紅白歌合戦で最も注目される情報の一つが、紅組・白組の出場歌手一覧だ。2026年11月2日時点では、第77回の出場歌手と正式な発表日時はまだ公表されていない。
NHKは出演者について、決定次第、放送や番組ホームページなどで知らせるとしている。司会者と番組テーマが10月9日に発表された一方、歌手の選考結果は別の発表事項だ。
出場歌手の発表は11月中旬が有力過去の発表日を振り返ると、近年は11月中旬に集中している。
- 2021年・第72回:11月19日
- 2022年・第73回:11月16日
- 2023年・第74回:11月13日
- 2024年・第75回:11月19日
- 2025年・第76回:11月14日
- 2026年・第77回:未発表(11月2日時点)
2017年から2025年までの9回は、すべて11月13日から19日の間に出場歌手が発表されている。この実績から考えると、2026年も11月中旬が有力な目安になる。
ただし、2026年の発表日や会見時刻は確定していない。過去の発表日をそのまま今年の公式スケジュールとして扱うことはできない。
出場歌手の発表は、NHK紅白歌合戦の公式発表や公式SNSで確認するのが確実だ。
紅組・白組の出演者はどのように選ばれる?紅白の出場歌手は、単純なCD売上ランキングだけで決まるわけではない。番組の性格上、年間の音楽活動や社会的な話題性、幅広い世代への浸透度など、複数の観点から選考される。
特に注目したいのは次のポイントだ。
- 年間を通してヒットした楽曲やアルバム
- 音楽配信やストリーミングでの存在感
- 国内外でのライブ活動や人気
- SNSや動画プラットフォームでの話題性
- 幅広い世代に親しまれている楽曲
- NHKの番組や音楽企画との関係
- その年を象徴する音楽的な出来事
こうした要素は選考を考える際の参考になるが、特定の指標だけで出場が決まるわけではない。
初出場アーティストの予想は?2026年の初出場候補については、正式な出演者発表前の段階で個人名を確定的に扱うことはできない。SNS上の出演内定説や、関係者を名乗る投稿だけでは出演の裏付けにならない。
予想を楽しむなら、次のような視点で候補を考えるとよい。
1.年間を代表するヒット曲を持つアーティスト
配信や動画を通じて幅広い世代に浸透した楽曲は、紅白の選考を考えるうえで重要な注目材料になる。
2.海外でも活動を広げているアーティスト
今年のテーマは世代や国境を越える音楽の力を掲げている。海外公演や国際的な音楽活動も、番組のテーマとの関連から注目される。
3.新しい音楽シーンを代表するアーティスト
従来のテレビ音楽番組とは異なる場所で人気を集めたアーティストが登場するかも見どころだ。若年層の支持を集める新しい音楽表現が、年末の大型番組でどのように紹介されるかがポイントになる。
なお、初出場者だけでなく、長年出場してきたベテラン歌手や久しぶりに紅白へ戻る歌手、特別企画で出演するアーティストにも注目したい。
【曲目・曲順・タイムテーブル】発表はいつ?見逃したくない出演時間

出場歌手の発表後に気になるのが、各アーティストの歌唱曲と出演順だ。2026年11月2日時点では、曲目、曲順、詳細なタイムテーブルはいずれも発表前となっている。
曲目の発表は12月、曲順は年末が目安紅白では、出場歌手が発表された後、各アーティストが歌う楽曲が決まり、さらに番組内での出演順が公表される。
例年の流れを整理すると、次のようになる。
- 11月中旬:紅組・白組の出場歌手発表
- 11月下旬~12月:追加出演者や特別企画の情報
- 12月中旬~下旬:歌唱曲の発表
- 12月下旬:曲順や出演順の発表
- 12月31日:本番の生放送
近年の曲順発表は12月下旬に行われており、直近数回では12月26日が目安となっている。ただし、2026年の発表日はまだ決まっていない。
曲目とタイムテーブルは別の情報混同しやすいのが、曲目とタイムテーブルの違いだ。
曲目は、各歌手が紅白で披露する楽曲のタイトルを指す。一方、曲順・タイムテーブルは、どの歌手がどの順番で登場するかを示す情報だ。
たとえば、出場歌手が発表されても、歌唱曲や出演時刻までは分からない。出演者一覧が出た段階で、推しの歌手の出演時間まで確定したと考えるのは早い。
トップバッター・トリ・大トリにも注目紅白の演出で特に注目されるのが、番組の最初に登場するトップバッターと、各組の最後を飾るトリ、番組全体の最後を務める大トリだ。
トップバッターには、その年の紅白の雰囲気をつくる役割がある。トリや大トリには、年間を代表する歌手や番組を象徴する楽曲が選ばれることも多く、発表後の大きな話題となる。
2026年のトップバッター、トリ、大トリはいずれも未発表。曲順の正式発表を待つ必要がある。
出演時間だけを確認したい視聴者は、出場歌手の発表と曲順の発表を別々にチェックしておくと、情報を取り違えにくい。
【番組テーマ】「こえていこう、歌とともに。」に込められた意味
第77回NHK紅白歌合戦の番組テーマは、「こえていこう、歌とともに。」だ。10月9日に司会者と同時に発表された。
NHKが示したテーマの背景には、音楽が世代やジャンル、国境を越えて人々をつなぐという考え方がある。
若い世代が昔のレコードを楽しみ、親子で好きなアーティストのライブに出かける。海外でも日本人アーティストの公演に多くの観客が集まる。こうした音楽を通じた交流が、テーマの重要な要素になっている。
「こえていこう」が示す3つの方向性1.世代を越える音楽
昔のヒット曲を若い世代が聴き、新しい楽曲を親世代が楽しむ。紅白には、異なる世代が同じステージを共有できるという特徴がある。
2.ジャンルを越える音楽
ポップス、ロック、演歌、アイドル、ダンスミュージックなど、異なるジャンルが一つの番組に集まる。普段は接点の少ない音楽同士が出会うことも紅白の魅力だ。
3.国境を越える音楽
日本の音楽が海外へ広がり、海外の音楽文化も日本のリスナーに浸透している。インターネット配信によって、国内の放送番組を世界へ届ける可能性も広がっている。
さらにNHKは、国内で発生した災害や先行きへの不安にも触れ、歌とともに困難を乗り越え、未来への希望を見いだしたいという趣旨を示した。
1951年のラジオ番組から77回目へ紅白歌合戦の始まりは1951年のラジオ番組だ。テレビ放送だけにとどまらず、長い歴史の中で年末の音楽番組として定着してきた。
今回のテーマには、番組自体が放送媒体の枠を越え、インターネット配信を通じて世界に日本の音楽を届ける存在になったという意味も重なる。
第77回のステージで、どのような世代やジャンルの歌手が共演するのか。テーマを具体的な演出に落とし込んだ企画にも期待が集まる。
番組テーマの発表時には、実施本部長の小池明久も、紅白ならではの場面を番組冒頭からエンディングまで届けたいという趣旨のコメントを発表した。
【観覧募集・NHK ONE】応募の締切と当落結果、見逃し配信
NHKホールで紅白を直接観覧したい人にとって、観覧募集と抽選結果は重要な情報だ。2026年は一般募集に加えて、NHK ONEのアカウントを登録している世帯を対象とする別枠の募集も実施された。
2026年の観覧募集はすでに終了第77回の観覧は入場無料で、インターネットによる応募方式だった。募集期間は次のとおり。
- 一般募集:2026年10月1日午前11時~10月15日午後11時59分
- NHK ONE登録世帯対象募集:2026年10月16日午前11時~10月27日午後11時59分
11月2日時点では、どちらの募集も受付を終了している。現在から新たに応募することはできない。
観覧の当落結果はいつ分かる?NHKの観覧募集要項では、当選・落選の通知日程も案内されている。
- 当選通知:12月1日(火)午後1時以降
- 落選通知:12月2日(水)午前11時以降
- 入場整理券の発送:12月18日(金)ごろ
当選通知は登録したメールアドレス宛てに送られる。落選通知についてもメールで案内される予定だ。通知には数日かかる場合がある。
当選した場合は、申込者と同伴者の双方に本人確認が行われる。入場整理券の譲渡は認められておらず、当日は本人確認書類の持参が必要だ。座席番号は入場整理券には記載されず、当日の本人確認後に発行される座席指定券で確認する仕組みとなっている。
観覧募集の条件や当落通知の日程については、NHKイベント・インフォメーションの公式募集要項が基準となる。
NHK ONEで同時配信・見逃し配信を予定テレビの前にいられない人にとって便利なのが、NHKのインターネットサービス「NHK ONE」だ。
2026年の紅白では、NHK ONEでの同時配信と見逃し配信が予定されている。放送をリアルタイムで見られない場合も、放送後の配信を利用できる。
また、ラジオについてはNHK ONE らじるらじるで同時配信・聴き逃し配信が予定されている。公式の案内では、見逃し・聴き逃し配信の期間は放送後1週間とされている。
| 視聴方法 | 予定されている内容 |
|---|---|
| NHK総合 | テレビ生放送 |
| BSP4K・BS8K | テレビ放送 |
| NHK AM | ラジオ放送 |
| NHK ONE | 同時配信・見逃し配信 |
| NHK ONE らじるらじる | 同時配信・聴き逃し配信 |
| 配信期間 | 放送後1週間の予定 |
スマートフォンやパソコンでの視聴を予定している場合は、放送直前になって慌てないよう、NHK ONEのアカウントや利用環境を事前に確認しておきたい。配信条件や利用時の案内については、NHKの公式サービス情報を優先しよう。
なお、NHK ONEの見逃し配信と、NHKオンデマンドなど別サービスの配信は同じものではない。サービス名だけで判断せず、対象番組と配信期間を確認することが大切だ。
【歴代紅白歌合戦】出場歌手の変遷と視聴率から見る2026年の注目点
紅白歌合戦は1951年のラジオ番組から始まり、2026年で第77回を迎える。長い歴史の中で、出演する歌手や音楽ジャンル、放送の楽しみ方は変化してきた。
かつてはテレビの前で家族が一緒に楽しむ年末の定番番組という性格が強かったが、現在はテレビに加えてインターネット配信やSNSでの話題も番組の存在感を左右する。
近年の視聴率はどう変化した?紅白の視聴率を確認する際には、世帯視聴率と個人視聴率を区別する必要がある。以下はビデオリサーチ調べ、関東地区のNHK総合における世帯視聴率だ。
| 放送年 | 出場回 | 第1部 | 第2部 |
|---|---|---|---|
| 2020年 | 第71回 | 34.2% | 40.3% |
| 2021年 | 第72回 | 31.5% | 34.3% |
| 2022年 | 第73回 | 31.2% | 35.3% |
| 2023年 | 第74回 | 29.0% | 31.9% |
| 2024年 | 第75回 | 29.0% | 32.7% |
| 2025年 | 第76回 | 30.8% | 35.2% |
| 2026年 | 第77回 | 放送前 | 放送前 |
2025年の第76回は、第1部が30.8%、第2部が35.2%だった。前年の第75回は第1部29.0%、第2部32.7%だったため、いずれも上昇している。
一方、2020年の第71回は第2部が40.3%を記録した。近年の数字だけを見ても、年によって視聴状況に違いがあることが分かる。
ここで注意したいのは、世帯視聴率は視聴した世帯の割合を示す数字であり、実際に何人が視聴したかを直接示すものではないという点だ。個人視聴率も併せて見ることで、番組の視聴状況をより立体的に把握できる。
2025年の個人視聴率は、第1部23.2%、第2部26.4%だった。2026年の結果は、12月31日の放送後に公表されるデータで比較することになる。
歴代出場歌手を振り返るときのポイント歴代出場歌手を調べる際は、単に出演回数を比較するだけではなく、その年の音楽シーンや番組テーマとの関係を見ることも大切だ。
紅白には、長年にわたって出演してきた歌手、初出場をきっかけに幅広い世代に知られた歌手、久しぶりに復帰した歌手など、さまざまな出演パターンがある。
また、通常の紅組・白組の対抗形式とは別に、特別企画として登場する出演者もいる。そのため、出場歌手一覧だけでは番組全体の出演者を把握しきれない場合がある。
2026年も、正式な出場歌手発表に加え、特別企画や追加出演者の情報を確認することが、番組の全体像を理解するうえで重要になる。
【今年の紅白歌合戦】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の紅白歌合戦はいつ放送されますか?
A1:2026年12月31日(木)です。午後7時20分から午後11時45分まで、NHKホールから生放送される予定です。途中にニュースによる中断があります。
Q2:2026年の紅白歌合戦の司会者は誰ですか?
A2:芦田愛菜、堺雅人、二宮和也、NHKアナウンサーの鈴木奈穂子の4人です。NHKが10月9日に正式発表しました。
Q3:2026年の紅白の出場歌手は発表されましたか?
A3:11月2日時点では、紅組・白組の出場歌手一覧は発表されていません。近年の傾向では11月中旬が目安ですが、正式な発表日は未定です。
Q4:番組テーマは何ですか?
A4:「こえていこう、歌とともに。」です。音楽によって世代やジャンル、国境を越えて人々をつなぎ、困難を乗り越えて未来への希望を届けたいという思いが込められています。
Q5:歌唱曲やタイムテーブルはいつ発表されますか?
A5:11月2日時点では未発表です。例年、歌唱曲は12月中旬から下旬、曲順は12月下旬に発表される傾向があります。
Q6:観覧募集はまだ申し込めますか?
A6:2026年の一般募集は10月15日、NHK ONE登録世帯向け募集は10月27日に終了しました。当選通知は12月1日午後1時以降、落選通知は12月2日午前11時以降に予定されています。
Q7:紅白歌合戦はスマートフォンでも見られますか?
A7:NHK ONEで同時配信と見逃し配信が予定されています。見逃し配信は放送後1週間の予定です。ラジオについてもNHK ONE らじるらじるで同時・聴き逃し配信が予定されています。
2026年の第77回NHK紅白歌合戦は、12月31日(木)午後7時20分から午後11時45分まで放送される。司会は芦田愛菜、堺雅人、二宮和也、鈴木奈穂子アナウンサーの4人で、番組テーマは「こえていこう、歌とともに。」に決定した。
今後の最大の注目点は、紅組・白組の出場歌手一覧だ。初出場アーティストや久しぶりに登場する歌手、特別企画の出演者など、音楽ファンが気になる発表が続くことになる。
歌唱曲、曲順、タイムテーブルについても、年末に向けて情報が具体化していく。観覧募集はすでに終了しており、応募者は12月の抽選結果通知を待つ段階だ。
情報を確認するときに大切なのは、NHKが正式発表した内容と、過去の傾向から導いた予想を区別すること。特に出演者の内定説やSNSのリーク情報は、公式発表と同じ扱いにしないよう注意したい。
77回目を迎える紅白歌合戦。2026年のテーマが掲げる「こえていこう」というメッセージが、どの歌手のどの楽曲によって表現されるのか。出場者発表から大みそかの本番まで、今年ならではの音楽の出会いに注目したい。