BIC SIMを検討する際に比較対象となるのが、同じIIJのギガプランを提供する「IIJmio」だ。実際、両サービスは料金体系や通信サービスに共通点が多く、単純な月額料金だけでは差が見えにくい。
大きな違いは、ビックカメラの店舗サービスとビックポイントを活用できるかどうかにある。
月額料金は基本的に同水準音声SIM・音声eSIMの通常料金は、両サービスで同じ水準に設定されている。5GBは950円、10GBは1,400円、25GBは2,000円。容量が同じなら、基本料金だけを理由にどちらかを選ぶ必要性は低い。
IIJmioはオンラインでの契約や会員向けサービスを中心に利用したい人に向いている。一方、BIC SIMはビックカメラの店頭相談やポイント還元を重視する人にメリットがある。
BIC SIMを選ぶメリット- ビックカメラグループの店舗で相談しながら申し込める。
- 店頭限定のMNPポイント還元を利用できる。
- ビックカメラ.comでのスマホ購入と回線契約を組み合わせられる。
- ビックポイントを月額料金の支払いに使える。
- ギガぞうWi-Fiなど、BIC SIM独自の付加サービスを利用できる。
- 音声回線を同一mioIDで2回線以上契約すると、家族割引として1回線あたり100円引きになる。
とりわけ、普段からビックカメラで家電やスマートフォンを購入する人には、通信費の節約とポイントの使い道を一体化できる利点がある。
IIJmioからBIC SIMに乗り換えることはできる?ここは注意したいポイントだ。BIC SIMのキャンペーン規約では、既にIIJmioを利用している人がBIC SIMへMNP申し込みすることはできないと明記されている。
そのため、IIJmioの利用者がビックポイントを目的にBIC SIMへ電話番号を移す、という方法は取れない。既存契約者は、現在の契約内容や利用可能なプラン変更・特典を確認する方が現実的だ。
新規契約を検討している人なら、料金だけでなく、店舗サポート、ポイント還元、スマートフォン購入予定まで含めて比較する価値がある。
出典:IIJmio公式料金案内、BIC SIM公式サービス案内・キャンペーン規約。
【プロの結論】BIC SIMキャンペーンはどんな人におすすめ?

2026年11月のBIC SIMキャンペーンを評価する際、見るべきなのは最大ポイント数や最安月額料金だけではない。1年間の割引総額、増量データの使いやすさ、13ヵ月目以降の通常料金、申し込み窓口の4点を組み合わせて判断したい。
BIC SIMをおすすめできる人1. 5GB程度の利用で毎月の固定費を抑えたい人
5GBプランは12ヵ月間450円。通話定額10分+も組み合わせれば、対象期間中の基本料金と通話オプション料金を合計して月額450円にできる。データ使用量が少なく、電話も一定程度利用する人に適している。
2. 毎月の通信量が多い人
10GBプランは15GB増量により最大25GB相当になる。さらに月額割引も適用されるため、通信量と料金のバランスを取りやすい。25GBプランなら15GB増量で最大40GB相当となり、動画視聴やテザリングを多用する人にも選択肢になる。
3. スマートフォンを買い替える予定がある人
ビックカメラ.comで対象端末を購入する予定があるなら、スマホセットキャンペーンの最大5,000ポイント還元が魅力になる。端末の購入先を決める前に、対象機種と注文条件を確認しておきたい。
4. ビックポイントを日常的に利用する人
ポイント還元を受け取るだけでなく、通信料金の支払いにも活用できる。ビックカメラでの買い物が多い人ほど、ポイントの実用性は高くなる。
あまりおすすめできない人反対に、次のような人は慎重に検討したい。
- 既にIIJmioを利用していて、MNPによる新規特典を狙っている人。
- 2GBプランで十分な人。店頭・スマホセットのポイント還元対象外になる。
- 13ヵ月目以降も同じ割引料金が続くと考えている人。
- データ容量を頻繁に変更する予定がある人。
- ビックポイントを使う機会がなく、オンラインだけで完結するサービスを優先する人。
5GBの場合、月額500円の割引が12ヵ月続くため、年間6,000円の基本料金節約になる。10GBの場合は、最初の6ヵ月で3,000円、後半6ヵ月で4,200円となり、合計7,200円の割引だ。
さらに通話定額10分+を12ヵ月利用すれば、700円×12ヵ月で8,400円相当の割引が加わる。ただし、これはオプションを実際に利用する人にとっての価値であり、電話をほとんど使わない人にとっては、そのまま現金の節約額として考えるべきではない。
また、初期費用やSIM発行手数料、13ヵ月目以降の料金も含めて比較する必要がある。最初の1年間が安いことと、長期的に最安であることは別の話だ。
編集上の判断としては、5GB・10GBを利用する新規契約者、または対象スマホへの買い替えを予定しているMNP利用者が、今回のキャンペーンの恩恵を受けやすい。 一方、既にIIJmioを利用している人や、割引終了後の料金を重視する人は、通常料金を基準に判断したい。
【BIC SIMキャンペーン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:BIC SIMのキャンペーンは新規契約でも利用できますか?
まるっと1年割引は新規契約・MNPの両方が対象。通話定額10分+やデータ増量も条件を満たせば利用できる。一方、店頭の5,000ポイント還元とスマホセットキャンペーンはMNPが対象で、新規契約は対象外となる。
Q2:BIC SIMのキャンペーンはいつまでですか?
まるっと1年割引と店頭ポイント還元は終了日未定。スマホセットキャンペーンの増量特典は2027年1月11日まで。データ専用eSIMのスタート応援キャンペーンは2026年11月4日までとなっている。
Q3:BIC SIMの5,000ポイント還元は店頭とWebの両方でもらえますか?
店頭とWebでは別々のキャンペーンで、適用条件も異なる。店頭はMNPによる5,000ポイント還元、Webは対象スマホ購入とMNPを組み合わせた最大5,000ポイント還元だ。同一契約で両方を受け取ることを前提にせず、申し込み経路を決めてから手続きしたい。
2026年11月のBIC SIMキャンペーンは、月額料金を下げたい人には「まるっと1年割引」、MNPでビックポイントを獲得したい人には店頭キャンペーン、スマートフォンの買い替えを予定している人にはビックカメラ.com限定のスマホセットキャンペーンが有力な選択肢となる。
特に5GBの月額450円、10GBの月額900円から700円への段階割引、10GB・25GBの15GB増量、通話定額10分+の最大12ヵ月無料は注目したい特典だ。
ただし、店頭とWebではポイント還元の条件が異なり、特典の併用にも制限がある。データ容量の変更や解約によって割引が終了する場合もあるため、申し込み前に規約を確認しておきたい。
また、2026年11月4日にはデータ専用eSIMのキャンペーンが終了予定となっている。対象プランを検討している人は、期限を意識して手続きを進めるとよい。
最終的には、キャンペーン中の安さだけでなく、初期費用、通常月額料金、ポイントの利用価値、1年後の負担まで含めて判断することが、BIC SIMをお得に使い続けるためのポイントだ。