漫画『恋と嘘』の結末が気になっている人に、最初に伝えておきたい事実があります。主人公・根島由佳吏(ネジ)が最後に選ぶ相手は、高崎美咲か真田莉々奈かのどちらか一人に決められているわけではありません。原作漫画では、最終12巻が「美咲編」と「莉々奈編」の2冊に分かれ、それぞれ異なる公式エンディングが描かれています。
2022年1月7日に発売された最終巻では、美咲と結ばれる未来、莉々奈と結ばれる未来の両方が実現しました。しかも、恋愛の決着だけでなく、結婚式の形や子どもを含む将来の描写、もう一人のヒロインのその後にも違いがあります。2017年放送のテレビアニメは、この原作最終章まで描いていません。
この記事では、2026年11月時点の作品情報と講談社の書誌情報、原作者ムサヲのインタビューなどをもとに、最終12巻のネタバレ、ゆかり法の仕組み、アニメとの違い、完結後のキャラクターたちの姿まで整理します。
【結末ネタバレ】『恋と嘘』の最後は美咲と莉々奈の2パターン!

『恋と嘘』の原作漫画は、ムサヲによる恋愛作品です。2014年8月にマンガボックスで連載が始まり、2022年1月に最終12巻が発売されて完結しました。
最大の特徴は、通常の漫画では珍しい、主人公の恋愛相手が異なる2種類の最終巻を用意したことです。
講談社から発売されたのは、次の2冊です。
- 『恋と嘘(12)美咲編』:根島由佳吏と高崎美咲が結ばれる物語。
- 『恋と嘘(12)莉々奈編』:根島由佳吏と真田莉々奈が結ばれる物語。
どちらも2022年1月7日発売で、単なる特典違いや表紙違いではありません。物語の途中から登場人物の選択や感情の描写が変わり、最後にたどり着く未来そのものが異なっています。
この2つのエンディングは、原作者ムサヲが意図して実現させた公式の結末です。ファンが考えた二次創作のルートでも、後から追加された非公式設定でもありません。
なぜ最終回を2種類にしたのか?2022年1月9日公開のReal Soundのインタビューで、ムサヲは2つのエンディングを考え始めた時期について、コミックス3巻が出るか出ないかという頃だったと説明しています。
アニメ制作側との打ち合わせで物語の終わらせ方を考える中、ルートを2つに分けて、それぞれ別のエンディングを迎えるアイデアを思いついたといいます。
作者自身が語った制作上の悩みも興味深いところです。2つの結末に分けたことで、由佳吏に一人を選ぶ明確なリアクションをさせられなくなったことについて、申し訳なさを感じていたと明かしています。
つまり、この作品の最終回は「美咲と莉々奈のどちらが本当の勝者なのか」を決めるためのものではありません。それぞれのヒロインと歩む未来を、独立した物語として成立させるための仕掛けだったのです。
【美咲編の結末】由佳吏は初恋の相手・高崎美咲を選ぶ
ここからは『恋と嘘(12)美咲編』のネタバレです。
美咲編では、由佳吏が長年想い続けてきた初恋の相手、高崎美咲との関係に決着をつけます。ただし、2人の恋愛は単純に両想いになって結婚するという展開ではありません。物語の終盤で、美咲が長い間抱えてきた秘密と、由佳吏自身の命に関わる重大な事実が明らかになります。
美咲が由佳吏を遠ざけていた本当の理由美咲は由佳吏のことを大切に想っていました。しかし、彼女は途中から由佳吏との関係を断とうとし、自分の気持ちを押し殺すようになります。
その背景にあったのが、由佳吏の遺伝子に関する秘密です。
由佳吏は「顕現性致死遺伝子」を持っており、そのままでは16歳を迎える前に命を落とす可能性がある状態でした。この事実は政府側でも極めて重要な秘密として扱われ、本人や周囲には知らされていませんでした。
偶然その事情を知った美咲は、由佳吏の命を救うために行動します。
彼女が受け入れたのは、通常の政府通知とは異なる「特殊政府通知」です。由佳吏を救うために自分の恋愛や人生を犠牲にする覚悟を決め、政府側に働きかける道を選びました。
美咲が由佳吏に対して冷たい態度を取っていたのは、愛情がなくなったからではありません。彼が生き続けられる可能性を守るため、自分が身を引こうとしていたのです。
キャンプ場での再会と命を懸けた告白美咲編のクライマックスでは、由佳吏が自分の遺伝子に関する真実を知ります。大きな衝撃を受ける中、彼には莉々奈との事前結納が予定されていました。
しかし、美咲が姿を消していることに気づいた莉々奈は、彼女が以前みんなで訪れたキャンプ場にいるのではないかと考えます。
莉々奈の後押しを受けた由佳吏は、事前結納を放棄して美咲のもとへ向かいます。
そこで由佳吏が目にしたのは、崖から身を投げようとしている美咲の姿でした。間一髪で彼女を助けようとした由佳吏も川に落ちてしまいますが、2人とも命を取り留めます。
その後、由佳吏は美咲に対して、自分の命を懸けてでも一緒にいたいという気持ちを伝えます。
美咲は、由佳吏の遺伝子に関する問題が再発する可能性を恐れていました。それでも由佳吏は、再発しない可能性に賭けて、美咲と生きる道を選びます。
ここで重要なのは、由佳吏が美咲に救われるだけの存在ではなくなったことです。彼女が自分を守るために積み重ねてきた犠牲を理解したうえで、今度は自分の意思で彼女と一緒にいることを選んだのです。
美咲と由佳吏の結婚後の未来美咲編の最終話では、2人が卒業式を迎えた後の姿が描かれます。
由佳吏と美咲は屋上で、ほかの人を交えない2人きりの結婚式を挙げます。結婚指輪を交換し、誓いのキスを交わすことで、長年続いてきた2人の恋がようやく実を結びました。
加えて、その後の未来を示す写真の描写もあります。数年後には2人が正式に結婚し、子どもにも恵まれていることがうかがえます。
美咲編の結末は、政府が決めた相手ではなく、自分自身が愛した人と生きることを選んだ物語です。
ただし、この未来には由佳吏の遺伝子に関する不安を乗り越える覚悟も含まれています。単に恋愛が成就しただけではなく、2人が互いの人生を引き受ける決断をしたことに意味があります。
【莉々奈編の結末】由佳吏が本当に好きになった相手は真田莉々奈
続いて『恋と嘘(12)莉々奈編』のネタバレです。
こちらの結末では、政府通知によって由佳吏の相手に選ばれた真田莉々奈が、最終的に彼の人生のパートナーになります。
ただし、政府通知があったから結婚したという単純な話ではありません。由佳吏自身が莉々奈への恋心を自覚し、自分の意思で彼女を選ぶことが大切なポイントです。
美咲を助けるまでの展開は共通している莉々奈編も、美咲がキャンプ場で危機的な状況に陥り、由佳吏が彼女を助けに向かうところまでは美咲編と大きく共通しています。
しかし、美咲のもとへ向かう由佳吏の心の中には、莉々奈の存在がありました。
美咲を心配する一方で、自分を支えてくれた莉々奈のことを思い出す由佳吏。そこで彼は、自分が本当に一緒にいたい相手が誰なのかを理解していきます。
美咲編では、初恋の相手への愛を改めて貫く決意を固めますが、莉々奈編では、莉々奈への気持ちがすでに恋愛感情へと変化していたことを認めるのです。
由佳吏が美咲に別れを告げる美咲を助けた後、由佳吏は自分の本当の気持ちを伝えます。
彼は美咲への想いに応えることができないこと、そして莉々奈と一緒にいたいことをはっきりと告げます。
美咲にとっては、長く想い続けてきた相手からの拒絶です。当然、悲しみはあります。しかし同時に、由佳吏が自分を選ばなかったことによって、彼の命が守られる未来に進めるという安堵もありました。
美咲は涙を流しながらも、由佳吏の決断を受け入れます。
その後、由佳吏は莉々奈のもとへ向かい、正式にプロポーズします。
この展開が重要なのは、莉々奈が単に政府から指定された相手という立場から脱却していることです。由佳吏が自分の意思で選び、莉々奈もまた彼を特別な存在として受け入れることで、2人の関係が本当の恋愛へと変わります。
莉々奈と由佳吏の結婚後は子ども2人にも恵まれる莉々奈編の最終話では、卒業後の未来を越えた時間軸が描かれます。
由佳吏と莉々奈は、教会で両家の家族や友人たちに祝福されながら結婚式を挙げます。指輪を交換し、誓いのキスを交わす、周囲の人々に見守られた結婚式です。
加えて、2人はその後、2人の子どもに恵まれます。由佳吏の遺伝子に関する問題も、未来の描写では乗り越えられています。
莉々奈編では、由佳吏と莉々奈だけでなく、美咲や仁坂のその後にも触れられています。
仁坂悠介はモデルとして活動を続け、専属マネージャーがつくほどの存在になっています。そして、美咲に届いていた政府通知の相手が、仁坂のマネージャーを務める男性だったことも明かされます。
美咲もその相手とそれなりに良好な関係を築いている様子が描かれています。
つまり、莉々奈編は由佳吏と莉々奈の結婚だけでなく、美咲が由佳吏との恋を手放した後の人生にも一つの答えを用意したエンディングなのです。
【人物相関と設定】ゆかり法・政府通知が恋の運命を変えた理由
『恋と嘘』の物語を理解するうえで欠かせないのが、政府通知と通称「ゆかり法」です。
舞台となるのは、少子化が深刻化した近未来の日本。政府は超・少子化対策基本法、通称ゆかり法を施行し、満16歳になる国民に結婚相手を通知する制度を導入しています。
国家が遺伝子情報などを利用して相性のよい相手を選び、国民に人生のパートナー候補を知らせる仕組みです。
政府通知によって相手探しの負担が軽減され、科学的に相性が保証された結婚が社会の常識として受け入れられています。
ただし、作中で描かれるのは、単なるマッチング制度の便利さではありません。人間の感情や自由意思を、国家がどこまで管理できるのかという問題です。
主要人物と政府通知の関係| 人物・制度 | 作品内での役割 | 結末との関係 |
|---|---|---|
| 根島由佳吏 | 主人公。美咲に長年恋をしている少年 | 美咲編と莉々奈編で結ばれる相手が変わる |
| 高崎美咲 | 由佳吏の初恋の相手 | 由佳吏の命を救うため特殊政府通知を受け入れる |
| 真田莉々奈 | 由佳吏の政府通知の相手 | 莉々奈編では由佳吏の正式な結婚相手になる |
| 仁坂悠介 | 由佳吏の親友で、彼に特別な想いを抱く人物 | 莉々奈編ではモデルとして活動する未来も描かれる |
| 五十嵐柊 | 美咲の友人で、秘密を知る人物 | 美咲と由佳吏をめぐる真実を明らかにする |
| ゆかり法 | 政府が結婚相手を通知する架空の制度 | 登場人物の恋愛と選択に大きな影響を与える |
作中では、一般的な政府通知だけでなく、美咲が受け入れた特殊政府通知も重要な意味を持っています。
通常の政府通知は、16歳を迎える国民に対して結婚相手を知らせるものです。一方、特殊政府通知は通常の通知とは異なる特別な制度として扱われ、受け入れることで政府側に特別な要望を申し出ることができます。
美咲はこの制度を利用し、由佳吏の命を救うために行動しました。つまり、彼女の選択は単なる恋愛上の駆け引きではなく、相手の生死に関わる重大な決断だったのです。
なお、ゆかり法は『恋と嘘』の世界に存在する架空の法律であり、現実の日本に同じ制度があるわけではありません。作品の設定を現実の政府制度と混同しないことも大切です。
この制度が作品にもたらしている本質的な問いは、「科学が相性のよい相手を選べても、人間が誰を愛するかまで決められるのか」という点にあります。
【アニメ最終回との違い】原作漫画の結末まで描かれていない理由
テレビアニメ版『恋と嘘』は2017年7月から9月にかけて放送されました。制作はライデンフィルム、監督は宅野誠起、シリーズ構成は高橋ナツコです。
主なキャストは、根島由佳吏役が逢坂良太、高崎美咲役が花澤香菜、真田莉々奈役が牧野由依です。
アニメの最終回は莉々奈の提案で終わるアニメ第12話のタイトルは「恋と嘘」です。
最終回では、莉々奈が由佳吏に対して、美咲を選ぶべきだと伝えます。そして政府通知を解除するために、しばらくお互いのことを嫌いだと嘘をつこうと提案します。
由佳吏は突然の提案に戸惑い、すぐには返事ができません。
このエピソードは、3人の関係が決着するというより、これからどのような選択をするのかという問題を残して終わります。
原作漫画とアニメの違いを比較| 比較項目 | テレビアニメ | 原作漫画 |
|---|---|---|
| 放送・連載開始 | 2017年7月 | 2014年8月 |
| 最終話・最終巻 | 第12話 | コミックス第12巻 |
| ストーリーの範囲 | 物語の序盤から中盤 | 物語の全編 |
| 由佳吏の恋愛 | 最終的な相手は決まらない | 美咲編・莉々奈編の2種類 |
| 政府通知 | 解除をめぐる提案で終わる | 制度の秘密や特殊通知まで描かれる |
| 結婚後の未来 | 原作の最終的な未来は描かれない | それぞれの結婚後の姿が描かれる |
大きな違いは、アニメが原作の完結部分を映像化していないことです。
アニメだけを視聴した人は、由佳吏が最終的に美咲と莉々奈のどちらを選んだのか分からないままになっています。しかし、これは原作と矛盾する別の結末が用意されているという意味ではありません。
原作ではアニメの続きにあたる展開が描かれ、さらに2種類のエンディングまで用意されています。
アニメの続きから読みたい場合は、原作漫画の6巻以降が目安です。最初から人物の感情の変化を追いたい人は、1巻から読むと、後半の伏線や美咲の言動をより深く理解できます。
2026年現在、アニメ2期の発表はある?2026年11月2日時点で、テレビアニメ第2期の正式な制作発表は確認できません。
原作はすでに2022年に完結しているため、物語の続きに相当するストーリーは存在します。仮に続編が制作されるなら、原作6巻以降の展開が中心になると考えられます。
ただし、原作の最終12巻には2つの結末があるため、アニメでどちらを採用するのか、あるいは両方を映像化するのかという課題もあります。
2026年時点では、続編を期待することはできても、制作決定や放送時期を確定情報として扱うことはできません。
【最終回の評判と考察】2つのエンディングはなぜ評価が分かれるのか
『恋と嘘』の最終回が特徴的なのは、恋愛漫画でありながら、読者に一つの正解を提示しなかったことです。
美咲と莉々奈は、どちらか一方が単純に優れているという関係ではありません。それぞれ異なる魅力を持ち、由佳吏との関係も違った形で成長してきました。
美咲編が支持される理由美咲編の魅力は、初恋を最後まで貫く物語として完成していることです。
美咲は由佳吏の命を救うために、自分の恋を犠牲にする覚悟を持っていました。そんな彼女に対して、由佳吏が自分の意思で一緒に生きたいと伝える展開は、作品の序盤から積み重ねられてきた2人の関係を回収するものです。
特に、幼い頃から続く思い出の消しゴムが最終局面で重要な意味を持つ点は、2人の関係を象徴する演出になっています。
初恋の相手との再会、秘密を抱えた恋人、命を懸けた決断という要素を重視する読者には、印象に残る結末です。
莉々奈編が支持される理由莉々奈編の魅力は、政府通知によって始まった関係が、本当の恋愛へと変わっていくところにあります。
最初の莉々奈は、由佳吏と美咲の恋を応援する立場でした。しかし、由佳吏と時間を過ごす中で、自分自身も彼を好きになっていきます。
その感情は、政府が決めた相性とは別のものです。由佳吏が莉々奈を選ぶのも、通知された相手だからではなく、自分が一緒にいたいと気づいたからです。
結婚式に家族や友人が集まり、2人の未来を祝福する場面も、美咲編とは違った幸福感があります。
2つの結末を比較すると見えてくる作品のテーマ作者ムサヲはReal Soundのインタビューで、美咲を「現実を纏った女の子」、莉々奈を「最強のヒロイン」という趣旨で説明しています。
このキャラクター造形の違いは、最終回の雰囲気にも反映されています。
- 美咲編:過去から続く愛情、犠牲、覚悟を乗り越えて結ばれる未来。
- 莉々奈編:一緒に過ごす時間の中で育った恋心を自覚し、互いに選び合う未来。
一方、評価が分かれる理由も明確です。由佳吏が一人だけを選ぶ単一の正史を期待していた読者にとっては、2ルート方式によって最終的な答えが二つに分かれることが、物足りなさにつながる可能性があります。
実際、作者自身もインタビューで、2つのエンディングに分けた結果、由佳吏に一人を選ぶ明確な反応をさせられなかったことを制作上の心残りとして語っています。
ただし、これは作品の欠点だけを意味するものではありません。どちらのヒロインにも、それぞれの幸せにたどり着く物語を用意したこと自体が、本作ならではの挑戦でした。
どちらを読むべき?おすすめの選び方結末の違いを楽しむなら、次のような読み方がおすすめです。
- 初恋の成就を見届けたい人:美咲編を読む。
- 政府通知から始まった恋の成長を見たい人:莉々奈編を読む。
- 作品のテーマを深く理解したい人:両方を読み比べる。
- アニメしか知らない人:原作1巻から、またはアニメの続きにあたる6巻から読む。
個人的な読み方としては、まず美咲編を読み、その後に莉々奈編を読む方法がおすすめです。同じ出来事でも、由佳吏の気持ちやヒロインの表情が異なることに気づきやすくなります。
【恋と嘘の結末】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『恋と嘘』の最後、由佳吏は美咲と莉々奈のどちらを選びますか?
A1:原作漫画では2つの公式エンディングがあります。美咲編では高崎美咲、莉々奈編では真田莉々奈を選びます。どちらか一方だけが公式という扱いではありません。
Q2:『恋と嘘』の最終12巻は何冊ありますか?
A2:美咲編と莉々奈編の2冊です。どちらも2022年1月7日に発売されました。異なる結末を描くために、最終巻が2種類用意されています。
Q3:高崎美咲は最終回の後どうなりますか?
A3:美咲編では由佳吏と結婚し、子どもにも恵まれた未来が描かれます。莉々奈編では由佳吏との恋に区切りをつけ、政府通知の相手との関係も描かれています。
Q4:真田莉々奈は最後に由佳吏と結婚しますか?
A4:莉々奈編では由佳吏から正式にプロポーズされ、教会で結婚式を挙げます。その後、2人の子どもにも恵まれます。
Q5:アニメの最終回で美咲と莉々奈のどちらが選ばれますか?
A5:アニメ最終回では、由佳吏の最終的な選択は描かれていません。莉々奈が政府通知を解除するために、嫌いなふりをすることを提案する場面で終わります。
Q6:ゆかり法は実際に日本に存在する法律ですか?
A6:いいえ。『恋と嘘』の近未来世界に登場する架空の法律です。満16歳になると政府から結婚相手が通知されるという設定です。
Q7:2026年現在、『恋と嘘』の続編やアニメ2期はありますか?
A7:原作漫画は2022年に全12巻で完結しています。2026年11月2日時点では、アニメ第2期の正式発表は確認できません。
『恋と嘘』の最終回は、美咲と莉々奈のどちらか一人だけを正解にする結末ではありません。
2022年1月7日に発売された最終12巻には、由佳吏と美咲が結ばれる「美咲編」と、由佳吏と莉々奈が結ばれる「莉々奈編」の2つの公式エンディングがあります。
美咲編では、由佳吏の命を救うために自分の恋を犠牲にしてきた美咲が、最後には由佳吏とともに生きる未来を手にします。一方の莉々奈編では、政府通知によって始まった関係が本当の恋愛へと変わり、2人は家族や友人に祝福されながら結婚します。
アニメ版は原作の最終章まで描いていないため、由佳吏の最終的な選択や、2人のヒロインの結婚後の未来を知りたい場合は原作漫画を読む必要があります。
この作品が最後に問いかけるのは、科学が相性のよい相手を決められたとしても、人間の恋愛や人生まで決められるのかという問題です。
政府が決めた運命に従うのか、自分の心で未来を選ぶのか。美咲編と莉々奈編を読み比べることで、『恋と嘘』というタイトルに込められた意味も、より深く感じられるはずです。
2026年現在も、原作全12巻は完結作品として楽しめます。アニメだけを見た人も、ぜひ2つの最終巻を通して、それぞれ異なる由佳吏たちの未来を見届けてください。