2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンに選ばれたメジャーリーグ所属選手は誰なのか。注目を集めたのは、大谷翔平、山本由伸、鈴木誠也らを含むMLB所属の8選手です。日本代表には、ロサンゼルス・ドジャースをはじめ、エンゼルス、ロッキーズ、ブルージェイズ、ホワイトソックス、レッドソックス、カブスから選手が集まりました。
侍ジャパン公式サイトが2026年2月26日に更新した最終出場選手一覧によると、代表は合計30人で、メジャー組8人、日本プロ野球(NPB)組22人という構成です。投手では菊池雄星、山本由伸、菅野智之、野手では大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚、岡本和真、村上宗隆が名を連ねました。
なお、2026年大会はすでに終了しています。日本は1次ラウンドを4戦全勝で突破したものの、3月15日の準々決勝でベネズエラに5対8で敗れました。この記事では、大会前に発表された最終公式ロースターを基準に、8人の所属球団、ポジション、NPB組との違い、辞退・追加招集の経緯まで整理します。
【結論】WBC2026のメジャー組は誰?侍ジャパンのMLB所属8選手
2026年WBCの侍ジャパンに選出されたメジャー組は、以下の8人です。
- 大谷翔平:ロサンゼルス・ドジャース
- 山本由伸:ロサンゼルス・ドジャース
- 菊池雄星:ロサンゼルス・エンゼルス
- 菅野智之:コロラド・ロッキーズ
- 鈴木誠也:シカゴ・カブス
- 吉田正尚:ボストン・レッドソックス
- 岡本和真:トロント・ブルージェイズ
- 村上宗隆:シカゴ・ホワイトソックス
MLB公式の2026年1月26日の発表でも、日本代表は大会史上最多となる8人のMLB選手を擁するチームとして紹介されました。その後の選手変更を経て、2月26日更新の侍ジャパン公式最終メンバーにも8人が登録されています。
大谷翔平・山本由伸はドジャースから参戦メジャー組の中心的存在となったのが、大谷翔平と山本由伸です。2人はロサンゼルス・ドジャースに所属し、2023年大会の優勝を経験した選手でもあります。
大谷は2026年大会で背番号16を着用し、登録ポジションは指名打者(DH)。投打二刀流で知られる選手ですが、今回の代表登録では野手として扱われています。この違いは、メジャー組の投手・野手の人数を数える際にも押さえておきたいポイントです。
山本は背番号18の投手として登録。ドジャースで培った経験を持つ右腕として、日本の投手陣を支える存在になりました。実際にベネズエラとの準々決勝では先発投手を務めています。
菊池雄星・菅野智之が加わったMLB投手陣投手のメジャー組は、菊池雄星、山本由伸、菅野智之の3人です。
菊池はロサンゼルス・エンゼルス、菅野はコロラド・ロッキーズに所属。菊池は左腕、山本と菅野は右腕という異なる特徴を持ち、国際大会での投手起用を考えるうえでも興味深い顔ぶれとなりました。
特に菅野は、NPBで長年実績を残してからMLBに挑戦した投手です。日本球界での経験とメジャーでの経験を併せ持つ点が、山本や菊池とは異なる強みです。
鈴木誠也・吉田正尚・岡本和真・村上宗隆も選出野手のメジャー組は5人です。
シカゴ・カブスの鈴木誠也、ボストン・レッドソックスの吉田正尚に加え、2026年からMLBでプレーする岡本和真と村上宗隆が代表入りしました。
岡本はトロント・ブルージェイズ、村上はシカゴ・ホワイトソックスに所属。NPBで長打力を発揮してきた2人が、メジャー移籍後に日本代表のユニホームを着て同じ大会に臨んだ点も、2026年大会の大きな見どころでした。
【所属球団一覧】メジャー組8人のポジションと投打の内訳を比較
8人の所属球団と代表での登録ポジションを整理すると、投手3人、野手5人という構成になります。
| 選手名 | MLB所属球団 | 代表登録ポジション | 投打・特徴 |
|---|---|---|---|
| 大谷翔平 | ドジャース | 指名打者 | 右投左打・二刀流の打撃力 |
| 山本由伸 | ドジャース | 投手 | 右投右打・先発経験 |
| 菊池雄星 | エンゼルス | 投手 | 左投左打・左腕 |
| 菅野智之 | ロッキーズ | 投手 | 右投右打・先発経験 |
| 鈴木誠也 | カブス | 外野手 | 右投右打・打撃力 |
| 吉田正尚 | レッドソックス | 外野手 | 右投左打・打撃力 |
| 岡本和真 | ブルージェイズ | 内野手 | 右投右打・長打力 |
| 村上宗隆 | ホワイトソックス | 内野手 | 右投左打・長打力 |
※所属球団とポジションは、侍ジャパン公式サイトの2026年2月26日更新の登録情報に基づいています。
所属球団は7球団、ドジャースから2人8人の所属球団を数えると、合計7球団です。
- ロサンゼルス・ドジャース:大谷翔平、山本由伸
- ロサンゼルス・エンゼルス:菊池雄星
- コロラド・ロッキーズ:菅野智之
- シカゴ・カブス:鈴木誠也
- ボストン・レッドソックス:吉田正尚
- トロント・ブルージェイズ:岡本和真
- シカゴ・ホワイトソックス:村上宗隆
ドジャースから2人が選出された一方、残る6球団からはそれぞれ1人ずつ選ばれました。複数のMLB球団に日本人選手が所属する状況が、侍ジャパンの戦力にも反映されています。
メジャー組は投手3人・野手5人8人のうち、投手は3人。残る5人は野手です。
野手5人の内訳は、内野手2人、外野手2人、指名打者1人。大谷がDH登録であるため、メジャー組の野手には外野手だけでなく、内野と指名打者の役割も含まれています。
ここで注意したいのは、登録ポジションと実際の試合での起用が必ずしも同じではないことです。代表登録は選手の基本的な区分を示すものであり、打順や守備位置、登板順を固定するものではありません。
【完全一覧】WBC2026侍ジャパンの最終代表メンバー30人
2026年2月26日更新の公式出場選手一覧では、侍ジャパンは30人で構成されました。ポジション別の内訳は投手14人、捕手3人、内野手7人、外野手5人、指名打者1人です。
投手14人- 13 宮城大弥(オリックス)
- 14 伊藤大海(日本ハム)
- 15 大勢(巨人)
- 17 菊池雄星(エンゼルス)
- 18 山本由伸(ドジャース)
- 19 菅野智之(ロッキーズ)
- 22 隅田知一郎(西武)
- 24 金丸夢斗(中日)
- 26 種市篤暉(ロッテ)
- 28 髙橋宏斗(中日)
- 46 藤平尚真(楽天)
- 47 曽谷龍平(オリックス)
- 57 北山亘基(日本ハム)
- 66 松本裕樹(ソフトバンク)
- 4 若月健矢(オリックス)
- 12 坂本誠志郎(阪神)
- 27 中村悠平(ヤクルト)
- 2 牧秀悟(DeNA)
- 3 小園海斗(広島)
- 5 牧原大成(ソフトバンク)
- 6 源田壮亮(西武)
- 7 佐藤輝明(阪神)
- 25 岡本和真(ブルージェイズ)
- 55 村上宗隆(ホワイトソックス)
- 8 近藤健介(ソフトバンク)
- 20 周東佑京(ソフトバンク)
- 23 森下翔太(阪神)
- 34 吉田正尚(レッドソックス)
- 51 鈴木誠也(カブス)
- 16 大谷翔平(ドジャース)
以上が大会に登録された最終30人です。監督は井端弘和。コーチ陣には金子誠、村田善則、能見篤史、吉見一起、梵英心、亀井善行、松田宣浩らが名を連ねました。
【辞退・追加招集】WBC2026で代表メンバーはどう変わった?
2026年大会では、当初発表された選手から複数の変更がありました。特に投手陣では、負傷やコンディションの問題による辞退が続き、代替選手が追加招集されています。
2月11日:平良海馬の辞退と藤平尚真の追加招集最初の大きな変更は、埼玉西武ライオンズの平良海馬の辞退です。
侍ジャパン公式発表によると、平良は左ふくらはぎの肉離れによって出場を辞退。代わりに東北楽天ゴールデンイーグルスの藤平尚真が追加選出されました。
2月13日:石井大智の辞退と隅田知一郎の追加招集続いて阪神タイガースの石井大智が、左アキレス腱の損傷を理由に出場を辞退しました。
代替選手として選ばれたのは、埼玉西武ライオンズの隅田知一郎です。投手陣の登録枠を維持するための変更となりました。
2月26日:松井裕樹の辞退と金丸夢斗の追加招集最終的な代表メンバーが確定する直前には、サンディエゴ・パドレスの松井裕樹がコンディション不良を理由に辞退しました。
その代わりとして追加招集されたのが、中日ドラゴンズの金丸夢斗です。金丸は当初サポートメンバーとして選ばれていましたが、最終的に正式な代表メンバーに加わりました。
この変更によって、公式最終一覧には松井ではなく金丸が登録されています。
変更の経緯を整理すると、次のとおりです。
- 2月11日:平良海馬が辞退、藤平尚真が追加。
- 2月13日:石井大智が辞退、隅田知一郎が追加。
- 2月26日:松井裕樹が辞退、金丸夢斗が追加。
このように、最初の選手発表と最終ロースターを混同すると、実際には出場しなかった選手を代表メンバーとして紹介してしまう可能性があります。2026年大会について調べる際は、2月26日更新の最終一覧を基準にすることが大切です。
【徹底比較】メジャー組8人と日本プロ野球組22人の違い
2026年の侍ジャパンは、MLB所属選手だけで構成されたチームではありません。NPBでプレーする選手が22人を占めており、両者が異なる役割を担う構成でした。
人数で比較するとNPB組が多数派30人の最終登録メンバーを所属リーグで分類すると、次のようになります。
- MLB組:8人(約26.7%)
- NPB組:22人(約73.3%)
メジャー組は全体の約4分の1です。人数だけを見ればNPB組が中心ですが、MLBでプレーする選手たちの経験や個々の能力もチームの大きな強みとなっています。
投手陣はNPB組との組み合わせがポイント投手14人のうち、MLB所属は菊池、山本、菅野の3人。残る11人はNPB所属です。
この構成では、メジャー経験のある投手だけに負担を集中させるのではなく、NPBで実績を積んだ投手たちと組み合わせることができます。
左腕の菊池、右腕の山本と菅野に加え、宮城大弥、伊藤大海、髙橋宏斗、種市篤暉ら異なる特徴を持つ投手がそろいました。相手打線や試合展開に応じた投手起用を考えられる点が、代表編成の見どころです。
野手陣は長打力と機動力の組み合わせ野手16人のうち、メジャー組は5人です。
大谷、鈴木、吉田、岡本、村上が持つ打撃面の実績は大きな注目を集めました。一方、NPB組には近藤健介、周東佑京、牧秀悟、源田壮亮らがいます。
打撃力だけでなく、守備や走塁、複数ポジションへの対応力など、異なる持ち味を組み合わせられることが代表チームの強みです。
メジャー組だから必ずスタメン、NPB組だから控えという単純な序列ではありません。大会では対戦相手やコンディションによって起用方法が変わります。
【大会後の検証】メジャー組8人はWBC2026でどんな役割を果たした?
2026年大会は3月5日から18日まで開催されました。日本は東京ドームで行われた1次ラウンドのプールCを4勝0敗で突破し、準々決勝へ進出しています。
日本は1次ラウンド4戦全勝で突破日本の1次ラウンドの結果は以下のとおりです。
- 3月6日:チャイニーズ・タイペイに13対0で勝利。
- 3月7日:韓国に8対6で勝利。
- 3月8日:オーストラリアに4対3で勝利。
- 3月10日:チェコに9対0で勝利。
4試合をすべて勝利し、プールC首位で準々決勝に進みました。
準々決勝ではベネズエラに5対8で敗退2026年3月15日に行われた準々決勝では、日本はベネズエラと対戦しました。
試合は8対5でベネズエラが勝利。日本は3回に4点を挙げて一時リードしたものの、その後に逆転を許し、準々決勝で大会を終えました。
この試合では山本由伸が先発し、大谷翔平と森下翔太が本塁打を記録しています。MLBでプレーする選手とNPB所属選手が、それぞれ異なる形で試合に関わったことも印象的でした。
大谷翔平は大会ベストナインに相当する表彰を獲得日本代表の大会結果とは別に、大谷翔平は2026年WBCのオールトーナメントチームに指名打者として選出されました。
これは、チームの勝敗と個人選手の評価を分けて考える必要があることを示しています。日本は準々決勝で敗退しましたが、大谷は大会を代表するDHの1人として評価されました。
大会全体では、ベネズエラが決勝でアメリカを3対2で破り、優勝を飾っています。
【プロの結論】WBCのメジャー組を評価するときに見るべき3つのポイント
2026年の侍ジャパンを分析するうえで、メジャー組8人という数字だけに注目するのは十分ではありません。重要なのは、所属球団、代表登録ポジション、NPB組との組み合わせを分けて理解することです。
1. MLB所属と代表での役割を混同しない大谷翔平はMLBでは投打二刀流の選手ですが、2026年WBCの公式登録では指名打者でした。メジャー組の投手を数えるとき、大谷を投手として加えるのは誤りです。
公式ポジションに基づけば、投手3人、野手5人という整理になります。
2. 最初の発表より最終ロースターを優先する平良海馬、石井大智、松井裕樹のように、代表発表後に辞退した選手がいます。変更後のメンバーとして藤平尚真、隅田知一郎、金丸夢斗が追加されました。
選手名を確認するときは、発表日と更新日を確認することが欠かせません。
3. メジャー組の人数だけでチーム力を判断しないMLB所属選手は8人ですが、残る22人も日本を代表する選手です。国際大会では、打撃力、投手層、守備力、走塁、選手のコンディションなど複数の要素が結果を左右します。
メジャー組の存在感は大きいものの、NPB組との連携やチーム全体のバランスを含めて評価することが、侍ジャパンを理解するうえでの重要な視点です。
WBCのメジャー組に関するよくある質問(FAQ)
Q1:WBC2026の侍ジャパンのメジャー組は何人ですか?
A1:最終公式ロースターでは8人です。大谷翔平、山本由伸、菊池雄星、菅野智之、鈴木誠也、吉田正尚、岡本和真、村上宗隆が選ばれました。
Q2:大谷翔平は2026年WBCに出場しましたか?
A2:出場しました。ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷は背番号16で登録され、ポジションは指名打者でした。大会終了後にはオールトーナメントチームのDHにも選出されています。
Q3:山本由伸は2026年WBCに出場しましたか?
A3:出場しました。ロサンゼルス・ドジャース所属の投手として代表入りし、ベネズエラとの準々決勝では先発を務めました。
Q4:菊池雄星と菅野智之の所属球団はどこですか?
A4:菊池雄星はロサンゼルス・エンゼルス、菅野智之はコロラド・ロッキーズです。2人とも2026年WBCの投手として登録されました。
Q5:鈴木誠也、吉田正尚、岡本和真、村上宗隆の所属球団は?
A5:鈴木誠也はシカゴ・カブス、吉田正尚はボストン・レッドソックス、岡本和真はトロント・ブルージェイズ、村上宗隆はシカゴ・ホワイトソックスです。
Q6:メジャー組8人のうち投手は何人ですか?
A6:投手は3人です。菊池雄星、山本由伸、菅野智之が該当します。残る5人は野手で、大谷翔平がDH、岡本和真と村上宗隆が内野手、鈴木誠也と吉田正尚が外野手です。
Q7:WBC2026で辞退したメジャー組はいますか?
A7:当初の代表メンバーに選ばれていたサンディエゴ・パドレスの松井裕樹が、コンディション不良で2月26日に辞退しました。代わりに中日の金丸夢斗が追加招集されています。松井は最終30人には含まれていません。
2026年WBCの侍ジャパンに選出されたメジャー組は、大谷翔平、山本由伸、菊池雄星、菅野智之、鈴木誠也、吉田正尚、岡本和真、村上宗隆の8人でした。
所属球団はドジャース、エンゼルス、ロッキーズ、カブス、レッドソックス、ブルージェイズ、ホワイトソックスの7球団。投手3人、野手5人という構成で、NPB組22人とともに30人の代表を形成しました。
また、平良海馬、石井大智、松井裕樹の辞退に伴う追加招集があり、最終メンバーは2月26日に確定しました。初期発表と最終登録を区別することが、正確な選手情報を把握するポイントです。
日本は1次ラウンドを全勝で突破したものの、準々決勝でベネズエラに敗退。一方、大谷翔平は大会のオールトーナメントチームに選ばれました。
2026年大会を振り返ると、メジャー組の存在感だけでなく、NPB組を含めた30人の選手層こそが侍ジャパンの全体像を理解する鍵になります。
今後の代表選考でも、所属球団や知名度だけでなく、選手の状態、ポジションのバランス、国際大会での適性を合わせて見ることが重要です。