中心です。バストの形を整えたい人や、しっかりしたホールド力を求める人に向いています。
ブラトップは、インナーとブラジャーの役割を1枚にまとめられる点が魅力です。着替えの手間が少なく、リラックスタイムや日常使いにも取り入れやすい反面、細かなサイズ調整や強い補整力では通常のブラジャーに及ばない場合があります。
季節別・用途別のおすすめモデル夏の通勤や外出:吸汗速乾タイプがおすすめです。汗をかきやすい背中の不快感を軽減したい人や、さらっとした着心地を求める人に適しています。
肌触りを重視する日常使い:綿混タイプが候補です。綿の柔らかな風合いを好む人に向いています。
秋冬や就寝時:肌側綿100%タイプは、肌に触れる部分の快適性を重視する人におすすめです。さらに寒さが気になる場合は保温タイプも検討できます。
自宅でのリラックスタイム:締め付けを抑えたシンクロブラトップやハーフトップが選択肢になります。日中と就寝時の両方に使えるモデルもあります。
ウイングブラトップが向いている人・向いていない人おすすめできる人
- アンダー部分のゴムによる締め付けが苦手な人
- ブラジャーとインナーを1枚にまとめたい人
- 自然なバストシルエットを重視する人
- 汗対策や綿素材など、季節や肌触りに合わせて選びたい人
- 日中だけでなく自宅や就寝時にも使いたい人
別の商品も検討したい人
- ワイヤー入りブラジャーのような強い補整力を求める人
- 激しい運動でもバストをしっかり固定したい人
- カップサイズを細かく調整したい人
- 肌側綿100%モデルでM・L・LL以外のサイズが必要な人
【洗濯方法とお手入れ】ブラトップを長く使うための注意点
ブラトップは肌に直接触れる時間が長く、汗や皮脂が付着しやすい衣類です。快適な着心地を維持するためには、日常的なお手入れも大切です。
ウイングのシンクロブラトップは、公式商品情報で洗濯機洗いが可能とされています。ただし、素材やモデルによって取り扱い表示が異なる場合があるため、実際の商品タグを優先してください。
基本的な洗濯方法1.洗濯ネットに入れる
カップ部分や身生地の傷みを抑えるため、洗濯ネットを使用する方法がおすすめです。ほかの衣類との摩擦や絡まりも軽減できます。
2.洗濯機の弱水流・おしゃれ着コースを活用する
洗濯表示に適合する範囲で、衣類への負担が少ないコースを選びましょう。洗剤も商品表示に従って使用してください。
3.脱水後は形を整える
強くねじったり絞ったりせず、カップ部分や裾の形を整えてから干します。高温乾燥は素材や成型カップに負担をかける可能性があるため、乾燥機の使用可否も洗濯表示で確認してください。
4.直射日光や高温を避けて乾燥させる
素材の劣化を抑えるため、風通しのよい場所で乾燥させるとよいでしょう。
カップの取り扱いにも注意シンクロブラトップの肌側綿100%モデルは、カップと本体を一体化した縫製を採用しています。取り外し式のパッドを出し入れする必要がなく、洗濯時にカップがずれる心配にも配慮されています。
この構造は、洗濯のたびにパッドを整える手間を減らせる点でも便利です。ただし、洗濯機で洗えるからといって、強い摩擦や高温乾燥に耐えられるという意味ではありません。商品ごとの洗濯表示を守ることが長持ちの基本です。
【ウイングブラトップ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ウイングブラトップはアンダーゴムが本当にありませんか?
A1:シンクロブラトップは、アンダーバスト部分にゴムを使用しない設計です。伸縮性のある素材などでフィット感を保ちながら、締め付け感の軽減を目指しています。ただし、裾など別の部分には伸縮性のある仕様が使われています。
Q2:肌側綿100%モデルは商品全体が綿100%ですか?
A2:いいえ。肌に触れる本体内側が綿100%という意味です。ET6111の素材表示はナイロン55%、綿35%、ポリウレタン10%です。
Q3:ウイングブラトップは夏と冬の両方で使えますか?
A3:使えます。夏は吸汗速乾タイプ、秋冬は肌側綿100%タイプや保温タイプなど、気温や汗の量に合わせて選ぶ方法がおすすめです。
Q4:ウイングブラトップの価格はいくらですか?
A4:代表的なシンクロブラトップは税込2,970円が中心です。2026年発売の肌側綿100%ブラトップも2,970円、対応するハーフトップは2,750円です。セールや販売店によって価格は変動します。
Q5:寝るときにも着用できますか?
A5:肌側綿100%モデルを含む一部のシンクロブラトップは、日中と就寝時の両方を想定した設計です。睡眠中のバストの脇流れをやさしくサポートします。ただし、スポーツブラや強い補整力を持つナイトブラとは目的が異なります。
ウイングブラトップの魅力は、アンダーゴムをなくしたシンクロブラトップの設計と、用途に合わせて選べる素材のラインアップにあります。
2026年は、夏の汗対策に適した吸汗速乾タイプに加え、10月9日発売の肌側綿100%モデルが登場しました。綿混タイプや保温タイプも含め、季節に応じた選択肢が用意されています。
選ぶ際の要点は、次の3つです。
- 着心地:締め付けを軽減したいならアンダーゴムなしのシンクロブラトップ。
- 素材:夏は吸汗速乾、綿の風合いなら綿混、肌に触れる部分の快適性なら肌側綿100%。
- サイズ:バスト寸法だけでなく、カップとアンダーのバランス、商品ごとのサイズ展開を確認する。
特に注意したいのは、同じシンクロブラトップでも、素材やサイズ展開が同一ではないことです。肌側綿100%という魅力だけで決めるのではなく、自分の体型に合うサイズがあるか、日中用なのか就寝用なのかまで考えて選ぶことが失敗を防ぐポイントになります。
着心地のよさとバストシルエットの両方を求める人にとって、ウイングのシンクロブラトップは検討する価値のある選択肢です。2026年の新モデルも含め、季節や生活スタイルに合った1枚を選んでみてください。
主な根拠資料:ワコール公式ニュースリリース、ワコールウェブストアの商品仕様・購入者レビュー、公式サイズ表。