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カールは本当に生産終了?2026年の販売地域・終了理由・買える場所を徹底解説

水沢 茜 水沢 茜 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

「カールが生産終了した」というニュースを覚えている人は多いのと考えられます。2017年、明治のロングセラー商品「カール」は東日本での販売を終了し、長年親しまれてきたカレーあじや大人の贅沢カールなども姿を消しました。しかし、2026年11月現在、カールというブランド自体は生産終了していません。 明治の公式情報でも、「カールチーズあじ」と「カールうすあじ」の販売継続が確認できます。

現在の販売地域は西日本限定です。では、なぜ全国販売から撤退したのでしょうか。東日本での販売終了はいつだったのか、四国明治に生産拠点を集約した理由は何なのか、そして現在はどこで購入できるのでしょうか。明治の2026年最新の公式Q&A、商品情報、過去の発表内容、報道資料をもとに、カールの現在と販売縮小の経緯を整理します。



- カールは完全な生産終了ではない: 2026年現在もチーズあじ・うすあじの2種類を販売中。
- 東日本では2017年に販売終了: 市場環境の変化、売上規模の低迷、収益性の悪化が背景。
- 販売地域は西日本の23府県: 京都・大阪・兵庫から四国、九州、沖縄までが対象。
- 終了した商品は5種類: カレーあじ、大人の贅沢カール2種類、小つぶカール2種類。
- 購入方法: 明治公式の取扱店舗検索が便利。ただし明治による直接通販は実施されていない。

【2026年最新】カールは生産終了していない!現在も西日本で販売中

カール生産終了

最初に押さえておきたいのは、カールのブランドそのものがなくなったわけではないという事実です。

2017年の発表で終了したのは、全国での販売体制と一部の商品ラインアップです。現在も明治は「カールチーズあじ」と「カールうすあじ」の2商品を製造・販売しています。

2026年現在のカールの販売状況

明治の公式Q&Aには、2026年9月1日公開の「カールの販売地域はどこですか」という質問への回答が掲載されています。

そこでは、チーズあじとうすあじについて、西日本限定で販売していると案内されています。

現在の販売対象は次の23府県です。

- 近畿:滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県、大阪府、兵庫県
- 中国:鳥取県、岡山県、島根県、広島県、山口県
- 四国:香川県、徳島県、愛媛県、高知県
- 九州・沖縄:福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

注目したいのは、沖縄県も販売地域に含まれていることです。一方、愛知県、岐阜県、三重県などは対象外です。

つまり、「西日本限定」という表現だけで判断するのではなく、明治が公表している対象府県を確認することが大切です。

現在購入できるカールは2種類


カール チーズあじ

販売継続中
内容量:64g
6種類のチーズをブレンドし、生地にもチーズを練り込んだ濃厚な味わいが特徴です。


カール うすあじ

販売継続中
内容量:68g
和風だしのうまみを生かした、風味豊かな味わい。関西の食文化とも深い関係を持つ商品です。


この2種類が、2026年現在のカールの主力商品です。

【理由を解説】なぜカールは東日本で販売終了になったのか?

カールの販売縮小が発表されたのは、2017年5月25日です。

明治が説明した主な理由は、単純な工場の閉鎖や原材料不足ではありません。市場環境と消費者ニーズの変化によって商品の競争力が低下し、長期的な販売規模の低迷によって収益性が悪化したことでした。

1. 長期的な売上低迷と収益性の悪化

カールは1968年に登場した、日本のスナック菓子の歴史を代表する商品です。

しかし、発売当初からのブランド力が、そのまま売上を維持する保証にはなりませんでした。

ITmediaビジネスオンラインの2023年の報道では、カールの売上は最盛期に190億円を超えていた時期があった一方、販売縮小を決めた頃には60億円程度まで落ち込んでいたと紹介されています。

つまり、最盛期と比べると売上規模は大幅に縮小していました。

背景には、スナック菓子市場の競争環境の変化があります。消費者の好みが多様化し、ポテトチップスなどのポテト系スナックとの競争も激しくなりました。

明治が公式発表で示したのも、市場環境や顧客ニーズの変化に伴う競争優位性の低下と、販売規模の低迷による収益性の悪化です。

2. 全国5カ所の生産体制を見直す必要があった

販売縮小のもう一つの重要な理由が、生産・物流体制の再編です。

2017年以前は全国5カ所の生産拠点でカールを製造していました。しかし、販売規模が縮小するなかで、従来の生産体制を維持することは効率面で課題を抱えていました。

そこで明治は生産拠点を見直し、グループ会社である四国明治に生産を集約することを決定しました。

ITmediaの2023年の取材記事によると、カールの製造所は愛媛県松山市にある四国明治に集約されています。

西日本限定となった背景には、生産効率と生産拠点からの物流を総合的に考慮した判断がありました。

3. なぜブランドそのものは残されたのか?

ここで注目したいのが、明治がカールの全国販売終了だけでなく、ブランドそのものの終了も検討していたという点です。

2017年の発表時、明治は約3年前からブランド存続の可能性を幅広く検討していたと説明しています。

長年にわたり消費者に親しまれ、会社を代表する歴史ある商品だったことも、継続を模索した背景にありました。

最終的には、全国販売と多品目展開を維持するのではなく、販売地域と商品数を絞ることでブランドを残す道が選ばれました。

この判断は、単なる撤退ではありません。採算が取れる生産・販売体制に組み替えながら、長寿ブランドを存続させるための事業再編だったのです。

【2017年から2026年】カールの販売終了・地域縮小の歴史を時系列で整理

カールの歴史を振り返ると、今回の地域限定販売は、突然決まったものではありません。

1968年の発売から2017年の販売縮小まで、ブランドはさまざまな味や商品形態に挑戦してきました。

カールの主要な転換点一覧
時期 出来事・変更内容 現在との関係 1968年7月25日 カール発売。チーズとチキンスープの2種類からスタート。 ブランド誕生 1971年 うすあじが登場。関西の消費者の好みに合わせて開発。 現行商品につながる 1982年 カールおじさんがCMやパッケージで主役に。 ブランドの象徴に成長 2014年ごろ 明治がブランド存続の可能性を検討。 販売体制の見直し 2017年5月25日 販売地域と商品ラインアップの縮小を発表。 全国販売終了を決定 2017年8月生産分 東日本での販売終了。一部フレーバーも生産終了。 西日本限定へ移行 2026年9月 明治公式Q&Aで西日本限定販売と直接通販を行わないことを案内。 2商品が販売継続

東日本で店頭から消えたのは2017年9月ごろ

誤解しやすいのが、生産終了日と店頭から商品がなくなる時期の違いです。

明治の発表では、2017年8月生産分をもって販売地域を変更するとされていました。

一方、ITmediaなどの当時の報道では、店頭から姿を消すのは同年9月ごろと見込まれていました。

つまり、2017年8月にすべての店舗から一斉に商品が消えたわけではありません。流通在庫や店舗の仕入れ状況によって、実際に購入できなくなる時期には差がありました。

【販売終了商品一覧】カレーあじ・大人の贅沢カール・小つぶカールは復活する?

2017年の販売縮小では、チーズあじとうすあじ以外の商品も整理されました。

特に惜しまれたのが、カレーあじやプレミアム路線の商品です。

2017年8月生産分で終了した商品



カールカレーあじ

販売終了
カールの歴史のなかで親しまれてきたカレー系フレーバー。2017年8月生産分をもって販売終了となりました。


大人の贅沢カール

販売終了
「濃厚炙りチーズ味」「熟旨炙りカレー味」の2種類が終了。従来のカールとは異なる、プレミアム感を打ち出した商品でした。


小つぶカール

販売終了
「チーズあじ」「うすあじ」の2種類が終了。通常のカールとは異なる小粒タイプの商品でした。



これらを整理すると、販売終了したのは合計5商品です。

- カールカレーあじ
- 大人の贅沢カール 濃厚炙りチーズ味
- 大人の贅沢カール 熟旨炙りカレー味
- 小つぶカール チーズあじ
- 小つぶカール うすあじ

カールカレーあじは復活していない?

カールカレーあじは、現在の明治公式商品情報に掲載されている現行商品ではありません。

2026年現在、通常販売されているのはチーズあじとうすあじの2種類です。

復刻を期待するファンもいると思われますが、2017年に終了した商品について、2026年11月時点で明治が正式な再発売を発表したという情報は確認できません。

通販サイトやフリマアプリなどで旧商品名を見かけても、現在の正規販売商品とは区別する必要があります。

【どこで買える?】カールの取扱店舗検索と通販での購入方法

現在もカールを購入したい場合、最も確実な方法は明治公式の取扱店舗検索を利用することです。

ただし、販売地域内であっても、すべてのスーパーやコンビニで常時取り扱っているわけではありません。

1. 明治公式の取扱店舗検索を利用する

明治は公式Q&Aで、カールの取扱店舗を検索できることを案内しています。

購入前には次の手順で確認すると便利です。

1. 明治公式サイトのカール商品情報を開く。
2. 「取扱店舗検索」の項目を選択する。
3. 店舗検索画面で希望する地域を指定する。
4. 表示された取扱店舗を確認する。
5. 来店前に在庫状況を店舗へ問い合わせる。

公式の販売地域と実際の店舗在庫は別の情報です。検索結果に店舗が表示されても、来店時に売り切れている可能性があります。

2. スーパー・ドラッグストア・駅の売店を探す

西日本では、スーパーやドラッグストアなどの小売店で取り扱われるほか、駅の売店などでも販売されています。

ITmediaの2023年の取材記事では、新大阪駅でカールを土産需要に結び付けて販売する取り組みが紹介されていました。

地域の小売店だけでなく、旅行者が利用する駅の売店も購入先の候補になります。

ただし、特定の店舗で現在も販売していることを保証する情報ではないため、最新の取扱状況を確認するのがおすすめです。

3. カールは明治公式通販で購入できる?

ここは注意したいポイントです。

明治の公式Q&Aには、2026年9月1日公開の「カールを明治の通信販売で購入することはできますか」という質問への回答があります。

その回答は、次のとおりです。

お客様への直接の通信販売は行っておりません。

つまり、明治から消費者へ直接カールを通信販売するサービスはありません。

一方、一般のネットショップや小売店が販売する商品を購入する方法はあります。

通販を利用する場合は、次の点を確認しましょう。

- 販売元が信頼できる事業者か
- 商品の賞味期限が十分に残っているか
- 送料を含めた価格が適正か
- 通常の現行商品か、旧商品の在庫なのか
- 商品の保管状態に問題がないか

特に旧フレーバーは、現在の通常販売商品と混同しないよう注意が必要です。

【意外な歴史】カールのうすあじは関西のために生まれた商品だった

カールの販売地域が西日本限定になった背景を考えるうえで、興味深い事実があります。

現在の定番商品の一つである「うすあじ」は、もともと関西の消費者の好みに合わせて開発された商品でした。

カールの発売日は1968年7月25日

明治の公式ブランドサイトによると、カールの誕生日は1968年7月25日です。

発売当初の味はチーズとチキンスープの2種類でした。

当時は、現在のようにスナック菓子が広く定着していなかった時代です。明治は「お菓子=甘い」という従来のイメージにとらわれず、一年を通して食べられる新しいお菓子としてカールを開発しました。

うすあじが誕生したのは1971年

明治の公式歴史ページでは、1971年にうすあじが登場したことが紹介されています。

興味深いのは、発売当初のチーズ味が関西ではあまり人気を得られなかったというエピソードです。

そこで、関西の消費者に喜んでもらうために開発されたのが、かつおだしをベースに昆布の風味を加えたうすあじでした。

現在ではチーズあじと並ぶ代表的な商品ですが、その誕生には地域ごとの味覚や食文化が関係していたのです。

カールおじさんは1982年からブランドの顔に

カールを語るうえで欠かせないのが、カールおじさんです。

明治の公式歴史によると、1982年にカールおじさんがCMやパッケージで主役として登場しました。

もともとはカール坊やの後ろにいる脇役でしたが、消費者からの反響を受けて人気が高まり、ブランドを代表する存在になりました。

2017年の販売縮小時にも、カールおじさんやカールぼうやなどの「おらが村キャラクター」は引き続き使用すると報じられています。

【プロの結論】カールの販売継続は地域とブランドの価値を両立させた判断

カールの歴史を振り返ると、今回の販売縮小には単なる売上対策以上の意味があります。

全国5カ所の生産体制を維持し、全国の店舗に多くの商品を届ける従来の方式から、製造拠点と商品数を絞ってブランドを残す方式へと転換しました。

ここには、長寿商品を存続させるためには、必ずしも全国展開や豊富な商品数が必要ではないという事業上の判断が見て取れます。

加えて、うすあじが関西の消費者に向けて誕生した歴史を考えると、西日本に販売の中心を置く現在の姿には、商品と地域の結び付きという側面もあります。

ただし、これは販売縮小の公式理由とは別の歴史的な背景です。公式に説明された判断の中心は、あくまで収益性、生産効率、物流体制でした。

【よくある質問】カールの生産終了に関するFAQ

Q1:カールは2026年現在も生産していますか?

A1:はい。カールは完全な生産終了ではありません。明治は「カールチーズあじ」と「カールうすあじ」の2種類を西日本限定で販売しています。

Q2:カールはなぜ東日本で販売終了になったのですか?

A2:市場環境や消費者ニーズの変化、長期的な販売規模の低迷による収益性の悪化が主な理由です。また、生産拠点を全国5カ所から愛媛県松山市の四国明治に集約し、生産効率と物流を見直したことも関係しています。

Q3:カールは関東や東北では絶対に買えないのですか?

A3:通常の販売地域には含まれていません。ただし、西日本からの持ち帰りや一般の通販事業者による販売など、購入できる可能性はあります。店舗や通販事業者ごとに在庫状況は異なります。

Q4:カールカレーあじは再発売されますか?

A4:2017年8月生産分をもって販売終了しています。2026年11月現在、明治から正式な再発売の発表は確認できません。

Q5:カールは明治の公式通販で買えますか?

A5:明治は消費者向けの直接通信販売を行っていないと公式Q&Aで回答しています。購入する場合は、公式の取扱店舗検索や一般の小売店・通販事業者を利用してください。

Q6:カールの販売地域はどこまでですか?

A6:明治公式の案内では、滋賀・京都・奈良・和歌山・兵庫・大阪、中国地方5県、四国4県、九州7県、沖縄県が対象です。合計23府県となっています。

2017年に大きな話題となったカールの販売終了は、ブランドそのものの消滅ではありませんでした。

明治は長期的な売上低迷と収益性の悪化を受け、全国販売から撤退する一方、地域と商品数を絞ることでブランドを存続させました。

2026年11月現在の状況を整理すると、次のとおりです。

- カールは現在も生産・販売されている。
- 現行商品はチーズあじとうすあじの2種類。
- 販売地域は西日本の23府県。
- 東日本での販売終了は2017年8月生産分から。
- 生産拠点は愛媛県松山市の四国明治に集約。
- カレーあじ、大人の贅沢カール、小つぶカールは販売終了。
- 明治による消費者向け直接通販は実施されていない。

長年親しんできたお菓子が全国の店頭から姿を消したことは、多くの人にとって寂しい出来事だったはずです。しかし、カールは完全に消えてしまったわけではありません。

現在も西日本では、チーズあじとうすあじが販売されています。購入を考えている人は、明治公式の取扱店舗検索で最新の販売状況を確認するのが確実です。

「カール生産終了」という情報の正確な意味は、全国販売の終了であって、ブランドの終了ではない。 これが2026年現在のカールを理解するうえで、最も大切なポイントです。

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水沢 茜
デジタルマーケター 水沢 茜
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アイドルと音楽シーンを担当。公式サイトのスケジュール、リリース情報、本人の発表を照合してから構成しています。

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