2022年の漫才日本一を決める「M-1グランプリ2022」では、11月30日に決勝進出者9組が発表されました。過去最多となる7,261組がエントリーした大会で、初めて決勝の舞台に立つ5組が選ばれたことも大きな話題となりました。
決勝進出を決めたのは、真空ジェシカ、ダイヤモンド、ヨネダ2000、男性ブランコ、さや香、ウエストランド、キュウ、カベポスター、ロングコートダディの9組です。その後、12月18日の敗者復活戦を勝ち抜いたオズワルドを加えた10組が決勝で競い、最終的にウエストランドが第18代王者に輝きました。
【M-1グランプリ2022】11月30日に発表された決勝進出者9組の一覧

M-1グランプリ2022の決勝進出者は、2022年11月30日に東京・竹芝のNEW PIER HALLで開催された準決勝を経て発表されました。
発表された9組は、異なる芸風や漫才のスタイルを持つ顔ぶれです。前年からの経験を生かして再び決勝に挑むコンビと、初めて大舞台に進出するコンビが共存する構成となりました。
決勝進出者9組は以下のとおりです。
- 真空ジェシカ
- ダイヤモンド
- ヨネダ2000
- 男性ブランコ
- さや香
- ウエストランド
- キュウ
- カベポスター
- ロングコートダディ
この9組に、決勝当日の敗者復活戦を勝ち抜いた1組が加わり、最終的に10組で優勝を争う仕組みでした。
大会公式サイトによると、2022年大会のエントリー数は7,261組。プロ・アマを問わず多数の漫才師が参加した大会であり、準決勝を勝ち抜いて決勝進出を決めること自体が大きな実績となりました。
なお、11月30日の発表時点では、敗者復活戦の勝者はまだ決まっていません。9組のファイナリストと、後日決まる敗者復活組を区別して理解することが大切です。
【注目】初出場5組は誰?2022年ファイナリストの顔ぶれを解説
M-1グランプリ2022の特徴として見逃せないのが、決勝進出者9組のうち5組が初出場だったことです。
初めて決勝に進出したのは、ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、キュウ、ヨネダ2000。半数を超えるコンビが初のファイナリストとなり、例年とは異なる新鮮な顔ぶれがそろいました。
1. ダイヤモンドダイヤモンドは、2022年に初めてM-1決勝進出を果たしたコンビです。決勝では1stラウンドのトップバッターを務め、616点を獲得しました。
初出場という大きな節目を迎えた一方、結果は10組中10位。決勝の最初に登場する難しさも含め、大会の記録に名前を残しました。
2. 男性ブランコ男性ブランコも2022年が初の決勝進出でした。1stラウンドでは650点を獲得し、4位という結果を残しています。
初出場ながら上位に食い込み、最終決戦に進む3組を追う位置につけました。決勝進出だけでなく、得点面でも存在感を示したコンビです。
3. カベポスターカベポスターは、2022年に初めて決勝の舞台へ進出しました。1stラウンドでは634点を獲得し、8位となっています。
大阪を拠点とする漫才シーンから決勝に進出したコンビの一つであり、初出場組として全国の視聴者にネタを披露しました。
4. キュウキュウは、独自の言葉選びや発想を生かした漫才で知られるコンビです。2022年に初の決勝進出を決めました。
決勝では620点を獲得して9位。独特の世界観を持つ漫才が、全国放送の大舞台で披露された大会となりました。
5. ヨネダ2000ヨネダ2000も2022年が初の決勝進出です。1stラウンドでは647点を獲得し、真空ジェシカと同点の5位につけました。
女性コンビとして独自の存在感を示し、初出場ながら上位グループに入ったことも印象的でした。
この5組に加え、前年から決勝経験を持つコンビや、過去に決勝へ進出した実績のあるコンビが加わったことで、2022年大会は経験と新しさが交差する大会となりました。
【関係性・比較表】9組の決勝進出歴と2022年の最終結果
2022年のファイナリストを理解するには、初出場かどうかだけでなく、決勝でどのような結果を残したかを確認すると全体像がつかみやすくなります。
以下は、M-1グランプリ公式サイトの2022年大会アーカイブと決勝結果に基づく一覧です。敗者復活組のオズワルドも含めて整理しています。
| 最終順位 | コンビ名 | 1stラウンド得点 | 2022年の出場区分 |
|---|---|---|---|
| 優勝 | ウエストランド | 659点 | 決勝進出 |
| 2位 | さや香 | 667点 | 決勝進出 |
| 3位 | ロングコートダディ | 660点 | 決勝進出 |
| 4位 | 男性ブランコ | 650点 | 初出場 |
| 5位 | 真空ジェシカ | 647点 | 決勝進出 |
| 5位 | ヨネダ2000 | 647点 | 初出場 |
| 7位 | オズワルド | 639点 | 敗者復活組 |
| 8位 | カベポスター | 634点 | 初出場 |
| 9位 | キュウ | 620点 | 初出場 |
| 10位 | ダイヤモンド | 616点 | 初出場 |
ここで注意したいのは、1stラウンドの得点順位と最終的な優勝順位は異なるという点です。
さや香は1stラウンドで667点を獲得して1位、ロングコートダディは660点で2位、ウエストランドは659点で3位でした。しかし、最終決戦では審査員による投票で優勝者を決定するため、1stラウンドで最も高い得点を獲得したコンビが必ず優勝するわけではありません。
このルールの違いが、2022年大会の結果を振り返るうえで要点です。
【12月18日の流れ】敗者復活戦から決勝まで何があった?
M-1グランプリ2022の決勝戦は、2022年12月18日にABCテレビ・テレビ朝日系列で生放送されました。
決勝当日は、まず敗者復活戦が行われ、準決勝で敗退したコンビが最後の決勝進出枠を争いました。
敗者復活戦は18組が最後の1枠を争う敗者復活戦には、準決勝で敗退した18組が出場予定でした。
出場予定だったのは、シンクロニシティ、ママタルト、ヤーレンズ、令和ロマン、ななまがり、ハイツ友の会、THIS IS パン、カゲヤマ、ダンビラムーチョ、ケビンス、ストレッチーズ、オズワルド、ミキ、からし蓮根、かもめんたる、コウテイ、マユリカ、ビスケットブラザーズです。
なお、コウテイは当日、体調不良のため欠場しました。
敗者復活戦は14時55分から放送され、視聴者投票によって決勝進出者が決まる方式でした。視聴者は面白いと思った3組に投票し、最多票を獲得したコンビが最後の1枠を獲得します。
その結果、決勝への復活を果たしたのはオズワルドでした。
決勝は18時34分からスタート18時34分から始まった決勝戦には、準決勝を突破した9組と敗者復活戦を勝ち抜いたオズワルドの合計10組が登場しました。
ネタ順の決定には、出場コンビを抽選で選ぶ「笑神籤(えみくじ)」方式が採用されました。抽選のたびに次の出場者が決まるため、出演順を事前に固定する方式とは異なる展開が生まれます。
1stラウンドでは10組がそれぞれ漫才を披露し、審査員7人の採点によって上位3組が最終決戦へ進出しました。
最終決戦はウエストランド、さや香、ロングコートダディの3組1stラウンドを勝ち抜いたのは、さや香、ロングコートダディ、ウエストランドの3組でした。
最終決戦では改めて審査員が投票し、その結果によって優勝者が決まります。1stラウンドの得点をそのまま比較して優勝者を決めるわけではありません。
最終的にはウエストランドが7人の審査員のうち6票を獲得。第18代M-1王者となりました。
【決勝結果】ウエストランドが優勝!さや香・ロングコートダディとの最終決戦
2022年12月18日の決勝で優勝したのは、井口浩之と河本太によるウエストランドです。
ウエストランドは1stラウンドで659点を獲得し、3位で最終決戦に進出しました。1位のさや香とは8点差、2位のロングコートダディとは1点差という接戦でした。
そして最終決戦では、審査員7人中6人がウエストランドに投票。1stラウンドの得点順位を覆す形で優勝を決めました。
最終決戦の審査員投票結果- ウエストランド:6票
- さや香:1票
- ロングコートダディ:0票
最終決戦の投票では、山田邦子、塙宣之、富澤たけし、立川志らく、中川礼二、松本人志の6人がウエストランドに投票しました。博多大吉はさや香に投票しています。
この結果、ウエストランドは第18代王者に決定しました。
1stラウンド1位のさや香は2位さや香は667点を獲得し、1stラウンドをトップで通過しました。
しかし、最終決戦ではウエストランドに及ばず、最終順位は2位となりました。高得点を獲得しても、最後の投票によって順位が変わるというM-1独自の競技性が表れた結果です。
ロングコートダディは3位ロングコートダディは660点で1stラウンド2位となり、最終決戦へ進出しました。
最終決戦では票を獲得できず3位となりましたが、2年連続の決勝進出を果たし、安定した実績を残しました。
なお、決勝結果の数字を調べる際には、ウエストランドの659点と、さや香の667点を見比べて「なぜ659点のウエストランドが優勝なのか」と疑問に感じる人もいる可能性があります。
これは、659点が1stラウンドの採点結果であり、最終順位は最終決戦の審査員投票で決まるためです。両者は異なる審査段階の結果であり、矛盾しているわけではありません。
【2022年大会の見どころ】初出場5組と実力派が競い合った理由
M-1グランプリ2022を振り返ると、特徴的なのは初出場組の多さと、決勝経験のあるコンビが同時に上位争いを繰り広げた点です。
初出場の5組は、単に決勝に進出しただけではありません。男性ブランコは4位、ヨネダ2000と真空ジェシカは同点5位という結果を残しました。
一方、決勝経験を持つさや香とロングコートダディは1stラウンドで1位、2位に入り、ウエストランドは最終決戦で勝ち切りました。
初出場組が半数以上を占めた意味ファイナリスト9組のうち5組が初出場という構成は、M-1の決勝に新しい顔ぶれが登場する機会を示しました。
大会では、単純な知名度や過去の実績だけでなく、その年の予選・準決勝で披露した漫才の評価によって決勝進出者が決まります。過去の決勝進出歴がないコンビにも、全国放送の舞台へ進む可能性が開かれています。
2022年は、その競争の結果が5組の初出場という形で表れました。
敗者復活戦が決勝の構成を変えるもう一つの特徴は、敗者復活戦によって決勝進出者が9組から10組へ増える仕組みです。
準決勝で敗退したコンビにも、決勝へ進む最後の機会が残されており、2022年はオズワルドがその枠を獲得しました。
準決勝の結果だけでは決勝の全出場者が確定しないため、11月30日のファイナリスト発表と12月18日の敗者復活戦は、別々の出来事として理解する必要があります。
2022年の結果から読み取れるM-1の審査構造1stラウンドでは複数の審査員による採点で上位3組を選び、最終決戦では投票で優勝者を決定します。
この二段階の仕組みにより、安定した高得点を獲得する力と、最終決戦で審査員の支持を集める力の両方が大切です。
2022年は、1stラウンド3位だったウエストランドが最終決戦で6票を獲得して優勝しました。この結果は、M-1が単なる合計得点の競争ではなく、最後の勝負まで結果が決まらない大会であることを示しています。
【プロの結論】M-1グランプリ2022を振り返る際に押さえたい3つのポイント
2022年大会の結果を正しく理解するためには、次の3点を押さえておくと情報が整理しやすくなります。
第一に、11月30日に発表されたのは決勝進出者9組です。この時点でオズワルドはまだ決勝進出者ではなく、敗者復活戦を経て12月18日に最後の1枠を獲得しました。
第二に、初出場は5組です。ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、キュウ、ヨネダ2000が該当します。真空ジェシカ、さや香、ウエストランド、ロングコートダディと区別して把握すると、2022年の顔ぶれの特徴が見えてきます。
第三に、ウエストランドの優勝は最終決戦の投票によって決まりました。1stラウンドではさや香が667点でトップでしたが、最終決戦ではウエストランドが6票を集めています。
大会結果を調べる場合は、決勝進出者発表、敗者復活戦、1stラウンド、最終決戦という4つの段階を分けて確認するのがおすすめです。特に得点と最終順位を混同しないことが、2022年大会を正確に理解するポイントです。
【M-1グランプリ2022の決勝進出者発表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:M-1グランプリ2022の決勝進出者は誰ですか?
A1:真空ジェシカ、ダイヤモンド、ヨネダ2000、男性ブランコ、さや香、ウエストランド、キュウ、カベポスター、ロングコートダディの9組です。11月30日に発表されました。
Q2:M-1グランプリ2022の初出場は何組ですか?
A2:初出場は5組です。ダイヤモンド、男性ブランコ、カベポスター、キュウ、ヨネダ2000が初めて決勝に進出しました。
Q3:M-1グランプリ2022の敗者復活戦で勝ち上がったのは誰ですか?
A3:オズワルドです。2022年12月18日に行われた敗者復活戦で視聴者投票を勝ち抜き、決勝進出を決めました。
Q4:M-1グランプリ2022の優勝者は誰ですか?
A4:ウエストランドです。最終決戦で7人の審査員のうち6票を獲得し、第18代王者となりました。
Q5:なぜウエストランドは659点で優勝できたのですか?
A5:659点は1stラウンドの得点です。最終決戦では上位3組が改めてネタを披露し、審査員の投票で優勝者を決定するため、1stラウンド1位のさや香ではなくウエストランドが優勝しました。
Q6:M-1グランプリ2022の決勝はいつ放送されましたか?
A6:2022年12月18日です。敗者復活戦は14時55分から、決勝戦は18時34分からABCテレビ・テレビ朝日系列で生放送されました。
M-1グランプリ2022では、11月30日に9組の決勝進出者が発表され、初出場5組を含む多彩な顔ぶれがそろいました。
12月18日の敗者復活戦ではオズワルドが最後の1枠を獲得。その後の決勝では、さや香、ロングコートダディ、ウエストランドが最終決戦へ進み、ウエストランドが6票を獲得して優勝しました。
大会のエントリー数は7,261組。初出場組の躍進、敗者復活戦のドラマ、そして1stラウンドの得点順位を覆した最終決戦など、複数の見どころが重なった大会でした。
2026年に2022年大会を振り返る際も、決勝進出者9組と敗者復活組を区別し、1stラウンドの得点と最終順位を分けて確認することが大切です。ウエストランドの優勝までの流れを押さえれば、M-1グランプリ2022の全体像をより正確に理解できます。
主な参考資料:M-1グランプリ公式サイト「大会の歴史」「M-1グランプリ2022アーカイブ」「敗者復活戦」、マイナビニュース(2022年11月30日)、CINRA(2022年12月1日)、QJWeb(2022年12月18日)。