宮近海斗のドラマ出演歴は、2013年のNHK作品から2026年のTBS作品まで続いている。初期には中学生時代の人物や物語の重要人物を演じ、2018年以降は『特捜9』で同じ役を複数シーズンにわたって担当。その後、恋愛ドラマやサスペンスにも出演し、演じる人物の幅を広げてきた。
ここでは、個人としてのテレビドラマ出演を中心に、放送年、作品名、役名、出演形態を時系列で整理する。
※テレビドラマの個人出演を対象とした一覧。映画や舞台、グループとしての出演は含めていない。
この一覧で押さえたいのは、出演回数だけでなく、役柄と出演形態の変化だ。初期のゲスト出演から、シリーズ作品の継続出演、2025年のダブル主演、2026年のレギュラー出演へと、仕事の幅が広がっている。
初期作品の出演記録はSTARTO ENTERTAINMENTの販売情報や各局の番組資料、日本テレビの作品情報などでも確認できる。特に『特捜9』については、テレビ朝日の各シーズン公式サイトに佐久間朗の人物紹介が掲載されている。
【俳優としての転機】『特捜9』佐久間朗役が宮近海斗の代表的な継続出演に

宮近海斗のドラマ出演歴を振り返る際、欠かせないのがテレビ朝日の刑事ドラマ『特捜9』シリーズだ。2018年の第1作から2021年のseason4まで、若手鑑識官・佐久間朗を演じた。
佐久間は、警視庁本庁所属の若手鑑識課員。ベテラン鑑識官の猪狩哲治(伊東四朗)のもとで技術を学び、特捜班の捜査を支える人物として描かれている。
2018年から2021年まで同じ役を継続最初に登場した2018年の『特捜9』では、まだ初々しさの残る若手鑑識官だった。シーズンが進むにつれて、先輩たちとの関係性や仕事への向き合い方も描かれ、シリーズの中で存在感を築いていった。
2019年にはseason2に加えてスペシャルドラマにも出演。2020年のseason3、2021年のseason4でも佐久間朗役を続けている。
2022年のseason5では宮近の出演はなく、作中では佐久間が海外研修に出ているという設定が説明された。これは、Travis Japanがアメリカ留学を行っていた時期とも重なる。
2023年・2024年・2025年にも佐久間が再登場2023年5月17日放送のseason6第7話では、約2年ぶりに佐久間が登場した。テレビ朝日の番組情報によると、宮近は伊東四朗演じる猪狩とともに出演。猪狩のために捜査に協力し、事件の真相に迫る展開となった。
2024年5月22日放送のseason7第8話でも再登場。さらに2025年6月4日放送のfinal season第9話にも出演し、鑑識捜査で事件解決を支えている。
このように、同じ役を長期間にわたって演じ、シリーズの節目で再び登場する経験は、単発のゲスト出演とは異なる。役柄に対する視聴者の認知を積み重ねられる点で、宮近の俳優活動における重要な実績となっている。
なお、『特捜9』は『警視庁捜査一課9係』から続く刑事ドラマシリーズで、2025年のfinal seasonで通算20シーズンの歴史に幕を下ろした。
【役柄の幅を検証】『インフルエンス』『RISKY』『お迎え渋谷くん』で見せた変化
宮近海斗の出演作を見比べると、刑事・鑑識官だけでなく、不良少年、アルバイトの青年、恋愛ドラマの登場人物など、役柄の幅が広いことがわかる。特に2021年と2024年は、異なるジャンルの作品に出演した時期として注目したい。
『インフルエンス』緒方歩役|2021年のサスペンス作品WOWOWの連続ドラマW『インフルエンス』は、2021年3月20日から放送された全5話のサスペンスドラマ。橋本環奈が主演を務め、友情をきっかけに複雑な事件へと巻き込まれていく女性たちの人生を描いた。
宮近が演じたのは、緒方歩。高校時代の里子の恋人で、学校でも有名な不良という役どころだ。暴力的で近寄りがたい人物として設定されており、普段の明るいアイドルとしての印象とは異なるキャラクターだった。
宮近自身も、この役について不良役を演じたいという思いが以前からあったことを出演コメントで明かしている。人物の危うさや怖さを表現する経験は、後の多様な役柄にもつながる挑戦だった。
『RISKY』浅井光汰役|優しさの裏側に秘密を持つ青年2021年3月から放送されたMBSのドラマ『RISKY』では、浅井光汰を演じた。
本作は、萩原みのり主演の復讐をテーマにしたラブサスペンス。宮近演じる光汰は、商社勤務の黒田美香(山下リオ)の職場で働くアルバイトの青年で、仕事を嫌な顔ひとつせず手伝う好青年として登場する。
しかし、物語が進むにつれて、彼と広瀬ひなた(萩原みのり)の関係や、光汰が抱える事情が明らかになっていく。単純に優しいだけではない人物像が、この役の見どころだ。
『インフルエンス』の緒方歩が攻撃的な不良だったのに対し、『RISKY』の浅井光汰は柔らかな印象から物語に関わっていく。近い時期に異なる人物像を演じていた点が興味深い。
『お迎え渋谷くん』大崎達也役|恋愛ドラマで存在感を発揮2024年の関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『お迎え渋谷くん』では、大崎達也役を演じた。
主演はSixTONESの京本大我。宮近が演じた大崎は、田辺桃子演じる保育士・青田愛花の元恋人で、体育の先生として働く社交的な男性だ。
愛花とは大学時代に交際していたものの、卒業後に別れたという設定。物語の第4話から登場し、主人公・渋谷大海との恋愛関係に波紋を広げていく。
特に第7話では、大崎が愛花に対して再び気持ちを伝えようとする展開が描かれた。単なる元恋人ではなく、主人公とヒロインの関係を動かす存在として機能している。
カンテレの出演発表では、宮近にとって同局・フジテレビ系ドラマへの初出演であることも紹介された。『特捜9』の鑑識官とは異なる、恋愛ドラマならではの役柄に挑戦した作品だ。
【主演ドラマはどれ?】『ホンノウスイッチ』で葵わかなとW主演
宮近海斗の主演ドラマを探している人に、まず紹介したいのが2025年1月期のテレビ朝日系『ホンノウスイッチ』だ。
本作は、KUJIRAの同名漫画を原作とするラブストーリー。2025年1月11日から3月15日まで放送され、宮近と葵わかながダブル主演を務めた。
秋山聖は幼なじみへの思いを抱え続けるゲームプランナー宮近が演じた秋山聖は、ゲーム会社「コーダンゲームズ」で働くプランナー。葵わかな演じる星小和とは、幼稚園から大学まで一緒に過ごしてきた幼なじみという設定だ。
聖は幼い頃から小和に好意を寄せていたものの、その気持ちを伝えられないまま大人になっている。小和が長年交際していた恋人と別れたことをきっかけに、2人の関係が変化していく。
この作品の特徴は、派手な事件や複雑な謎解きではなく、長い時間を共有してきた2人の心の距離を丁寧に描いている点にある。
『RISKY』や『インフルエンス』で見せた緊張感のある役柄とは対照的に、聖は一途さや不器用さ、恋愛における戸惑いが中心となる人物だ。宮近の柔らかな表情や自然な会話のテンポが生きる役柄だった。
『ホンノウスイッチ』は単独主演ではなくダブル主演検索時に注意したいのが、主演の表記だ。『ホンノウスイッチ』は宮近だけの単独主演ではなく、葵わかなとのW主演作品である。
一方、『田鎖ブラザーズ』は岡田将生が主演を務める作品で、宮近はレギュラーキャストとして石坂直樹を演じている。『RISKY』も主演は萩原みのり、『インフルエンス』は橋本環奈が主演だ。
したがって、宮近のドラマ出演歴を調べる際は、「主演」「W主演」「レギュラー出演」「ゲスト出演」を分けて考えると、実績を正確に把握できる。
【2026年の出演情報を正しく整理】同じTravis Japanのメンバーとの混同に注意
2026年はTravis Japanのメンバーがそれぞれドラマに出演しているため、グループ名だけで作品を検索すると、個人の出演歴と混同しやすい。
たとえば、テレビ朝日系『ぜんぶ、あなたのためだから』は藤井流星主演で、Travis Japanからは七五三掛龍也が桜庭蒼玉役で出演している作品だ。宮近海斗が同作の出演者として発表されたわけではない。
また、2026年10月に放送中の『はだかんぼうたち』は、松田元太が主演するテレビ朝日のドラマ。こちらも宮近の出演作とは区別する必要がある。
一方、宮近本人の2026年の主要なドラマ出演作として確認できるのは『田鎖ブラザーズ』だ。2026年11月2日時点では同作の放送は終了しており、Blu-ray&DVD BOXは12月25日に発売予定となっている。
このように、同じグループのメンバーが出演している作品と、宮近本人の個人出演作品を切り分けることが、出演歴を調べる際のポイントとなる。
【宮近海斗のドラマに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:宮近海斗の2026年最新ドラマは何ですか?
A1:TBS系金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』です。2026年4月17日から6月19日まで放送され、宮近は若手刑事の石坂直樹役を演じました。
Q2:宮近海斗の主演ドラマは何ですか?
A2:代表的な主演作品は、2025年の『ホンノウスイッチ』です。葵わかなとのダブル主演で、宮近は秋山聖役を担当しました。
Q3:宮近海斗が『特捜9』で演じた役名は何ですか?
A3:若手鑑識官の佐久間朗です。2018年の『特捜9』からseason4まで出演し、2023年のseason6、2024年のseason7、2025年のfinal seasonにも登場しました。
Q4:宮近海斗が出演した2021年のドラマは何ですか?
A4:WOWOWの『インフルエンス』とMBSの『RISKY』です。『インフルエンス』では緒方歩、『RISKY』では浅井光汰を演じています。
Q5:宮近海斗は『お迎え渋谷くん』で何役を演じましたか?
A5:大崎達也役です。保育士・青田愛花の元恋人で、体育の先生として登場する社交的な男性を演じました。
Q6:『田鎖ブラザーズ』で宮近海斗は主演ですか?
A6:主演ではありません。岡田将生と染谷将太が主演を務め、宮近は刑事課強行犯係の若手巡査・石坂直樹役でレギュラー出演しました。
宮近海斗のドラマ出演歴を振り返ると、2013年の『激流~私を憶えていますか?~』から2026年の『田鎖ブラザーズ』まで、長期にわたって俳優活動を続けていることがわかる。
特に大きな転機となったのは、2018年から出演した『特捜9』シリーズだ。佐久間朗という役を通じて、同じ人物を長期間演じる経験を積み、シリーズの節目にも再登場してきた。
2021年には『インフルエンス』『RISKY』でサスペンス作品に挑戦。2024年の『お迎え渋谷くん』では恋愛ドラマの元恋人役を演じ、2025年には『ホンノウスイッチ』で葵わかなとのダブル主演を実現した。
そして2026年の『田鎖ブラザーズ』では、初のTBSドラマレギュラー出演となる石坂直樹役を担当。若手刑事として物語を支える立場を担った。
宮近海斗の俳優としての魅力は、アイドルとしての知名度だけではなく、作品ごとに異なる人物像を演じてきた経験にある。主演作を見たいなら『ホンノウスイッチ』、継続的な役柄の変化を楽しみたいなら『特捜9』、2026年の最新の演技を確認したいなら『田鎖ブラザーズ』がおすすめだ。
今後もTravis Japanの活動と並行して、恋愛、サスペンス、刑事ドラマなど、どのジャンルで新たな表情を見せるのか注目したい。