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【番組の歴史】1996年の放送開始から2003年のレギュラー終了まで

藤森 綾 藤森 綾 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次
1996年7月、ウッチャンナンチャンの新しいバラエティーが始動

『ウンナンの気分は上々。』は、ウッチャンナンチャンの内村光良と南原清隆がMCを務めたTBS系のバラエティー番組だ。

正式名称は『ウンナンの気分は上々。~FEEL SO NICE.』。略称は「上々。」で、放送開始は1996年7月。金曜深夜の30分番組としてスタートした。

番組の大きな特徴は、出演者が旅に出かけ、目的地までの道中でさまざまな企画に挑戦することだった。

一般的なスタジオバラエティーのように、出演者が用意された回答を披露するのではない。移動中の会話、旅先での食事、宿泊先での出来事など、日常に近い状況から笑いを生み出していった。

TBSの番組紹介でも、出演者の素顔や旅先の人々との交流、予想外のハプニングが番組の魅力として紹介されている。

1999年には「新・ウンナンの気分は上々。」へ

1999年春、番組名は『新・ウンナンの気分は上々。~NEW FEEL SO NICE』へ変更された。

ただし、番組の根幹である旅や人間関係を楽しむスタイルが大きく変わったわけではない。

この時期には、後にお笑い界を代表する存在となるさまぁ~ずやくりぃむしちゅーの改名企画も生まれている。

2003年春には再び元の番組名に戻り、同年9月26日にレギュラー放送が終了した。約7年間にわたるレギュラー放送だった。

なぜ2003年に終了したのか?

気になるのが、レギュラー放送終了の理由だ。

放送期間そのものは確認できるが、TBSが終了理由を具体的に説明した公表資料は確認できない。

したがって、視聴率の低迷や出演者同士の関係悪化などを終了の直接的な原因とするのは適切ではない。

重要なのは、2003年のレギュラー終了と、番組そのものの完全消滅は別の話だということ。

その後も特番という形で復活する機会があり、2026年には30周年を記念した新作が放送された。

毎週決まった時間に楽しむ番組から、懐かしい出演者たちが再び集まる特別な番組へと、放送の形が変わったのである。

【歴代旅企画】シンチャンナンチャンから海外旅行まで名場面を振り返る

気分は上々

『気分は上々』を語るうえで欠かせないのが、旅企画だ。

出演者の組み合わせによって番組の空気が変わり、同じ旅でも予想外の展開が生まれる。なかでも人気を集めたのが、南原清隆と柳沢慎吾による「シンチャンナンチャン」である。

シンチャンナンチャンの歴代旅先・出演者一覧

TV LIFEが2026年7月に紹介した過去の放送記録によると、同企画は2011年までに8回放送されている。

放送時期 旅のタイトル・行き先 主な出演者
1996年10月 富良野へ行こう! 南原清隆、柳沢慎吾
1997年1月 四万十川へ行こう! 南原清隆、柳沢慎吾
1998年1~2月 西表島へ行こう! 南原清隆、柳沢慎吾、堀部圭亮
1999年10月 セブ島の旅 南原清隆、柳沢慎吾、勝俣州和
2000年10月 悪魔と美女とケアンズと 南原清隆、柳沢慎吾、ビビる大木
2002年2~3月 沖縄の旅 南原清隆、柳沢慎吾、京本政樹、ビビる大木、秋吉久美子
2003年3~4月 熊本の旅 南原清隆、柳沢慎吾、有田哲平、船越英一郎
2011年4月 8年ぶりに復活!伊豆の旅 南原清隆、柳沢慎吾、天野ひろゆき、楽しんご

この一覧を見ると、国内の観光地だけでなく、フィリピンのセブ島やオーストラリアのケアンズまで足を延ばしていたことが分かる。

また、旅のメンバーも固定ではない。勝俣州和やビビる大木、船越英一郎など、個性の異なる出演者が加わることで企画に変化が生まれていた。

柳沢慎吾の自由奔放な振る舞いが名物に

「シンチャンナンチャン」の中心にいるのは、柳沢慎吾の圧倒的なテンションだ。

南原清隆が比較的落ち着いた反応を見せる一方、柳沢は突然歌い始めたり、番組の進行役になりきったり、周囲を巻き込んだりする。

特に印象的なのが、柳沢による『ザ・ベストテン』ごっこだ。

昭和の歌番組を再現するように、その場で中継を始め、南原にも出演者や進行役を演じさせる。旅先が即席のテレビスタジオに変わってしまうのが、この企画ならではの面白さだった。

さらに「エクソシスト」や「かもめが翔んだ日」など、繰り返し登場するおなじみのネタも人気を支えてきた。

もう一つの名物「さまぁ~ず」「くりぃむしちゅー」の改名企画

この番組がバラエティー史に残した出来事として、コンビ名の改名企画も忘れられない。

2000年、当時「バカルディ」だった三村マサカズと大竹一樹、そして「海砂利水魚」だった上田晋也と有田哲平が番組企画を通じて改名することになった。

結果として誕生した名前が、現在の「さまぁ~ず」と「くりぃむしちゅー」である。

当初は番組内の企画という認識もあったが、実際には芸能活動で使用する正式なコンビ名の変更にまで発展した。

2024年3月のスポニチの報道では、さまぁ~ずの2人が改名当時の戸惑いや、その後に周囲の反応が変化したことを振り返っている。

三村は改名当初の複雑な心境を明かす一方、名前が浸透するにつれて仕事にも良い影響があったと語っている。

一つのバラエティー企画が、出演者のその後の芸能人生を象徴する名前を生み出した。このエピソードだけでも、番組が出演者に与えた影響の大きさが伝わってくる。

【出演者一覧】内村光良・南原清隆から歴代ゲストまで

『気分は上々』の出演者は、ウッチャンナンチャンの2人を中心に、旅企画ごとにさまざまな芸人やタレントが参加する構成だった。

主な人物と番組との関係を整理すると、次のようになる。

メインMC

ウッチャンナンチャンのメンバーで、番組の中心人物の一人。

2026年1月の復活特番では、ネプチューンの名倉潤からサーフィン旅をもう一度やりたいという話を聞き、TBSに相談したことが復活につながったと説明している。

番組の企画を再び動かすきっかけを作った人物でもある。

ウッチャンナンチャンのメンバー。柳沢慎吾との「シンチャンナンチャン」では、自由奔放な柳沢に振り回される役回りが印象的だ。

また、番組の名物だった内村とのツーショットトークも重要な見どころ。2人の自然な会話が番組に独特の温かさを与えていた。

主なゲスト・旅企画の出演者

- : シンチャンナンチャンの中心人物。即興の歌や寸劇、独特のテンションが持ち味。
- : スタジオゲストとして出演。2026年の復活特番にも参加。
- : セブ島の旅に参加。
- : ケアンズや沖縄などの旅企画に参加。
- : 西表島の旅に参加。
- : 熊本の旅に参加。
- : 熊本の旅に参加。2026年の夏スペシャルにも出演。
- : 2011年の伊豆の旅に参加。
- : 2002年の沖縄の旅に参加。
- : 2002年の沖縄の旅に参加。
- : 2011年の伊豆の旅に参加。

京本政樹と京本大我は別人物

ここで間違えやすいのが、京本姓の出演者だ。

2002年の沖縄の旅に出演したのは俳優の京本政樹。一方、2026年8月の「シンチャンナンチャン」に新メンバーとして参加したのは、SixTONESの京本大我である。

両者は別人物であり、過去の出演記録と2026年の新企画を混同しないようにしたい。

2026年の京本大我の参加は、往年の番組ファンだけでなく、SixTONESのファンにとっても新鮮な組み合わせとなった。

【2026年最新】30周年特番とシンチャンナンチャン15年ぶりの復活

2026年放送済み

2026年は『ウンナンの気分は上々。』にとって特別な年となった。

1996年7月の放送開始から30周年を迎え、1月と8月の2回にわたって特番が放送された。

2026年1月2日「ご無沙汰しておりましたSP」

新春に放送されたのが、『ウンナンの気分は上々。ご無沙汰しておりましたSP』だ。

- 放送日:2026年1月2日(金)深夜0時10分
- 放送時間:深夜0時10分~1時10分
- MC:内村光良、南原清隆
- 主なゲスト:大竹一樹、名倉潤、柳沢慎吾、YOU
- VTR出演:東貴博、ビビる大木

目玉となったのは、内村光良、大竹一樹、名倉潤の3人によるサーフィン旅だった。

この3人は2003年にもサーフィン企画に参加しており、今回は約23年ぶりに再び同じ旅に挑戦した。

TBS公式番組ページによると、復活のきっかけを作ったのは名倉だった。

名倉が内村と飲んだ際、どうしてももう一度サーフィンをしたいと話し続けたことから、内村がTBSに相談。企画が実現したという。

つまり、30周年という節目だけでなく、出演者自身の「もう一度やりたい」という思いが復活につながった。

2026年8月1日「ウンナンの気分は上々。夏」

15年ぶりの企画復活

2026年の第2弾は、8月1日(土)午後7時から放送された『ウンナンの気分は上々。夏』。

今回の最大の注目は、南原清隆と柳沢慎吾の「シンチャンナンチャン」が15年ぶりに帰ってきたことだ。

そして、新たな旅仲間としてSixTONESの京本大我が加入した。

今回の旅の舞台は熱海・伊豆。

企画名は「シンチャンナンチャン大我チャン」。柳沢慎吾がプロデュースする「昭和のアイドル&名曲 大満喫ツアー」が展開された。

主な見どころは次のとおり。

1. 柳沢慎吾プロデュースの昭和名曲ツアー

35曲入りのカセットテープを持参し、車内で昭和の名曲を楽しむ旅となった。

登場した楽曲には、渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」、近藤真彦の「スニーカーぶる~す」などがある。

2. 『ザ・ベストテン』ごっこが復活

旅先のさまざまな場所で、柳沢が即席の音楽番組中継を開始。

南原と京本も近藤真彦役や新人アナウンサー役を任され、柳沢の演出に付き合う展開となった。

3. 夜になっても眠らせてくれない柳沢

シンチャンナンチャンの名物ともいえる「眠らせてくれない悪魔」も登場。

夜になっても柳沢のテンションは落ちず、寝ようとする南原と京本の部屋を行き来して、歌ったり話したりと大騒ぎを繰り広げた。

4. スタジオには有田哲平とYOUも参加

スタジオには柳沢慎吾、YOU、有田哲平が登場。

有田は2003年4月4日放送の「熊本の旅」以来、実に23年ぶりの番組出演となった。

加えて、ウッチャンナンチャンのツーショットトークも復活。2人の学生時代の思い出や近況が披露された。

京本大我が加わったことで何が変わった?

今回の新メンバー加入は、30周年企画の中でも興味深いポイントだ。

従来のシンチャンナンチャンは、柳沢のハイテンションと南原のリアクションという、長年築かれてきた関係性が中心だった。

そこに京本大我という新しい世代の出演者が加わった。

京本は昭和の名曲を楽しむ一方、柳沢の自由な行動に巻き込まれる立場でもある。

この構成には、昔からのファンが懐かしさを感じながら、新しい視聴者も楽しめるという利点がある。

内村は放送前のオリコンの取材で、柳沢のテンションが昔と変わらなかったことに触れている。南原もロケについて、いつもの深夜番組のようなノリで進んだことを振り返っていた。

【現在の放送・配信情報】TVerやTBS FREEで見られる?

2026年11月2日現在、『ウンナンの気分は上々。』は毎週放送されるレギュラー番組ではなく、2026年の新春・夏スペシャルという形で復活している。

そのため、昔の放送を見たい人と、2026年の新作を見逃した人では、確認すべき配信情報が異なる。

TBS FREEで2026年夏スペシャルを確認



無料配信ページ掲載
2026年11月2日時点の確認情報

TBS FREEには『ウンナンの気分は上々。夏』の番組ページがあり、無料見逃し配信の案内が掲載されている。

紹介されている主な内容は次のとおり。

- 15年ぶりのシンチャンナンチャンの旅
- 京本大我が新メンバーとして参加
- 熱海・伊豆の昭和名曲ツアー
- ウンナンのツーショットトーク

TVerでも番組ページを確認できる



TBS公式番組ページから配信ページへ案内

2026年1月の新春特番のTBS公式ページには、TVerの番組シリーズページへの案内が掲載されている。

ただし、シリーズページが存在することと、過去の全放送回がいつでも再生できることは同じではない。

TVerの公式ヘルプによると、見逃し配信は基本的に次回放送の直前までが配信期間となっている(一部例外あり)。

そのため、実際に視聴できるかどうかは、各エピソードの配信状況を確認する必要がある。

1996~2003年の過去回は全部見られる?

ここは注意したいポイントだ。

TBS FREEやTVerの見逃し配信は、基本的に放送回ごとに期間が設定されている。

2026年の特番ページがあるからといって、1990年代のレギュラー放送を全話視聴できるわけではない。

過去の旅企画や改名企画を見たい場合は、次の順番で探すとよい。

1. TBSの公式番組情報で配信対象を確認する。
2. TVerの番組シリーズに対象エピソードがあるか確認する。
3. TBSの公式DVDなど、過去作品を収録した商品情報を確認する。

特に「シンチャンナンチャン」の過去8回すべてが、現在も無料配信されているという情報は確認できない。

2026年11月現在の要点は、30周年特番の復活は実現している一方、レギュラー放送への復帰や旧シリーズ全話の常時配信が決まったわけではないことだ。

【プロの結論】なぜ『気分は上々』は30年後も愛されるのか

『気分は上々』の魅力を考えるとき、単に懐かしい芸人が出演する番組として捉えるだけでは不十分だ。

この番組には、現在のバラエティー制作にも通じる特徴がある。

1. 出演者同士の関係性そのものがコンテンツになる

一般的なバラエティーでは、企画の内容やゲームの結果が番組の中心になりやすい。

しかし、『気分は上々』では、出演者同士の関係性が見どころになっている。

南原と柳沢のやり取り、内村と南原のツーショットトーク、内村・大竹・名倉のサーフィン旅など、過去の出演経験があるからこそ成立する企画が多い。

視聴者は旅先だけでなく、出演者が久しぶりに顔を合わせたときの反応も楽しめる。

2. 長年続く定番ネタが番組の財産になる

柳沢慎吾の『ザ・ベストテン』ごっこや、眠らせてくれない悪魔といったおなじみの展開は、単発のギャグではない。

何度も繰り返されることで、番組独自の文化になっている。

新しい視聴者には新鮮な笑いとして、昔からのファンには懐かしいお約束として機能する。

3. 2026年の復活は世代をつなぐ試みでもある

2026年8月の放送で象徴的だったのが、京本大我の参加だ。

柳沢慎吾と南原清隆という往年のコンビに、SixTONESの京本大我が加わったことで、昭和の歌番組を題材にしながら現代の視聴者にも届く構成になった。

昔の番組をそのまま再現するだけではなく、現在の出演者を組み合わせることで新しい面白さを作っている。

これは、長寿番組の周年企画として理にかなった方法だ。

懐かしい映像を探す人が知っておきたい判断基準
見たい内容 おすすめの確認先 注意点
2026年夏の新作 TBS FREE・TVer 配信期間を確認
2026年1月の特番 TBS公式・TVer エピソードの公開状況による
シンチャンナンチャンの過去回 公式DVD・番組資料 全話無料配信とは限らない
改名企画 DVD・過去の放送記録 バカルディと海砂利水魚の時期を区別

昔の番組をもう一度楽しみたいなら、切り抜き動画だけでなく、放送当時の企画内容や出演者の組み合わせまで確認すると、面白さをより深く理解できる。

【気分は上々に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:『ウンナンの気分は上々。』はいつからいつまで放送されましたか?

A1:1996年7月にTBSで放送を開始し、2003年9月26日にレギュラー放送を終了しました。途中、1999年に「新・ウンナンの気分は上々。」へ改題されています。

Q2:2026年に30周年特番は放送されましたか?

A2:放送されました。2026年1月2日に「ご無沙汰しておりましたSP」、8月1日に「ウンナンの気分は上々。夏」が放送されています。

Q3:シンチャンナンチャンは誰と誰のコンビですか?

A3:南原清隆と柳沢慎吾による名物旅企画です。2026年8月の復活回ではSixTONESの京本大我が加わり、3人で熱海・伊豆を旅しました。

Q4:京本大我は昔の気分は上々にも出演していましたか?

A4:2026年の夏スペシャルで新メンバーとして参加しました。2002年の沖縄の旅に出演していたのは、別人物の京本政樹です。

Q5:現在もレギュラー放送されていますか?

A5:2026年11月2日時点では、レギュラー放送への復帰は告知されていません。2026年は1月と8月に特番が放送されました。

Q6:TVerで昔の放送回も見られますか?

A6:TVerには番組シリーズの案内がありますが、1996~2003年の全放送回が公開されているわけではありません。各エピソードの配信状況を確認してください。

『ウンナンの気分は上々。』は、1996年のスタートから2003年のレギュラー放送終了まで、ウッチャンナンチャンを中心に数多くの名物企画を生み出してきた。

特に柳沢慎吾と南原清隆の「シンチャンナンチャン」、さまぁ~ずやくりぃむしちゅーの改名企画は、番組の歴史を語るうえで外せない存在だ。

そして2026年、放送開始30周年を迎えた番組は、新春特番と夏スペシャルという形で復活した。

15年ぶりのシンチャンナンチャンに京本大我が加わったことは、懐かしさと新しさを両立させた象徴的な出来事だった。

今後の注目点は、単なる過去の名場面の再放送ではなく、内村・南原を中心とした出演者たちが、どのような新しい旅や交流を見せてくれるかということだ。

『気分は上々』が長く愛されてきた理由は、豪華な演出よりも、人と人との自然なやり取りにあった。 30周年を迎えた2026年の復活は、その魅力が時代を超えて通用することを改めて示した出来事となった。

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