2026年11月現在、北海道日本ハムファイターズの2軍本拠地移転先は、北海道恵庭市の西島松地区に決まっています。JR千歳線の恵み野駅と島松駅の間に広がる約46ヘクタールの土地に、新しいファーム施設と住宅・商業施設などを一体的に整備する大型プロジェクトです。2026年7月2日に移転候補地が恵庭市に内定し、同年9月25日には球団と恵庭市が基本協定を締結しました。
新拠点にはメインスタジアム、サブグラウンド、屋内練習場、選手寮などが計画され、施設の開業目標は2030年または2031年です。一方、恵み野駅からのアクセス改善、周辺道路の交通量、駐車場の整備規模など、地域住民や観戦客が気になる課題も残されています。移転決定までの経緯から2026年11月時点の進捗、苫小牧・江別との比較、今後のまちづくりまで詳しく整理します。
【移転先はどこ?】ファイターズ2軍は恵庭市の西島松地区へ

ファイターズ2軍移転先として決まったのは、北海道恵庭市の西島松地区です。
場所を理解するうえで重要なのは、単純に「恵み野駅前に新球場ができる」という計画ではないことです。
新しいファーム施設の候補地は、JR千歳線の恵み野駅から島松駅までの間に位置する約46ヘクタールの区域です。恵み野の市街地に隣接する西島松地区を中心に、新たな市街地を形成する構想となっています。
新ファーム球場は恵み野駅と島松駅の間2026年7月2日の発表で、球団は恵庭市への移転候補地内定を公表しました。
現在のファーム本拠地は千葉県鎌ケ谷市にあるファイターズ鎌ケ谷スタジアムです。そこから北海道へ拠点を移すことで、北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOを本拠地とする1軍との距離が大幅に縮まります。
恵庭市は札幌市と新千歳空港のほぼ中間に位置し、北広島市とも隣接しています。
報道では、新しいファーム施設からエスコンフィールドまで車で約15分とされており、選手の昇格・降格や練習参加など、1軍と2軍の連携改善が期待されています。
46ヘクタールは球場だけの面積ではない約46ヘクタールという数字も、誤解されやすいポイントです。
これは野球場だけの敷地面積ではなく、住宅や商業施設、公園緑地などを含む西島松地区の新市街地整備区域の規模です。
東京ドーム約10個分に相当する広さであり、単独のスポーツ施設ではなく、周辺の生活環境まで含めた開発が計画されています。
恵庭市は候補地の大部分が農地であることも公表しています。土地取得や都市計画の変更、環境調査などが必要になるため、一般的な球場建設よりも多くの調整を伴う事業です。
【なぜ恵庭市に決まった?】鎌ケ谷から移転する理由と決定までの経緯
今回の移転は、単なる球場の建て替えではありません。
球団が目指しているのは、選手の育成環境を北海道に集約し、1軍と2軍が連携しやすい体制を構築することです。
移転の背景にある3つの理由1. 鎌ケ谷スタジアムの老朽化
千葉県鎌ケ谷市のファイターズ鎌ケ谷スタジアムは1997年3月に開業しました。
長年にわたり若手選手の育成拠点として機能してきましたが、開業から約30年が経過し、施設の老朽化への対応が課題となっていました。
2. 1軍と2軍の距離が離れている
北海道北広島市に1軍本拠地がある一方、2軍は千葉県にあります。
この距離は選手の入れ替えやスタッフの移動、練習環境の共有などに影響します。
北海道にファーム施設を移せば、1軍と2軍の物理的な距離を縮め、選手の育成からトップチームへの昇格までを一体的に運営しやすくなります。
3. 育成・コンディショニング機能の強化
2025年7月7日、球団は北海道へのファーム施設移転意向を正式に表明しました。
当時、栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)は、北海道に本当の意味での育成拠点をつくりたいという考えを示しました。
野球の技術だけでなく、コンディショニングや体づくりを支える環境も整備する構想です。
2025年から2026年11月までの移転決定タイムライン移転計画は約1年半をかけて具体化しました。
| 時期 | 出来事 | 意味・進捗 |
|---|---|---|
| 2025年7月7日 | 北海道への移転意向を正式表明 | ONE BASE HOKKAIDO構想が始動 |
| 2025年9月 | 恵庭市の誘致期成会が5万筆超の署名を提出 | 市民・経済界による誘致活動が本格化 |
| 2026年3月 | 最終候補地が3市に絞られる | 恵庭・江別・苫小牧が残る |
| 2026年7月2日 | 恵庭市への移転候補地内定を発表 | 西島松地区が選定される |
| 2026年9月25日 | 球団・FSE・恵庭市が基本協定を締結 | 新市街地整備に向けた官民連携が始動 |
| 2026年9月以降 | 測量・地質・環境・文化財などの調査 | 土地取得や施設整備に向けた準備段階 |
| 2026年10月 | 市議会の特別委員会で整備事業を報告 | 道路網や都市計画などの課題を具体化 |
特に重要なのは、2026年9月25日の基本協定締結です。
北海道日本ハムファイターズ、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント、恵庭市の3者が協定を結び、ファーム関連施設の整備だけでなく、周辺の住宅・商業・公園緑地を含む新市街地の形成についても連携することになりました。
なお、基本協定は事業を進めるための枠組みです。個別施設の詳細設計や実施協定、都市計画上の手続きなどは引き続き進める段階にあります。
【46ヘクタールに何ができる?】新球場・屋内練習場・選手寮の建設計画
新しいファーム施設は、2軍の試合を開催するだけの場所ではありません。
選手が日常的に練習し、身体を整え、競技力を高めるための複合的な育成拠点を目指しています。
メインスタジアムは3000〜5000人規模を想定2026年7月2日に公表された施設構想では、メインスタジアムの収容人数は約3000〜5000人規模と報じられています。
1軍のエスコンフィールドと比べればコンパクトですが、ファームの試合を観戦するには十分な規模を想定した施設です。
若手選手にとっては、観客の前で実戦経験を積める環境が重要です。観戦するファンにとっても、1軍とは異なる距離感で選手の成長を見守れる場所になる可能性があります。
ただし、収容人数は公表時の構想段階の数字であり、9月の基本協定に最終確定値として記載されたものではありません。
屋内練習場は北海道の気候に対応する重要施設北海道で年間を通じて選手を育成するには、天候に左右されない練習環境が欠かせません。
そのため、新施設では室内練習場の整備が計画されています。
冬季の降雪や低温、雨天時にもトレーニングを継続できれば、練習日程の安定化につながります。
また、屋内施設は選手のコンディショニングやリハビリにも活用できる可能性があります。
選手寮と研究・トレーニング機能選手寮も整備予定の施設に含まれています。
若手選手が生活と練習を両立できる環境を整え、食事や休養を含めた日常生活を支えることは、長期的な育成に直結します。
加えて、移転構想の報道では研究ラボやトレーニング関連機能も取り上げられました。
栗山CBOが掲げる構想は、野球の技術指導に限定されません。国内外のトップアスリートがトレーニングや身体のメンテナンスに訪れるようなスポーツ拠点を目指す方向性も示されています。
ただし、研究ラボなどの個別施設については、2026年9月25日の基本協定に具体的な仕様が明記されているわけではありません。
住宅・商業施設・ホテルも含めた新しい街づくり今回のプロジェクトが注目されるもう一つの理由は、球場周辺の開発です。
恵庭市と球団の基本協定では、住宅、商業、公園緑地などを含む一体的な整備が掲げられています。
これまでの報道では宿泊施設やホテルの構想も紹介されており、ビジターチームの選手や国内外のスポーツ合宿参加者の利用も想定されています。
一方、ホテルの具体的な施設数や規模、開業時期は確定していません。
新市街地全体を段階的に整備することで、試合開催日以外にも人が訪れる地域をつくれるかどうかが、今後の大きなテーマになります。
【恵み野駅のアクセスはどう変わる?】道路混雑・駐車場の最新状況
新球場の完成を楽しみにするファンが多い一方、地元住民にとって気になるのが交通問題です。
特に恵み野駅からのアクセス、周辺道路の混雑、駐車場の確保は、開業までに解決すべき重要な課題です。
札幌から恵み野駅まではJRで約24〜35分の列車例恵み野駅はJR千歳線の駅です。
札幌駅からは千歳線方面の列車を利用でき、列車によっては乗り換えなしで到着できます。
2026年秋の時刻検索では、札幌駅から恵み野駅まで約24〜35分の経路例が確認できます。
所要時間は列車種別や時間帯によって異なり、北広島駅で乗り換える経路もあります。
「札幌から恵み野まで区間快速で必ず26分」という固定的な案内ではなく、実際の観戦時には当日の運行時刻を確認する必要があります。
恵み野駅そのものの再整備は決定している?ここは誤解しやすいポイントです。
2026年10月9日に恵庭市議会の西島松地区まちづくり特別委員会で報告された資料には、恵み野駅から新市街地への自動車・歩行者アクセス向上の検討が盛り込まれています。
また、既存の恵み野駅自由通路を利用すれば、鉄道を挟んだ東西の歩行者移動が可能とされています。
つまり、現在具体的に検討されているのは、駅と新市街地を結ぶアクセス環境の改善です。
駅舎の全面建て替えや駅そのものの大規模再整備が決定したわけではありません。
今後の交通計画によっては、歩行者動線や駅周辺の利便性が見直される可能性があります。
周辺道路の渋滞対策はすでに検討段階へ恵庭市の2026年10月9日の報告資料では、道路網に関する課題として次の3点が挙げられています。
- JR千歳線によって東西の地域が分断されていること
- 市道南23号踏切で、踏切待ちの自動車が滞留すること
- 恵み野駅から新市街地へのアクセスが不足していること
対策として検討されているのが、団地環状通や道道島松千歳線を活用した交通分散です。
右左折レーンの設置も検討項目に含まれています。
加えて、南23号踏切の代替となる団地中央通の整備によって、JR線による東西の分断を解消する方向性も示されました。
これは単に球場の出入口を増やすという話ではありません。
地域の既存交通を含めて道路網全体を再構築する必要があるということです。
駐車場の台数や料金はまだ確定していない車で観戦に訪れるファンにとって、駐車場の情報は重要です。
しかし、2026年11月2日時点で、球団や恵庭市が公表した基本協定には、駐車場の具体的な収容台数や料金、予約方法などは示されていません。
市の整備資料では、2026年度の事業として交通量推計委託業務が予定されています。
この調査結果は、将来的な駐車場配置や道路の整備規模を検討するうえでも重要な資料になるはずです。
現段階では、開業後の混雑がどの程度になるかを数字で予測することはできません。
観戦客の自家用車利用だけでなく、JR利用、駅からの徒歩動線、必要に応じたシャトル交通などを組み合わせられるかがポイントになります。
【苫小牧・恵庭・江別を比較】移転先選定の決め手と周辺開発への影響
ファイターズの2軍移転先をめぐっては、恵庭市だけが候補だったわけではありません。
当初は札幌市、北広島市、千歳市、恵庭市、江別市、苫小牧市の6自治体が検討対象となり、最終的には恵庭・江別・苫小牧の3市に絞られました。
3市の比較で恵庭が選ばれた理由今回の選定で大きな意味を持ったのが、約46ヘクタールというまとまった用地です。
球場だけでなく、練習施設や選手寮、住宅、商業施設、公園などを一体的に整備するには、十分な広さを持つ土地が必要でした。
また、エスコンフィールドや新千歳空港へのアクセスも評価された要素です。
| 比較項目 | 恵庭市 | 江別市 | 苫小牧市 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月時点 | 最終候補 | 最終候補 | 最終候補 |
| 主な検討ポイント | 約46haのまとまった用地、交通アクセス | 用地や周辺開発を含む誘致提案 | 用地や周辺開発を含む誘致提案 |
| 誘致活動 | 5万筆超の署名活動 | 誘致に向けた自治体の提案 | 誘致に向けた自治体の提案 |
| 2026年7月2日の結果 | 移転候補地に内定 | 選定されず | 選定されず |
3市それぞれの最終評価点や、落選理由を数値で比較できる公式資料は公表されていません。そのため、恵庭市以外の2市が具体的にどの条件で劣っていたのかを断定することはできません。
恵庭市の誘致活動も大きな後押しに恵庭市では、商工会議所関係者などを中心に誘致期成会が組織されました。
2025年9月には、5万筆を超える署名が恵庭市長に提出されています。
加えて、誘致後の地域構想や市議会からの要望書提出など、市民・経済界・行政が連携して誘致を進めてきました。
恵庭市の原田裕市長も、2026年7月2日の候補地内定を歓迎し、用地確保や財政支援、スケジュールなどについて球団側と協議してきた経緯を説明しています。
一方、球団関係者は恵庭市の用地について、広さや立地に魅力がある反面、乗り越えるべき課題も多かったと説明しています。
土地の広さだけでなく、自治体側が開発上の課題を解決できる可能性を示したことも、選定の背景にありました。
住宅・商業施設・ホテル開発で街はどう変わる?今回の計画が実現すれば、西島松地区は恵庭市の新たな交流拠点になる可能性があります。
想定される効果は次のとおりです。
- 住宅開発: 新しい居住エリアの形成と人口流入への期待
- 商業施設: 観戦客や地域住民が利用する飲食・買い物環境の充実
- 宿泊施設: ビジターチームやスポーツ合宿参加者の受け入れ
- 公園緑地: 子どもや高齢者が日常的に利用できる空間の整備
- 地域経済: 飲食、宿泊、交通、サービス業などへの波及効果
特に注目したいのは、ファームの試合が開催されない日にも地域に人が集まる仕組みをつくれるかどうかです。
試合日だけに依存する開発では、地域経済への効果に波があります。
日常的に利用できる公園や商業施設、スポーツ関連の機能を組み合わせることが、長期的な成功の条件になります。
【2026年11月最新】着工はいつ?2030年・2031年の開業予定と今後の課題
移転先が決まったことで、次に注目されるのは建設スケジュールです。
現在の目標は2030年または2031年の開業です。
2028年ごろの着工、2030〜2031年の開業を目指す2026年7月の移転発表後、報道では2028年ごろの着工、2030年または2031年の施設開業が目標として紹介されました。
ただし、9月25日の基本協定では、供用開始日から30年間を事業期間の基本とする一方、詳細なスケジュールは3者で別途協議するとされています。
したがって、2030年と2031年のどちらになるかは、今後の事業進捗によって左右されます。
2026年秋には現地調査と都市計画の準備が進む2026年9月以降、恵庭市は西島松地区で新市街地整備に向けた各種調査を進めています。
主な調査・準備項目は以下のとおりです。
- 用地確定測量
- 地形・地質調査
- 埋蔵文化財の発掘調査
- 水質・動植物などの環境調査
- 建築物などの解体
- 都市計画道路の予備設計
- 高圧鉄塔の移設調査
- 交通量推計
また、都市計画上の市街化区域への編入や、農業振興地域における農用地区域の変更などの行政手続きも今後の課題です。
こうした準備が必要になるため、基本協定の締結直後に球場の建設が始まるわけではありません。
鎌ケ谷スタジアムはどうなる?移転によって、現在の鎌ケ谷スタジアムとの関係も変わります。
同球場は1997年の開業以来、大谷翔平選手やダルビッシュ有投手をはじめ、多くの選手が成長してきた場所です。
鎌ケ谷市にとっても、球団との長年の連携や地域の知名度向上に貢献してきた施設です。
鎌ケ谷市と球団は、2025年6月の意見交換で連携の強化・継続に合意しています。跡地の利用についても、市の意向を確認しながら継続協議する方針です。
したがって、移転後の鎌ケ谷スタジアムの具体的な活用方法については、今後の話し合いが焦点になります。
今後の注目要点は5つ開業までに確認したい要点は次のとおりです。
1. 基本計画の具体化: 球場や練習施設の配置、収容人数、設備仕様
2. 土地取得と都市計画: 農地の取り扱いや市街化区域への編入
3. 道路整備: 踏切対策、駅からのアクセス、交通分散
4. 駐車場・公共交通: 収容台数、利用料金、公共交通との連携
5. 周辺開発: 住宅、商業、宿泊施設、公園の整備時期
特に交通計画は、地元住民と観戦客の双方に影響するため、球場の設計と並行して進める必要があります。
【ファイターズ2軍移転に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ファイターズ2軍の移転先はどこですか?
A1:北海道恵庭市の西島松地区です。JR千歳線の恵み野駅と島松駅の間にある約46ヘクタールの新市街地整備区域が移転先となっています。
Q2:ファイターズの新しい2軍球場はいつ完成しますか?
A2:2030年または2031年の開業を目指しています。2028年ごろの着工が報道されていますが、詳細な建設スケジュールは今後の協議で決まります。
Q3:新しいファーム施設には何ができますか?
A3:メインスタジアム、サブグラウンド、内野練習場、室内練習場、選手寮などが予定されています。周辺には住宅、商業施設、公園緑地などの整備も計画されています。
Q4:札幌駅から恵み野駅までは何分かかりますか?
A4:JRで約24〜35分の経路例があります。列車種別や時間帯によって異なるため、観戦時には最新の時刻表を確認してください。
Q5:恵み野駅は新球場の開業に合わせて改修されますか?
A5:駅そのものの大規模改修が決定したわけではありません。恵庭市の整備資料では、既存の自由通路を活用した歩行者動線や、駅から新市街地までの自動車・歩行者アクセス改善が検討されています。
Q6:新球場には駐車場がありますか?
A6:駐車場の整備規模や収容台数、料金などは2026年11月時点で確定していません。恵庭市は交通量推計などを進めており、今後の具体的な計画が注目されます。
Q7:苫小牧市や江別市ではなく、なぜ恵庭市が選ばれたのですか?
A7:約46ヘクタールのまとまった用地、エスコンフィールドや新千歳空港へのアクセス、周辺開発の可能性などが評価されたためです。また、恵庭市の5万筆を超える署名活動など、地域を挙げた誘致も進められていました。
まとめ:【プロの結論】ファイターズ2軍移転は球場建設ではなく北海道の新たな育成拠点づくり
2026年11月現在、ファイターズ2軍の移転先は北海道恵庭市の西島松地区に決まり、球団と恵庭市など3者による基本協定も締結されています。
約46ヘクタールの区域には、メインスタジアム、サブグラウンド、屋内練習場、選手寮などが計画され、2030年または2031年の開業を目指しています。
今回の移転で本当に注目すべきなのは、千葉県鎌ケ谷市から北海道へ2軍本拠地が移るという地理的な変化だけではありません。
1軍のエスコンフィールドと2軍の育成環境を近づけることで、選手の成長をチーム全体で支える仕組みをつくることにあります。
加えて、球場を中心に住宅、商業施設、公園などを整備することで、スポーツと地域の日常生活を結び付けようとしている点にも大きな意味があります。
一方、成功を左右するのは施設の豪華さだけではありません。
恵み野駅からのアクセス、道路の渋滞対策、駐車場の確保、地域住民が日常的に利用できる環境が整って初めて、長く愛されるスポーツ拠点になります。
今後は基本計画や実施協定、都市計画手続き、交通量調査などの進捗が重要です。
2030〜2031年の開業目標がどこまで具体化するのか。そして恵庭市西島松地区が、北海道を代表する新しいスポーツ・育成拠点へ成長するのか。ファイターズのチーム強化と地域のまちづくり、その両面から引き続き注目したい計画です。
主な取材・確認資料(2026年11月2日時点)
- 北海道日本ハムファイターズ公式発表(2025年7月7日、2026年7月2日、9月25日)
- 恵庭市「(仮称)西島松新市街地整備事業に関する基本協定締結のお知らせ」(2026年9月25日)
- 恵庭市議会「西島松地区まちづくり特別委員会」報告資料(2026年10月9日)
- 恵庭市「西島松地区における新市街地整備に伴う各種調査業務」
- 鎌ケ谷市「ファイターズ鎌ケ谷スタジアムの移転先の決定について」
- 日刊スポーツ、UHB北海道文化放送、スポーツ報知などの関連報道