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トライストーン・エンタテイメントとは?2026年の所属俳優・映画制作・オーディションを徹底解説

園田 薫 園田 薫 • 更新: • 公開: • 読了約 26 分
目次

2026年現在、俳優の小栗旬、田中圭、坂口健太郎、赤楚衛二らが所属する芸能プロダクションとして知られるトライストーン・エンタテイメント。映画プロデューサーの山本又一朗が設立した同社は、一般的な芸能事務所とは異なり、俳優のマネジメントだけでなく、映画・舞台の制作や新人育成にも取り組んできた。

2026年には公式サイトのリニューアル、所属俳優の新たな活動、経営体制をめぐる報道など、注目すべき動きも続いている。所属俳優一覧、アーティスト、映画制作の実績、オーディションの応募資格、トライストーン・アクティングラボの費用まで、公式情報と最新の報道をもとに整理する。

【まず知りたい】トライストーン・エンタテイメントの会社概要と設立の歴史

トライストーンエンタテイメント
1993年、映画プロデューサー山本又一朗が設立

トライストーン・エンタテイメントは、映画プロデューサーの山本又一朗が1993年5月に設立した芸能プロダクションだ。

会社の正式名称は「株式会社トライストーン・エンタテイメント」。東京都世田谷区三軒茶屋に本社を構え、俳優・女優のマネジメント、ミュージシャンの育成、映画や舞台の制作などを手掛けている。

設立当初から掲げてきた基本理念は、「地道ではあるが、本物志向のマネージメント」。

単にタレントの知名度を高めることだけを目指すのではなく、長期的な視点で俳優や音楽家の実力を伸ばしていく姿勢が、同社の特徴となっている。

公式会社概要に掲載されている基本情報は次のとおり。

項目 内容
会社名 株式会社トライストーン・エンタテイメント
英語表記 Tristone Entertainment Inc.
設立 1993年5月
創業者 山本又一朗
代表取締役会長 山本又一朗
代表取締役社長 小栗旬
本社所在地 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル5階
主な事業 俳優・アーティストのマネジメント、映画・舞台制作、育成

出典:トライストーン・エンタテイメント公式会社概要。

山本又一朗から小栗旬へ。経営体制の転換

同社の歴史を理解するうえで重要なのが、2023年6月の社長交代だ。

2023年6月8日の株主総会で小栗旬の代表取締役社長就任が正式に承認された。それまで社長を務めていた創業者の山本又一朗は、代表取締役会長に就任している。

小栗は15歳の頃から同社に所属してきた俳優であり、長年にわたって事務所の中心的存在として活動してきた。

社長就任時には、俳優としての夢を追い続けながら、会社の仲間や関係者、ファンに別の立場から恩返しをしたいという趣旨のコメントを発表した。

つまり、外部から経営者を招いたのではなく、所属俳優として事務所の成長を経験してきた人物が経営を担う体制に移行したのである。

2026年に注目されたソニー・ミュージックとの資本関係

2026年10月には、トライストーンの経営をめぐる大きな報道があった。

女性自身の2026年10月6日付報道によると、山本又一朗会長は同社が約3年前からソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の傘下に入っていることを説明した。

同報道では、山本会長がSMEに株式の過半数を譲渡したと語り、SME側も株式の過半数を保有していることを認めたとされる。

山本会長は、会社の将来を考えた経営判断であり、小栗旬が俳優としての仕事や後輩の育成に集中できる体制を整える意図もあったと説明している。

ここで押さえたいのは、資本面ではSMEの子会社という位置付けになっている一方、公式会社概要では小栗旬が代表取締役社長、山本又一朗が代表取締役会長として掲載されていることだ。

2026年のこの動きは、単なる芸能事務所の社長交代とは異なる、中長期的な事業基盤の変化として注目される。なお、資本関係の詳細は女性自身の取材報道とSME側の回答に基づく情報であり、会社公式の会社概要とは情報の出所を区別して理解したい。

【2026年最新版】トライストーンの所属俳優一覧とアーティスト

トライストーン・エンタテイメントの特徴は、知名度の高い主演級俳優から、今後の活躍が期待される若手、舞台を中心に活動する俳優まで、幅広い人材をマネジメントしていることだ。

公式サイトでは、所属アーティストをACTORS、MUSICIANS、PARTNERSHIPなどのカテゴリーに分けて紹介している。

主な所属俳優

最初に、同社を代表する俳優として知られるのが次のメンバーだ。

- 小栗旬:俳優であり、代表取締役社長も務める。
- 田中圭:テレビドラマ、映画、舞台など幅広く活動。
- 綾野剛:映画・テレビドラマを中心に活躍。
- 坂口健太郎:映画、テレビドラマ、海外作品などで活動。
- 間宮祥太朗:映画・ドラマで主演級の役を務める俳優。
- 赤楚衛二:テレビドラマや映画で活躍する俳優。
- 木村文乃:映画・テレビドラマを中心に活動。
- 木戸大聖:テレビドラマや映画などで活動。
- 原菜乃華:映画・ドラマで幅広い役柄を演じる俳優。
- 若村麻由美:長年にわたって映像・舞台で活動。
- 筒井真理子:映画・ドラマ・舞台で活躍。
- 手塚とおる:舞台・映像作品で幅広い役を担う。

公式サイト掲載の所属俳優一覧

2026年11月2日時点で公式サイトのACTORSカテゴリーに掲載されている俳優は、以下のとおり。

小栗旬、田中圭、綾野剛、坂口健太郎、間宮祥太朗、赤楚衛二、高橋努、笠原秀幸、鈴之助、伊﨑右典、矢崎広、浅香航大、前原滉、福山翔大、葉山奨之、木戸大聖、伊藤健太郎、小林亮太、石井翼、中沢元紀、若林時英、樋之津琳太郎、斉藤琉生、山崎竜太郎、秋谷郁甫、市川團子、二宮慶多、山崎雄大、染谷隼生、木村文乃、原菜乃華、大西礼芳、吉谷彩子、金澤美穂、東野絢香、小西桜子、桜川みゅう、木下晴香、黒崎レイナ、加藤菜津、蒼井陽奈、田牧そら、牧野羽咲、筒井真理子、多岐川裕美、山口祥行、こばやし元樹、手塚とおる、桜木健一、雑賀天成、山城力、ラフェイヴ慈瑛未、山田蒼士、藤井凜人、石川夢來、行元萌々香、鈴木悠華、佐野絢音、今村季愛、西光里咲。

この一覧には、長年にわたって映像作品を支えてきたベテランから、若手・新人までが含まれている。

なお、所属者は移籍や新規加入によって変動するため、最新の所属状況を確認する際は公式アーティスト一覧が基準となる。

所属アーティスト・ミュージシャン

トライストーンは俳優専門の事務所ではない。

公式サイトのMUSICIANSカテゴリーには、次のアーティストが掲載されている。

- 清塚信也
- KEIKO
- レイニ
- 丸山純奈
- 宮川春菜
- Yura
- 川合結人

また、PARTNERSHIPカテゴリーにはmiwa、杉本哲太、木幡竜が掲載されている。

カテゴリーが分かれていることからも、所属者をすべて同じ契約形態で扱っているわけではないことが分かる。

俳優だけでなく、音楽や舞台など複数のエンターテインメント領域に活動の幅を持っている点が、同社の特徴だ。

市川團子の加入も注目ポイント

2025年11月15日には、歌舞伎俳優の五代目・市川團子がトライストーン・エンタテイメントに所属することが公式発表された。

市川團子は2004年1月16日生まれ。歌舞伎の舞台を活動の基盤としながら、2026年にはNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で森蘭丸役を務めるなど、映像分野にも活動を広げている。

2026年7月・8月のスーパー歌舞伎「もののけ姫」ではアシタカ役を務めた。

歌舞伎という伝統芸能の世界で活動する俳優が所属していることも、トライストーンの人材マネジメントの幅を示す事例だ。

【関係性を整理】小栗旬・田中圭・坂口健太郎と映画制作のつながり

トライストーンの事業を理解するには、所属俳優と映画制作、経営陣の関係を整理すると分かりやすい。

同社は俳優をマネジメントするだけでなく、映画制作の現場にも関わってきた。これが一般的なタレントマネジメント会社との大きな違いの一つだ。

主要人物・事業の関係一覧
人物・組織 トライストーンとの関係 主な特徴
山本又一朗 創業者・代表取締役会長 映画プロデューサーとして会社を設立
小栗旬 代表取締役社長・所属俳優 俳優活動と会社経営を担う
田中圭 所属俳優 映画・ドラマ・舞台で活動
坂口健太郎 所属俳優 映像作品やモデル分野で活動
赤楚衛二 所属俳優 映画・ドラマを中心に活動
市川團子 所属俳優 歌舞伎と映像作品の両分野で活動
トライストーン・アクティングラボ 直営の俳優養成機関 演技指導と新人育成を実施
映画制作事業 会社の主要事業の一つ 自社制作・プロデュース作品を展開
映画制作の代表作

公式サイトの映画作品一覧には、複数の年代にわたる作品が掲載されている。

代表的な作品を挙げると、次のとおりだ。

- 「クローズZERO」シリーズ(2007年・2009年)
- 「僕の彼女はサイボーグ」(2008年)
- 「TAJOMARU」(2009年)
- 「SURELY SOMEDAY」(2010年)
- 「ルパン三世」(2014年)
- 「新宿スワン」(2015年)
- 「新宿スワンII」(2017年)

特に「クローズZERO」は、小栗旬が滝谷源治を演じた作品として知られている。映画のプロデューサーは山本又一朗で、同作の製作にはトライストーンも参加した。

また、2015年公開の「新宿スワン」では、綾野剛が主演の白鳥龍彦を演じ、山本又一朗がプロデューサーを務めた。公式作品情報には、制作プロダクションとしてトライストーン・エンタテイメントが記載されている。

このように、所属俳優が出演する作品と、事務所側が関わる映画制作が結び付いている。

ただし、所属俳優が出演したすべての映画を同社が制作しているわけではない。出演者の所属と作品の制作会社は、分けて考える必要がある。

舞台制作にも取り組む理由

映画だけでなく、舞台制作も同社の事業領域だ。

舞台は、カメラを通した映像作品とは異なり、俳優が観客の前で生の演技を披露する場所である。発声、身体表現、反応の正確さなど、俳優としての基礎的な技術が問われる。

トライストーンが映画と舞台の双方に関わってきたことは、映像出演だけに限定しない俳優育成の考え方ともつながる。

加えて、直営のアクティングラボでも舞台公演を実施している。2026年3月には、TSAL舞台公演Vol.10「OSORO」が中野の劇場MOMOで上演された。

育成の現場と実際の舞台公演を結び付ける仕組みは、同社の事業構造を理解するうえで見逃せない。

【2026年最新情報】トライストーンの公式発表と注目ニュース

2026年のトライストーンは、所属俳優の活動だけでなく、公式サイトや経営面でも動きを見せている。

8月19日:公式ホームページを全面リニューアル

2026年8月19日、トライストーンは公式ホームページの全面リニューアルを発表した。

デザインを一新し、所属アーティストの活動情報や会社情報を確認しやすいサイトへと変更している。

所属俳優の出演情報を調べたいファンや、オーディションを検討する人にとっても、公式情報の確認先が整理されたことになる。

9月28日:坂口健太郎に関する公式声明

2026年9月28日には、坂口健太郎に関する一部週刊誌報道を受けて、所属事務所が公式声明を発表した。

声明では、記事をもとにした誹謗中傷や事実と異なる情報の拡散について懸念を示し、坂口本人が相手に暴力を振るったという事実は一切ないと説明した。

また、事実と異なる情報の拡散については、必要に応じて適切に対応するとの姿勢を示している。

この件については、週刊誌の報道内容、本人側の説明、事務所の公式声明を混同しないことが大切だ。少なくとも、事務所が公式に発表した内容は、暴力行為を否定するものだった。

2026年11月:所属俳優の活動情報も継続更新

11月2日時点の公式サイトでは、所属者のテレビ出演、雑誌掲載、映画関連情報などが更新されている。

例えば、赤楚衛二のテレビ出演情報、坂口健太郎の雑誌掲載情報、木戸大聖のテレビ出演情報などが掲載されている。

公式サイトの更新状況を見ると、所属者の活動情報を継続的に発信する運営体制が確認できる。

市川團子の2026年の活動

市川團子についても、2026年は歌舞伎と映像の両面で活動が続いている。

NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」への出演に加え、スーパー歌舞伎「もののけ姫」などの舞台出演が公式プロフィールに掲載されている。

こうした新しい所属者の活動も、トライストーンの所属者層が多様化していることを示す。

【応募前に必読】トライストーン・エンタテイメントのオーディション応募資格と審査内容

トライストーンに所属したいと考える人にとって、最初に確認したいのが公式オーディションの募集要項だ。

同社は次世代を担う新人の発掘を目的に、俳優・女優・歌手を対象としたオーディションを常時受け付けている。

応募資格は13〜22歳

2026年11月2日時点で公式オーディションページに掲載されている応募資格は次のとおり。

項目 応募条件
年齢 13〜22歳
性別 不問
国籍 不問
居住条件 日本国内在住
募集ジャンル 俳優・女優・歌手
応募期間 常時募集
応募方法 公式WEBサイトからエントリー
選考結果 合格者のみに連絡

年齢の条件に加え、性別・国籍を問わない点も特徴だ。ただし、国内在住という条件が設けられている。

応募期間は常時募集で、特定の締切日は設けられていない。

審査は動画・面接の3段階

公式サイトに掲載された審査の流れは以下のとおり。

第1次審査:動画審査

最初は動画による審査となる。合格者には2週間以内に連絡がある。

第2次審査:面接

対面またはオンラインで面接が行われる。対面の場合、会場までの交通費は応募者の自己負担となる。

最終審査:面接

最終段階では対面での面接を実施する。こちらも会場までの交通費は自己負担だ。

審査を通過して所属が決まった後は、レッスンがスタートする。公式募集要項では、有料・無料のレッスンがあることも案内されている。

応募時の写真・動画で注意したいこと

公式募集要項では、写真や動画について次の点を案内している。

- 加工した写真や集合写真は避ける。
- メイクはノーメイク、またはナチュラルメイクを基本とする。
- 服装は身体のバランスやラインが分かりやすいものにする。
- 応募後の合否連絡は合格者のみに行われる。

ここで大切なのは、見た目を過度に作り込むことよりも、本人の自然な印象や表現力が伝わる資料を準備することだ。

また、合否の問い合わせは控えるよう公式ページで案内されている。

オーディション合格後に必ず所属できるのか

オーディションの合格と、将来の出演機会や人気の獲得は別の問題だ。

公式サイトは審査後に所属決定とレッスン開始の流れを示しているが、所属後の仕事や出演を保証するものではない。

応募前には、所属条件、レッスン内容、費用、契約期間などを確認し、自分が目指す活動と合っているかを判断したい。

【養成所の仕組み】トライストーン・アクティングラボの費用と所属までの道のり

トライストーンへの所属を目指す人が知っておきたいもう一つの制度が、直営の俳優養成機関「トライストーン・アクティングラボ」だ。

略称はTSAL。トライストーン・エンタテイメントが直接運営する俳優養成・演技研究所で、演技の基礎から実践的な表現技術までを学ぶ場となっている。

TSALとはどんな養成所なのか

TSALの教育方針は、個性を磨き、自分にしかできない表現を身につけること。

公式サイトでは、演技経験の有無にかかわらず入所審査を受けられると説明している。

また、レッスン中から映画、テレビドラマ、舞台、CMなどへのプロモーションを行う仕組みがある。

TSAL出身者として、前原滉、東野絢香、牧野羽咲らが公式サイトで紹介されている。

ただし、養成所に入所した時点で芸能事務所への所属が確定するわけではない。レッスンを重ね、実力や適性が認められることが所属への一つの道筋となる。

応募資格と入所審査

公式募集要項では、中学生から20代までを対象としている。

入所までの基本的な流れは次のとおり。

1. 履歴書と写真2枚(バストアップ・全身)を提出。
2. 書類審査を受ける。
3. 面接と実技などの入所審査を受ける。
4. 審査結果の通知を受ける。
5. 合格後、入所手続きを進める。
6. 入学金・年間授業料を納入してレッスンを開始する。

演技未経験者でも入所審査を受けられる点は、初心者にとって検討しやすいポイントだ。

2026年時点の受講費用

TSALの公式募集要項に掲載されている費用は以下のとおり。

費用項目 金額
入学金 220,000円
月謝 27,500円
授業料12か月分 330,000円
年間合計 550,000円

※いずれも消費税込み。公式募集要項掲載の金額。

年間で55万円という費用は、入所を検討するうえで重要な判断材料になる。

提携会社を利用した月ごとの分割払いにも対応している。ただし、分割払いには手数料が発生する場合があるため、実際の支払総額を確認したい。

また、実技審査や演技経験などによって、入学金の一部割引が適用される場合もある。

2026年の募集状況と所属実績

TSALは2026年8月27日付で、2026年秋スタートのレッスン生について追加募集を発表した。

告知された入所オーディションは9月11日で、応募書類の必着期限は9月7日だった。2026年11月2日時点では、この募集日程はすでに終了している。

次回の募集時期については、公式サイトのお知らせを確認する必要がある。

また、2026年3月3日には、受講生の桜川みゅうと石井翼の2人がトライストーン・エンタテイメントに所属したことが発表された。

公式発表によると、桜川は8年間、石井は5年間TSALで演技を積み重ね、マネジメント部から評価を受けて所属に至ったという。

この実例から分かるのは、養成所が短期間で所属を保証する制度ではなく、継続的なレッスンと実力の評価を重視する仕組みだということだ。

【評判を検証】トライストーン・エンタテイメントの強みと応募前の注意点

トライストーン・エンタテイメントの評判を考える際には、所属俳優の知名度だけで判断しないことが大切だ。

芸能事務所の実力は、所属者の出演実績、制作への関与、育成制度、マネジメントの方針など、複数の観点から見る必要がある。

強み1:映画制作の経験が豊富

同社は映画プロデューサーの山本又一朗が設立した事務所であり、映画制作との関係が深い。

「クローズZERO」「ルパン三世」「新宿スワン」などの作品に関わってきた実績は、同社を理解するうえで重要だ。

映画制作の現場を知る会社が俳優のマネジメントも行っている点は、映像作品を目指す新人にとって特徴的な環境といえる。

強み2:幅広いジャンルの所属者がいる

小栗旬、田中圭、赤楚衛二、坂口健太郎といった映像分野で活躍する俳優だけでなく、市川團子のように歌舞伎を活動の軸とする人物も所属している。

音楽分野では清塚信也やレイニなども掲載されており、芸能活動のジャンルが広い。

一つのジャンルに限定されない人材構成は、会社の事業領域の広さを示している。

強み3:養成機関から所属を目指せる

トライストーン・アクティングラボは、演技を学びながら実際の作品へのプロモーションを目指せる仕組みを持つ。

2026年3月には、実際に2人の受講生が本体事務所への所属を果たした。

直接オーディションを受ける方法と、養成所で演技力を磨く方法が用意されている点は、新人にとって選択肢になる。

応募前に確認したい3つの注意点

一方で、応募を検討する人には、次の点を確認してほしい。

1. オーディションと養成所は別制度

事務所の新人オーディションとTSALの入所審査は、目的も選考方法も異なる。

事務所所属を直接目指すのか、演技の基礎を学ぶところから始めたいのかによって、選ぶべき制度は変わる。

2. 養成所には具体的な費用がかかる

TSALの公式募集要項では年間55万円が掲載されている。

レッスンの内容や期間、分割払いの手数料、追加費用の有無などを事前に確認し、家計や活動計画に無理がないか検討したい。

3. 所属後の仕事や成功は保証されない

有名俳優が多数所属していることと、新人が同じように活躍できることは別だ。

演技力、継続力、役柄との適性、オーディションでの評価など、実際の活動にはさまざまな要素が関係する。

所属すること自体をゴールにするのではなく、その後にどのような俳優を目指すのかを考えることが大切だ。

どんな人に向いている事務所なのか

トライストーンは、次のような人にとって検討する価値のあるプロダクションだ。

- 映画やテレビドラマを中心に俳優として活動したい人。
- 舞台にも挑戦し、演技の幅を広げたい人。
- 長期的に演技力を磨き、地道にキャリアを積みたい人。
- 映像制作や音楽など、幅広いエンターテインメントに関心がある人。
- 養成所で基礎から学び、実践的な経験を重ねたい人。

反対に、短期間でのデビューや仕事の確約を期待する人、継続的なレッスンに取り組むことが難しい人には、慎重な検討が必要になる。

【よくある質問】トライストーン・エンタテイメントに関するFAQ

Q1:トライストーン・エンタテイメントの社長は誰ですか?

A1:2026年11月2日時点の公式会社概要では、小栗旬が代表取締役社長、創業者の山本又一朗が代表取締役会長を務めています。

Q2:トライストーンにはどんな俳優が所属していますか?

A2:小栗旬、田中圭、綾野剛、坂口健太郎、間宮祥太朗、赤楚衛二、木村文乃、市川團子、原菜乃華、木戸大聖などが公式サイトに掲載されています。最新の所属状況は公式アーティスト一覧で確認できます。

Q3:トライストーンのオーディションは何歳から応募できますか?

A3:公式の新人オーディションは13〜22歳が対象です。性別・国籍は不問ですが、日本国内在住という条件があります。募集ジャンルは俳優・女優・歌手です。

Q4:トライストーン・アクティングラボの費用はいくらですか?

A4:公式募集要項に掲載されている費用は、入学金22万円、月謝2万7,500円、年間合計55万円です。別途、分割払いの手数料が発生する場合があります。

Q5:トライストーン・アクティングラボに入れば事務所に所属できますか?

A5:入所しただけで所属が決まるわけではありません。レッスンを重ね、演技力や適性が評価されることが必要です。2026年3月には、桜川みゅうと石井翼の2人が所属したと公式発表されています。

Q6:トライストーンは映画制作も行っていますか?

A6:行っています。「クローズZERO」シリーズ、「ルパン三世」、「新宿スワン」などの映画制作に関わってきました。会社概要でも映画・舞台の制作を事業として紹介しています。

トライストーン・エンタテイメントは、1993年に映画プロデューサーの山本又一朗が設立した芸能プロダクションだ。

小栗旬が代表取締役社長を務め、田中圭、坂口健太郎、赤楚衛二、間宮祥太朗、市川團子など、多彩な俳優が所属している。

加えて、映画「クローズZERO」シリーズや「新宿スワン」などの制作実績を持ち、舞台制作やミュージシャン育成にも取り組んできた。

2026年には、SMEとの資本関係が報道で明らかになったほか、公式サイトのリニューアル、所属俳優の活動、アクティングラボの新人所属など、新しい動きも見られる。

新人を目指す人にとっては、13〜22歳対象の直接オーディションと、直営のトライストーン・アクティングラボという2つの選択肢がある。

ただし、オーディションと養成所では目的や費用が異なる。応募前には募集資格、審査方法、レッスン費用、所属条件を確認しておきたい。

トライストーンの本質は、俳優をマネジメントするだけでなく、作品を生み出し、次世代の表現者を育てる環境を持っていることにある。

今後は小栗旬の経営体制、SMEとの資本関係、映画・舞台制作の展開、そして新たに所属する俳優たちの活躍が、同社の将来を見極める要点になりそうだ。

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