ファンにとって気になるのが、番組の復活だ。
2019年3月29日の最終回で、速水もこみちは最後に「また!」とあいさつした。この言葉が、将来的な復活を期待するきっかけになったことは確かだ。
では、2026年11月現在、テレビで再び「MOCO'Sキッチン」を見られる可能性はあるのだろうか。
テレビでの復活は正式発表されている?現時点で、日本テレビから「MOCO'Sキッチン」のレギュラー放送再開や新シリーズについて、正式な発表は確認できない。
復活を考える際には、次の3つを区別する必要がある。
| 形態 | 現状 |
|---|---|
| ZIP!でのレギュラー復活 | 正式発表なし |
| 特別番組・単発企画 | 実施決定の発表なし |
| YouTubeでの料理発信 | 2026年も活動を展開 |
YouTubeで料理を紹介する活動が続いていることと、日本テレビの番組として復活することは別問題だ。
復活するとしたら、どんな形が考えられる?編集者の視点から考えると、かつての毎朝の短時間コーナーをそのまま再現する以外にも、さまざまな展開が考えられる。
- 過去の1896レシピを振り返る特別番組
- ゲストを招いた料理対決やコラボ企画
- 京都の食材や生産者を紹介する新しい料理番組
- YouTubeとテレビを組み合わせた企画
ただし、これらは番組の実績と現在の活動から考えられる企画案であり、実際に制作が決まったものではない。
注目したいのは、速水もこみちの活動がテレビだけに依存しなくなったことだ。
YouTubeでは自分のペースで料理を発信でき、noden.では料理を実際に提供できる。テレビ番組の終了によって失われたのは、毎朝決まった時間に放送する機会であって、料理を届ける活動そのものではない。
【プロの結論】モコズキッチンが8年間愛された本当の理由

「MOCO'Sキッチン」の歴史を振り返ると、1896というレシピ数以上に注目すべきことがある。
それは、料理とエンターテインメントを結びつけた番組づくりだ。
速水もこみちは、単に料理を完成させるだけではなく、食材の扱い方、調味料の使い方、盛り付け、調理中の所作まで含めて一つの映像作品として見せていた。
オリーブオイルを豪快に使うスタイルも、その象徴だった。
番組から学べる3つのポイント1. 個性はコンテンツのブランドになる
オリーブオイルや高い位置からの調味料の投入は、誰が料理しているのかを一目で伝える特徴だった。独自のスタイルを確立したことが、番組の認知度につながった。
2. 継続的な発信が視聴者との関係を築く
約8年間、1896品を紹介し続けた実績は、毎日の放送を積み重ねた結果だ。単発の話題性だけでは、これほど長く記憶に残る企画にはなりにくい。
3. メディアが変わっても専門性は生かせる
テレビ終了後も、YouTubeやレストランという異なる場所で料理を発信している。これは、出演する媒体と本人の専門的な活動を分けて考える必要性を示している。
「MOCO'Sキッチン」は終了した。しかし、速水もこみちが料理を通して人と人をつなぐという方向性は、2026年の活動にも受け継がれている。
【よくある質問】モコズキッチンに関するFAQ
Q1:モコズキッチンはいつ終了しましたか?
A1:2019年3月29日です。2011年4月に始まり、約8年間で1896品のレシピを紹介しました。
Q2:モコズキッチンの終了理由は視聴率低迷ですか?
A2:日本テレビが公表した理由は「ZIP!」の番組リニューアルに伴うコーナー終了です。公式の改編説明では、視聴率低迷を終了理由として説明していません。
Q3:最終回で作った料理は何ですか?
A3:「10種のワンスプーン」です。過去に紹介した世界各国の料理をスプーンの上で表現した、最終回にふさわしい内容でした。
Q4:1896品のレシピは今でも見られますか?
A4:日本テレビの公式バックナンバーで、過去の放送内容や月別レシピを探せます。2011年から2019年までのアーカイブが残されています。
Q5:速水もこみちは2026年現在も料理をしていますか?
A5:はい。公式YouTubeチャンネル「M's TABLE」で料理を発信しているほか、京都のレストラン「noden.」を運営しています。
Q6:京都のnoden.に行けば速水もこみちに会えますか?
A6:本人は不定期でシェフ・オペレーターとして料理を振る舞います。常時店舗にいるわけではないため、来店日に必ず会えるとは限りません。
Q7:モコズキッチンは復活する予定がありますか?
A7:2026年11月現在、テレビでのレギュラー放送再開は正式発表されていません。YouTubeでの料理活動は続いていますが、テレビ版の復活とは区別する必要があります。
「MOCO'Sキッチン」は、2011年4月から2019年3月29日まで約8年間にわたり放送され、全1896品のレシピを紹介した人気料理コーナーだった。
終了の直接的な理由は、日本テレビが説明した「ZIP!」の番組リニューアル。視聴率低迷や不祥事による終了という説明ではない。
最終回では「10種のワンスプーン」を披露し、速水もこみちは料理が人と人をつなぐことの素晴らしさを語った。
そして2026年、速水もこみちは新たな活動を展開している。
- YouTube「M's TABLE」での料理発信
- 京都のレストラン「noden.」の開業
- 2027年のお正月に向けた監修おせち「稀翠」
- 生産者と食べる人をつなぐ新しい食の取り組み
かつての番組を懐かしむ人にとって、1896品のレシピは今も貴重な財産だ。
テレビのコーナーとしての「MOCO'Sキッチン」は終わった。しかし、速水もこみちの料理人生は終わっていない。むしろ、テレビという枠を離れ、自分自身の店と発信の場を持つことで、新しい段階に進んでいる。
これからも注目したいのは、オリーブオイルで話題を集めた料理人が、京都という土地からどんな食の魅力を発信していくのかという点だ。