2025年12月12日に発表された第21回オリコン「好きな男性アナウンサーランキング」は、2026年のCMサイト調査とは異なる顔ぶれが上位に並びました。
特に注目したいのは、南波雅俊と赤荻歩の躍進です。TBSの朝のバラエティー番組「ラヴィット!」での活躍が、ランキングにも反映されています。
オリコン2025年のTOP10| 順位 | アナウンサー | 所属 |
|---|---|---|
| 1位 | 南波雅俊 | TBS |
| 2位 | 赤荻歩 | TBS |
| 3位 | 羽鳥慎一 | フリー |
| 4位 | 藤井貴彦 | フリー |
| 5位 | 上垣皓太朗 | フジテレビ |
| 6位 | 伊藤利尋 | フジテレビ |
| 7位 | 武田真一 | フリー |
| 8位 | 杉山真也 | TBS |
| 9位 | 辻岡義堂 | 日本テレビ |
| 10位 | 高瀬耕造 | NHK |
出典:オリコンニュース「第21回 好きな男性アナウンサーランキング」(2025年12月12日)。
2つの調査で順位はどう変わった?両ランキングで共通して登場する人物を比較すると、興味深い傾向が見えてきます。
- 南波雅俊: オリコン1位からCMサイト調査5位へ。
- 羽鳥慎一: オリコン3位からCMサイト調査2位へ。
- 藤井貴彦: オリコン4位からCMサイト調査6位タイへ。
- 辻岡義堂: オリコン9位からCMサイト調査6位タイへ。
一方、赤荻歩はオリコンで2位に入りましたが、2026年10月のCMサイト調査ではTOP10に入っていません。
ここで注意したいのは、これらを単純な人気の上昇・下降と解釈できないことです。
オリコンの調査は2025年10月24日~30日に実施された1,000人対象のインターネット調査。CMサイトの調査は2026年10月22日に実施された2,255人対象の調査です。どちらも10代~50代の男女が中心ですが、調査時期や回答者数、集計主体が異なります。
なぜ南波雅俊と赤荻歩がオリコンで上位になったのか大きな要因として考えられるのが、「ラヴィット!」による認知度の拡大です。
南波雅俊は、NHKから2020年10月にTBSへ移籍した経歴を持ちます。スポーツ実況やニュース読みで実力を発揮する一方、「ラヴィット!」では大ファンであるB'zの楽曲を熱唱。アナウンサーという職業のイメージを超えた個性を見せています。
オリコンの2025年調査では、B'zの歌唱だけでなく、野球実況の聞きやすさやニュースを伝える際の誠実さも評価されました。
つまり、バラエティーで注目を集め、報道やスポーツ実況で実力を認められるという二段構えの人気です。
赤荻歩も同じく「ラヴィット!」で知名度を高めました。毎朝の実況や進行で見せる明るさに加え、ニュースや選挙特番での落ち着いた仕事ぶりも評価されています。
オリコンの発表では、前年6位から2位へ上昇。TBSアナウンサーが1位と2位を独占したことも話題になりました。
歴代ランキングの重要人物・安住紳一郎と桝太一歴代の男性アナウンサー人気を考えるうえで外せないのが、オリコンランキングの殿堂入りです。
- 安住紳一郎:2009年に5連覇を達成し殿堂入り。
- 桝太一:2016年に5連覇を達成し殿堂入り。
この2人は、長期にわたって高い支持を維持してきた代表的な存在です。
2025年のオリコンランキングに2人が登場していない背景には、この殿堂入りがあります。一方、CMサイトの2026年調査では、安住が1位、桝が3位にランクインしています。
これは、殿堂入りという歴史的な実績と、現在の人気を別々に評価する必要があることを示しています。
また、オリコン2025年のTOP10は平均年齢45.4歳。上垣皓太朗を除く9人が35歳以上で、新規ランクインはゼロでした。
男性アナウンサーの人気は、短期的な話題性だけでなく、長年の番組出演による認知度や視聴者との信頼関係に支えられていることが分かります。
【人気の理由を分析】男性アナウンサーが視聴者から支持される5つの条件

ランキングの顔ぶれを分析すると、男性アナウンサーの人気には共通する特徴があります。
1. 声の聞きやすさとアナウンス技術アナウンサーの基本は、情報を正確に伝えることです。
安住紳一郎や南波雅俊が高く評価されている背景には、ニュース読みやスポーツ実況で培った技術があります。
聞き取りやすい発声、適切な間の取り方、情報を整理する能力は、視聴者が番組を安心して見続けるための重要な要素です。
2. 報道とバラエティーの切り替え人気アナウンサーには、番組によって異なる役割を演じ分ける能力があります。
例えば、安住紳一郎は報道番組で冷静な進行を見せながら、ラジオでは軽妙なトークを展開します。
南波雅俊も、ニュースやスポーツ実況では真剣な表情を見せる一方、「ラヴィット!」では歌やものまねで番組を盛り上げます。
このギャップが視聴者の興味を引き、人物そのものへの関心につながっています。
3. 親しみやすさと人柄アナウンサーは、毎日同じ時間帯に画面へ登場することも多い職業です。
そのため、視聴者が感じる親近感は人気を左右します。
羽鳥慎一の柔らかな語り口、赤荻歩の明るい笑顔、桝太一の誠実な印象などは、それぞれ違った形で親しみやすさを生み出しています。
4. 専門分野を持っている専門性も重要な評価基準です。
桝太一は科学コミュニケーションの研究、南波雅俊はスポーツ実況、古舘伊知郎は独自の実況技術という強みを持っています。
単に話が上手なだけではなく、特定の分野について深く理解していることが、視聴者からの信頼につながります。
5. 長期間にわたる番組出演人気を維持するには、継続的な露出も欠かせません。
朝の情報番組や夕方のニュース、週末の報道番組など、定期的に視聴者と接する機会が多いほど、人物の認知度は高まりやすくなります。
オリコン2025年調査でベテラン勢が強かったことも、この構造と無関係ではありません。
ただし、出演番組が多いことだけで人気が決まるわけではありません。視聴者にどのような価値を提供しているかが重要です。
【2026年現在の活動】注目男性アナウンサー6人の仕事とキャリア
ランキングを理解するには、順位だけでなく現在の仕事にも注目する必要があります。
ここでは、検索需要の高い6人について、所属や代表番組、キャリアの特徴を整理します。
安住紳一郎:TBSを代表する総合司会者TBSテレビ・1973年生まれ
主な担当番組:THE TIME,、情報7daysニュースキャスター、安住紳一郎の日曜天国
安住紳一郎は1997年にTBSへ入社。報道、情報番組、バラエティー、音楽番組と幅広いジャンルで実績を積んできました。
特に「ぴったんこカン・カン」で見せた独特の進行や、「輝く!日本レコード大賞」での司会経験は、知名度を高めた大きな要素です。
2026年現在もテレビとラジオの両方で活動しており、局アナとしての専門性とタレント性を兼ね備えています。
羽鳥慎一:フリー転身後も朝の顔として活躍フリー・1971年生まれ
主な担当番組:羽鳥慎一モーニングショー、ぐるぐるナインティナイン
1994年に日本テレビへ入社し、「ズームイン!!SUPER」の総合司会として人気を獲得しました。
2011年にフリーへ転身してからも、情報番組の司会者として活躍しています。
番組の空気を読み、ゲストや出演者の発言を引き出す能力が強みです。報道とエンターテインメントの両方で仕事を続けている点が、長期的な人気につながっています。
桝太一:研究者とアナウンサーを両立フリー・同志社大学助教・1981年生まれ
主な担当:真相報道 バンキシャ!、同志社大学での研究活動
日本テレビ時代の代表番組は「ZIP!」です。2011年から2021年まで初代総合司会を務めました。
2022年の退社後は、同志社大学ハリス理化学研究所で研究活動を続けています。
研究テーマは、マスメディアにおけるサイエンスコミュニケーションの実状と課題です。
テレビで培った情報伝達の経験を研究にも生かしている点が、桝太一ならではのキャリアです。
南波雅俊:スポーツ実況とB'zで人気を拡大TBSテレビ・1988年生まれ
主な担当:スポーツ実況、Nスタ、ひるおび、ラヴィット!(不定期)
南波雅俊はNHKを経て、2020年にTBSへ移籍しました。
スポーツ実況の経験を重ねながら、バラエティーでも独自の個性を発揮。特にB'zの歌ものまねは、番組を代表する人気企画の一つとなっています。
TBS公式プロフィールによると、2026年現在も野球、サッカー、バレーボールなどのスポーツ中継を担当しています。
赤荻歩:実況力と明るい進行が評価される実力派TBSテレビ・1981年生まれ
主な担当:ラヴィット!(実況)、JNNニュース、落語研究会
赤荻歩は2004年にTBSへ入社したアナウンサーです。
「ラヴィット!」ではゲーム企画などの実況や進行を担当し、番組を盛り上げています。
2025年のオリコン調査で2位に入った背景には、明るいキャラクターだけでなく、生放送の予期せぬ展開にも対応できるアナウンス技術があります。
TBSの公式プロフィールでも、ニュース、落語、スポーツ中継など幅広い担当分野が紹介されています。
藤井貴彦:報道で培った言葉の力が強みフリー・1971年生まれ
主な出演:news zero、X秒後の新世界
1994年に日本テレビへ入社し、長年にわたり報道番組で活躍しました。
2024年3月に日本テレビを退社し、フリーアナウンサーとして活動を開始しています。
視聴者に語りかけるような言葉選びや、ニュースの内容を丁寧に伝える姿勢が持ち味です。
セント・フォースの公式プロフィールでも、現在の出演番組として「news zero」などが紹介されています。
【イケメン男性アナウンサーランキング】顔立ち・雰囲気で選ばれる人気者は?
男性アナウンサーの人気を語る際に、もう一つ注目されるのがビジュアルです。
ただし、好きな男性アナウンサーランキングと男性アナウンサーイケメンランキングは、評価基準が異なります。
前者はアナウンス力や人柄、番組での活躍などを含む総合評価。後者は顔立ちやスタイル、爽やかな雰囲気など、外見への評価が中心です。
2026年のイケメン男性アナウンサーランキング投票型ランキングサイト「みんなのランキング」では、2026年10月31日時点で、男性アナウンサーのイケメンランキングが公開されています。
上位には次の人物がランクインしています。
1. 江原啓一郎
2. 桝太一
3. 藤岡宗我
4. 青木源太
5. 羽鳥慎一
6. 榎並大二郎
7. 小林廣輝
8. 渡辺和洋
9. 大野雄一郎
10. 安住紳一郎
このランキングは、参加者1,832人、投票総数5,219票、158人が対象となったユーザー投票型のランキングです。
2026年のビジュアル調査では生田竜聖が1位もう一つ参考になるのが、All Aboutニュースが実施した「アイドル並みのビジュアルだと思う男性アナウンサー」調査です。
2026年8月28日に全国10~70代の男女300人を対象に実施されたアンケートでは、次の結果が紹介されました。
- 1位:生田竜聖(65票)
- 2位:国山ハセン(58票)
生田竜聖はフジテレビのアナウンサーで、爽やかな笑顔や清潔感のある雰囲気が評価されました。
国山ハセンは元TBSアナウンサーで、現在はプロデューサーやタレントとして活動しています。
この調査では、顔立ちだけでなく、スタイルや華やかさも評価の対象になっています。
イケメンと総合人気は必ずしも一致しない興味深いのは、生田竜聖がビジュアル調査で1位となる一方、CMサイトの総合人気調査では10位だったことです。
これはランキングの優劣ではありません。
例えば、外見や爽やかさを重視する人と、ニュースを伝える技術や司会力を重視する人では、評価するアナウンサーが違ってきます。
男性アナウンサーの人気を正しく理解するには、ビジュアル、アナウンス技術、番組での活躍、人柄を分けて考えることが大切です。
【プロの結論】男性アナウンサーランキングから読み解く本当の人気
今回の2つの調査から見えてくるのは、男性アナウンサーの人気が、単純な知名度や外見だけでは決まらないという事実です。
2026年のCMサイト調査では安住紳一郎が333票で1位。オリコン2025年調査では南波雅俊が初の1位を獲得しました。
この違いには、それぞれの人物が持つ強みと、調査対象の違いが表れています。
編集者の視点から、ランキングを読み解く際の判断基準を3つに整理します。
第一に、長期的な人気と短期的な話題性を分けること。
安住紳一郎や羽鳥慎一のように長期間にわたって支持される人物と、南波雅俊や赤荻歩のように番組をきっかけに急速に知名度を高める人物では、人気の形成過程が異なります。
第二に、出演番組と本人の実力を区別すること。
人気番組への出演は認知度を高めますが、長く支持されるにはアナウンス技術や進行能力が欠かせません。
第三に、ランキングの調査条件を確認すること。
回答者数、年齢層、調査時期、投票方式が違えば順位も変わります。複数の調査を比較する場合は、それぞれの条件を確認することが大切です。
今後の注目要点は、南波雅俊や赤荻歩に続く新しい人気男性アナウンサーが登場するかどうか。そして、安住紳一郎や桝太一のように、長期的な支持を獲得する次世代の存在が現れるかどうかです。
男性アナウンサーランキングに関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の好きな男性アナウンサーランキング1位は誰ですか?
A1:2026年10月のCMサイト調査では、TBSの安住紳一郎が333票を獲得して1位です。2位は羽鳥慎一、3位は桝太一でした。
Q2:オリコン2025年の好きな男性アナウンサーランキング1位は誰ですか?
A2:TBSの南波雅俊です。2位には同じくTBSの赤荻歩が入り、同局のアナウンサーが1位と2位を独占しました。
Q3:歴代で最も人気のある男性アナウンサーは誰ですか?
A3:オリコンの歴代ランキングでは、安住紳一郎と桝太一がそれぞれ5連覇を達成して殿堂入りしています。どちらも長期的な人気を誇る代表的な男性アナウンサーです。
Q4:2026年のイケメン男性アナウンサーランキング1位は誰ですか?
A4:投票型の「みんなのランキング」では2026年10月31日時点で江原啓一郎が1位です。一方、All Aboutの2026年8月のビジュアル調査では生田竜聖が1位でした。調査方法によって結果は異なります。
Q5:現在フリーで活躍している人気男性アナウンサーは誰ですか?
A5:羽鳥慎一、桝太一、藤井貴彦、古舘伊知郎などが代表的です。それぞれ情報番組、報道番組、研究活動、スポーツ実況など異なる分野で活動しています。
2026年10月の男性アナウンサー人気ランキングでは、安住紳一郎が333票を獲得して堂々の1位となりました。羽鳥慎一、桝太一も上位に入り、歴代の人気アナウンサーの存在感を改めて示しています。
一方、オリコン2025年調査では南波雅俊が1位、赤荻歩が2位となり、TBSの朝番組を中心とした新しい人気の広がりが見られました。
男性アナウンサーの人気を判断するときは、次のポイントを意識するとランキングをより深く楽しめます。
- 長期的な支持を集めるベテランの実力
- バラエティーやSNSなどで発揮される個性
- 報道やスポーツ実況で培われる専門性
- 親しみやすさや視聴者との信頼関係
- 調査ごとに異なる投票条件と評価基準
2026年の男性アナウンサー人気を象徴するのは、安定感のあるベテランと、個性を武器に活躍する新世代の共存です。
安住紳一郎の圧倒的な支持が続くのか、南波雅俊や赤荻歩がさらに存在感を高めるのか。次回のランキングにも注目が集まります。