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雨のマークの意味は?気象庁とウェザーニュースの違いを2026年版で徹底解説

水沢 茜 水沢 茜 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

天気予報で見かける傘のマークや雨のアイコン。ひと目で雨が降ることは分かっても、「雨時々曇り」「曇り一時雨」「雨のち曇り」では何が違うのか、正確に説明できる人は意外と多くありません。実は、天気予報のマークには、雨が降る時間帯や降り方の変化を簡潔に伝える役割があります。

2026年11月現在、気象庁とウェザーニュースでは、天気を表す基本的な考え方に共通点がある一方、アイコンの種類や組み合わせ方、表示する時間単位には違いがあります。特に、傘マークが表示されていても一日中雨が降るとは限らず、降水確率が高いからといって雨量が多いとも限りません。公式情報をもとに、マークの意味から外出時の判断方法まで詳しく解説します。

【雨のマークは何を意味する?基本的な見方と天気予報の仕組み】

雨のマーク

雨のマークは、指定された予報時間や地域で雨が降ると予想されていることを示す天気記号です。

一般的には、青い傘や雲から落ちる雨粒などで表現されます。ただし、マークの形や色は天気予報を提供する会社やサービスによって異なります。

ここで押さえておきたいのは、雨のマークは雨量そのものを示す記号ではないという点です。

例えば、同じ傘マークでも、次のような状況が考えられます。

- 朝だけ短時間の雨が降る。
- 午後から雨が降り始める。
- 雨が降ったりやんだりする。
- 一日を通して雨が続く。
- 夜遅くになってから雨が降る。

これらは雨の降り方や時間帯が異なりますが、天気予報の概要表示では同じ雨のマークが使われる場合があります。

気象庁の天気予報記号とは?

気象庁の天気予報では、晴れ・曇り・雨・雪などの基本的な天気を記号で表現します。

加えて、天気の変化を示すために「|」や「/」といった記号も使用します。

気象庁の公式FAQによると、記号の意味は次のとおりです。

- 「|」:時々、または一時
- 「/」:のち

例えば、曇りと雨のマークが「|」で区切られている場合、雨が断続的に降るケースと、短時間連続して降るケースの両方が含まれます。

一方、「/」で区切られている場合は、予報期間の前半と後半で天気が変化することを意味します。

つまり、記号だけでは細かな雨の降り方まで判断できないことがあります。気象庁も、天気予報の図に加えて詳細な予報文を確認するよう案内しています。

天気予報の表示はどのように作られる?

天気予報は、単純に気象衛星の雲の写真を見て決めているわけではありません。

気象庁では、国内外の地上・上空の観測データなどを活用し、数値予報によって将来の大気の状態を計算しています。その結果を予報官が実際の気象状況などと照らし合わせて判断し、予報を発表します。

また、気象庁以外にも、気象庁長官の許可を受けた予報業務許可事業者が独自の天気予報を発表できます。

そのため、同じ地域でも気象庁と民間の天気予報サービスで表示内容が異なることがあります。これは必ずしも、どちらかが間違っているという意味ではありません。

【気象庁とウェザーニュースの雨マークは何が違う?】


気象庁

基本的な天気記号と組み合わせ記号によって、その日の天気の概要を簡潔に伝える方式です。



ウェザーニュース

1時間ごとや1日ごとなど、表示する時間単位に合わせて多様な天気アイコンを使い分けています。

両者の違いを理解するには、単純にマークの形を比べるだけでなく、どの情報をどのように表現しているかを見る必要があります。

天気マークの比較一覧
比較項目 気象庁 ウェザーニュース
基本表示 晴れ・曇り・雨・雪など 晴れ・曇り・雨・雪など
雨の表示 傘などの天気記号 雨粒や傘などのアイコン
時々・一時 「|」で表現 右下の小さな別アイコンなどで表現
のち 「/」で表現 天気アイコンを順番に組み合わせて表現
時間単位 日ごとの概要や時間帯別予報 5分ごと・1時間ごと・1日ごと
アイコンの種類 基本記号の組み合わせ 1時間ごとは9種類、1日ごとは約80種類

※ウェザーニュースの種類数は、同社公式FAQに掲載されている案内に基づきます。

ウェザーニュースの天気アイコンの特徴

ウェザーニュースでは、表示する時間単位によってアイコンの種類が変わります。

1時間ごとの予報では、次の9種類を基本として案内しています。

- 晴れ
- 曇り
- 雨
- 雪
- 小雨
- みぞれ
- 猛暑
- 大雨・嵐
- 大雪・吹雪

1日ごとの予報では、これらのマークを組み合わせ、約80種類のアイコンを使って天気の変化を表現します。

例えば、晴れのマークの右下に小さな雨のマークが付いていれば、晴れを基本としながら一時的に雨が降る、あるいは断続的に雨が降る予報を表しています。

また、ウェザーニュースでは小雨と大雨・嵐を別のアイコンとして扱っています。

単純な雨マークだけでなく、雨の程度や天候の特徴まで視覚的に把握しやすいことが特徴です。

同じ場所でも予報が違う理由

気象庁とウェザーニュースで雨マークの表示が異なる場合、注目したいのが予報の提供元と対象地域です。

気象庁の予報は、府県などの予報区を基本に発表されます。一方、民間の気象サービスでは、より細かな地域や時間単位で予報を提供することがあります。

また、気象庁の説明では、予報業務許可事業者は独自の判断で予報を発表できるとされています。

したがって、あるサービスでは曇り、別のサービスでは曇り時々雨と表示されることもあります。

比較するときは、マークの違いだけでなく、予報の発表時刻・対象地域・対象時間帯をそろえることが重要です。

【雨時々曇り・曇り一時雨・雨のち曇りの意味を徹底比較】

雨のマークを正確に理解するうえで、特に重要なのが「時々」「一時」「のち」の違いです。

この3つは似ているように見えますが、気象庁では明確に定義されています。

1.雨時々曇りのマーク

「雨時々曇り」は、雨を主体とした天気の中で、曇りの状態が断続的に現れることを表します。

「時々」は、ある現象が断続的に発生し、その合計時間が予報期間の2分の1未満になる場合に使われる言葉です。

例えば24時間の予報で考えると、曇りの時間が合計12時間未満で、雨が主体となるような天気の変化が該当します。

反対に「曇り時々雨」は、曇りを基本としながら雨が降ったりやんだりする状態です。

この2つは、どちらの天気が主体なのかに注目すると理解しやすくなります。

2.曇り一時雨の意味

「曇り一時雨」は、基本的には曇りで、予報期間中に短時間だけ連続して雨が降る状態です。

気象庁の定義では、一時とは現象が連続的に起こり、その発現期間が予報期間の4分の1未満の場合を指します。

24時間の予報であれば、雨が降る時間は6時間未満が目安です。

ただし、これは雨が必ず6時間近く降るという意味ではありません。1時間程度の短い雨も含まれます。

3.雨のち曇りの記号

「雨のち曇り」は、最初に雨が降り、その後に曇りへ変わることを意味します。

ここで注意したいのは、「のち」が午前と午後の境界を必ず示すわけではないことです。

例えば、朝から雨が降り、午後になって雨がやんで曇り空になる場合もあります。

また、夜になってから雨がやむケースも考えられます。

気象庁では、今日や明日の予報について、可能な場合は「夕方から曇り」など具体的な時間帯を示す表現も使用しています。

3つの表現の違いを整理

- 時々: 断続的に発生することがポイント。
- 一時: 短時間、連続して発生することがポイント。
- のち: 前半と後半で天気が変化することがポイント。

この違いを覚えておけば、傘マークが付いた天気予報でも、一日のどの時間帯に雨が降りそうなのかをイメージしやすくなります。

【傘マークの意味と降水確率は別物!よくある誤解を解説】

天気予報の傘マークを見ると、「今日は雨が多いのだろう」「降水確率も高いはず」と考えがちです。

しかし、傘マークと降水確率は、それぞれ異なる情報を伝えています。

傘マークが表示されるのはなぜ?

気象庁の天気予報マークは、対象となる日の天気を1つまたは2つの記号で概要表示しています。

ここで興味深いのが、雨や雪が降る場合は、晴れや曇りよりも優先して表示するという仕組みです。

例えば、ほとんどの時間帯は曇りでも、夜遅くに雨が予想されていれば、雨のマークが表示される場合があります。

これは、短時間であっても雨や雪が降るという情報が、外出や生活の判断にとって重要だからです。

そのため、傘マークが表示されているからといって、一日中雨が降り続くと判断するのは適切ではありません。

降水確率の意味とは?

降水確率は、指定された時間帯に1mm以上の雨または雪が降る確率を示す情報です。

気象庁では、短期予報について6時間ごとに発表し、10%単位で表示します。

例えば、降水確率30%とは、同じ条件で30%という予報が100回発表された場合、そのうちおよそ30回で1mm以上の降水があるという意味です。

ここで重要なのは、降水確率が雨量を示しているわけではないことです。

降水確率80%でも小雨で終わる可能性がありますし、降水確率30%でも局地的に強い雨が降る可能性があります。

また、降水確率0%は必ずしも雨が完全に降らないことを意味しません。気象庁の定義では5%未満を0%としており、1mm未満の降水が予想される場合もあります。

雨マークと降水確率の違い

それぞれの役割を整理すると、次のようになります。

- 雨マーク:予想される天気の種類を示す。
- 降水確率:一定時間内に1mm以上の降水がある確率を示す。
- 雨量予報:一定時間内に予想される雨の量を示す。
- 時系列予報:時間の経過に伴う天気の変化を示す。

この4つを組み合わせると、傘が必要かどうかだけでなく、外出時間を変更した方がよいかまで判断しやすくなります。

【弱い雨と強い雨の違いは?雨量mmの目安を知っておこう】

雨のマークを見たとき、もう一つ確認したいのが雨の強さです。

天気予報では、雨の強さを1時間あたりの雨量で区分しています。

気象庁の「雨の強さと降り方」では、雨量に応じて「やや強い雨」「強い雨」「激しい雨」などの用語を使い分けています。

1時間雨量の目安




弱い雨
3mm未満

比較的弱い降り方。小雨もこの区分に含まれます。



やや強い雨
10〜20mm未満

ザーザーと降り、地面からの跳ね返りで足元がぬれる程度。



強い雨
20〜30mm未満

どしゃ降り。傘を差していてもぬれることがあります。



激しい雨
30〜50mm未満

バケツをひっくり返したような雨。道路が川のようになることもあります。



非常に激しい雨
50〜80mm未満

滝のような降り方。視界が悪くなり、傘が役に立たなくなるほどです。



猛烈な雨
80mm以上

息苦しさを感じるほどの猛烈な降り方です。

出典:気象庁「雨の強さと降り方」。数値はいずれも1時間雨量です。

雨量1mmはどれくらい?

雨量のmmは、地面にたまる水の深さを表します。

1mmの雨は、面積1平方メートルあたり約1リットルの水に相当します。

そのため、1時間に20mmの雨が降れば、1平方メートルあたり20リットルの水が降った計算になります。

雨量の数値が大きくなるほど、地面の水たまりや道路の冠水などへの注意が必要になります。

小雨マークなら傘はいらない?

ウェザーニュースでは、小雨を傘が必要ない程度の弱い雨として説明しています。

ただし、実際に傘が必要かどうかは、外出時間や風の強さ、雨にさらされる場所によっても変わります。

短時間の移動なら問題なくても、徒歩で長時間移動する場合や荷物が多い場合には、折りたたみ傘があると安心です。

また、雨量が少なくても、路面がぬれて滑りやすくなることがあります。

雨の強さだけでなく、移動方法や周囲の状況も考慮しましょう。

【雨のマークを見たら外出前に確認したい5つのポイント】

天気予報のアイコンを正しく読めるようになったら、実際の外出判断に活用してみましょう。

特に、朝の通勤や通学、買い物、旅行などでは、次の5項目を確認することが役立ちます。

1.雨が降る時間帯を確認する

まず確認したいのは、雨が降る時間帯です。

「雨のち曇り」なら前半に雨が予想され、「曇りのち雨」なら後半に雨が予想されます。

一日単位のマークだけでは分からない場合は、1時間ごとの予報や地域時系列予報を確認してください。

2.降水確率だけで判断しない

降水確率が低くても、局地的な雨が降る可能性はあります。

反対に、降水確率が高くても、必ずしも強い雨になるわけではありません。

雨量や雨雲の動きも確認することで、より具体的な判断ができます。

3.雨雲レーダーで現在の状況を確認する

雨雲レーダーは、雨雲の位置や移動方向を把握するために役立ちます。

特に、出発直前や帰宅前には、予報だけでなく現在の雨雲の状況も確認しておきたいところです。

ただし、レーダー画像は観測・解析情報であり、将来の雨を確実に保証するものではありません。予測情報と併せて確認しましょう。

4.大雨や雷の情報を確認する

強い雨が予想されるときは、通常の天気アイコンだけでなく、気象庁の警報・注意報やキキクルなどの防災情報も確認してください。

特に、次のような状況では注意が必要です。

- 大雨警報が発表されている。
- 土砂災害警戒情報が発表されている。
- 短時間に雨量が急増している。
- 雷や突風の危険がある。
- 河川の水位が上昇している。

危険が迫っている場合は、雨が弱まるのを待つよりも、安全な場所への避難を優先してください。

5.予報の更新時刻を確認する

天気予報は一度発表されたら固定されるものではありません。

気象庁によると、大気の状態を数値予報で計算する際には誤差が含まれ、時間の経過とともに予報が変わることがあります。

そのため、数日前に見た雨マークと当日の予報が異なる場合もあります。

旅行や屋外イベントなど、天候の影響を受けやすい予定では、前日と当日の両方で最新情報を確認するとよいでしょう。

【雨のマークに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:天気予報の傘マークは一日中雨が降るという意味ですか?

A1:必ずしもそうではありません。夜遅くや朝だけ雨が降る場合でも、雨のマークが表示されることがあります。1時間ごとの予報や詳細な天気予報文を確認してください。

Q2:雨時々曇りと曇り一時雨の違いは何ですか?

A2:「時々」は断続的に現象が起きること、「一時」は短時間連続して現象が起きることを意味します。気象庁の定義では、時々は予報期間の2分の1未満、一時は4分の1未満です。

Q3:雨のち曇りのマークは午前中が雨という意味ですか?

A3:必ずしも午前中とは限りません。雨のち曇りは、予報期間の前半に雨、後半に曇りへ変化することを示します。具体的な時間は詳細な予報で確認できます。

Q4:降水確率0%なら傘を持たなくても大丈夫ですか?

A4:降水確率0%は、降水確率が5%未満であることを意味します。1mm未満の降水が起きる可能性もあるため、絶対に雨が降らないという意味ではありません。

Q5:気象庁とウェザーニュースで雨マークが違うのはなぜですか?

A5:予報の提供元や予測の判断、対象地域、時間単位が異なるためです。表示の違いだけでなく、発表時刻や詳細な予報内容も比較しましょう。

Q6:雨のマークだけで雨の強さは分かりますか?

A6:基本的には分かりません。雨の強さを知りたい場合は、1時間雨量や雨量予報を確認してください。小雨・強い雨・大雨などの表示がある場合は、その説明も参考になります。

雨のマークは、天気予報の中でも特に生活への影響が大きい情報を簡潔に伝えるための記号です。

気象庁の予報記号では「|」が時々または一時、「/」がのちを意味します。一方、ウェザーニュースでは、基本の天気アイコンを組み合わせ、1時間ごとや1日ごとの天気の変化を細かく表現しています。

覚えておきたい要点は、次の4つです。

- 雨マークは雨の予想を示すもので、雨量や降水確率とは別の情報。
- 時々は断続的、一時は短時間の連続、のちは天気の時間的な変化。
- 降水確率が高くても雨量が多いとは限らない。
- 外出前には時間帯別予報、雨量、雨雲レーダー、防災情報を確認する。

特に、傘マークが付いているからといって、一日中雨が降ると決めつけないことが大切です。

天気予報の記号が示す意味を理解し、必要に応じて時間別の情報や防災情報まで確認すれば、通勤・通学から旅行、屋外イベントまで、天候に合わせた判断がしやすくなります。

2026年も、天気予報を単なる晴れ・曇り・雨の表示として見るのではなく、時間・確率・雨量という複数の情報を組み合わせて活用していきましょう。

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デジタルマーケター 水沢 茜
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アイドルと音楽シーンを担当。公式サイトのスケジュール、リリース情報、本人の発表を照合してから構成しています。

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