2026年11月現在のレギュラー出演体制は、平日のニュースを大越健介キャスターが中心となって伝え、曜日ごとにテレビ朝日のアナウンサーやフリーアナウンサーが組み合わさる構成だ。
テレビ朝日の公式出演者ページで確認できる主な担当は次のとおり。
月曜〜木曜
- 大越健介: キャスター・ジャーナリスト
- 小木逸平: キャスター
- 安藤萌々: キャスター
金曜日
- 大越健介: キャスター
- 徳永有美: キャスター
- 板倉朋希: キャスター
曜日を問わず番組を支える専門担当
- 細川栞: 気象情報担当
- ヒロド歩美: スポーツ担当
- 所村武蔵: フィールドリポーター
- 荒井理咲子: フィールドリポーター
このほか、スポーツコメンテーターとして松岡修造、内田篤人、松坂大輔らも公式出演者として紹介されている。
つまり、報道ステーションのキャスターを調べる際は、ニュースを進行するキャスターと、スポーツ・気象・現場取材を担当する出演者を区別することが大切だ。
【出演者の関係と経歴】主要キャスター・専門担当を比較

公式プロフィールと過去の出演情報を照らし合わせると、現在のメンバーはそれぞれ異なる専門性を持っている。
| 出演者 | 現在の担当 | 経歴・番組での役割 |
|---|---|---|
| 大越健介 | メインキャスター | NHK出身のジャーナリスト。政治取材、海外取材の経験を生かす |
| 小木逸平 | 月〜木キャスター | テレビ朝日アナウンサー。情報番組での進行経験が豊富 |
| 安藤萌々 | 月〜木キャスター | スポーツ取材を経験し、2023年からニュース担当へ |
| 徳永有美 | 金曜キャスター | 元テレビ朝日アナウンサー。2018年に13年ぶりに番組復帰 |
| 板倉朋希 | 金曜キャスター | 現場取材を経験したテレビ朝日アナウンサー |
| 細川栞 | 気象情報 | システムエンジニアから気象予報士へ転身 |
| ヒロド歩美 | スポーツ担当 | 元ABCテレビ。高校野球などの取材経験が豊富 |
| 所村武蔵 | フィールドリポーター | 2023年テレビ朝日入社。野球経験を持つ |
| 荒井理咲子 | フィールドリポーター | 2023年テレビ朝日入社。情報番組の担当経験を持つ |
| 松岡修造 | スポーツコメンテーター | 元プロテニス選手。スポーツ全般の魅力を伝える |
| 内田篤人 | スポーツコメンテーター | 元サッカー日本代表。競技経験を生かした解説 |
| 松坂大輔 | スポーツコメンテーター | 元プロ野球選手。野球を中心に解説 |
大越健介は、NHKで政治記者やワシントン支局長などを経験したジャーナリストだ。
1985年にNHKへ入局し、政治報道や海外取材に従事。その後、「ニュースウオッチ9」や「サンデースポーツ2020」のキャスターを務めた。
2021年10月、テレビ朝日の報道ステーションにメインキャスターとして加入。当初は月曜から木曜の担当だったが、2022年10月から金曜日にも出演する体制となった。
大越の特徴は、ニュースを単に読み上げるのではなく、背景や政治的な意味を掘り下げる報道スタイルにある。
テレビ朝日の公式プロフィールでも、取材を深め、平たい言葉で伝える「行動するキャスター」を信条として紹介している。
小木逸平アナウンサー:安定したニュース進行を支える存在小木逸平は、テレビ朝日のアナウンサーとして長年、情報番組や報道番組を担当してきた。
「スーパーモーニング」「ワイド!スクランブル」などへの出演経験があり、ニュースの進行やスタジオでのやり取りに慣れている。
また、2018年の番組改編では金曜日のキャスターを担当するなど、曜日別の番組構成にも関わってきた。
現在は月曜から木曜のキャスターとして、大越や安藤とともにニュースを伝えている。報道の専門性と視聴者に伝わりやすい進行をつなぐ役割を担う。
安藤萌々アナウンサー:スポーツ担当からニュースキャスターへ安藤萌々は、テレビ朝日に2020年に入社したアナウンサー。
『報道ステーション』では、入社後にスポーツ担当として経験を積んだ。
特に北京五輪、カタールワールドカップ、WBCなどの取材に携わり、競技の現場で選手や関係者の声を伝えてきた。
大きな転換点となったのは2023年4月3日。それまでのスポーツ担当から月曜〜木曜のニュースキャスターに就任した。
スポーツ取材を通じて身につけた現場感覚を、ニュース報道にも生かすキャリアの変化だった。
同時期にスポーツコーナーにはヒロド歩美が加わっており、安藤はニュース、ヒロドはスポーツという担当分担が明確になった。
徳永有美キャスター:13年ぶりの復帰を経て金曜日を担当徳永有美は、元テレビ朝日アナウンサーで、現在はフリーアナウンサーとして活動している。
2004年から約1年間、報道ステーションのスポーツコーナーを担当。その後、テレビ朝日を退社し、別の番組などで活動してきた。
大きな転機は2018年10月の番組復帰だ。
テレビ朝日の発表では、徳永は13年ぶりに報道ステーションへ戻り、当初は富川悠太とともに月曜から木曜のメインキャスターを担当した。
その後、2022年の番組改編を経て金曜日のキャスターを担当する体制となった。
現在も金曜の出演者として公式ページに掲載されており、長年の番組経験を持つ出演者の一人だ。
板倉朋希アナウンサー:現場取材の経験を持つ金曜キャスター板倉朋希は、テレビ朝日のアナウンサー。
報道ステーションでは、以前フィールドリポーターとして事件、事故、災害などの取材を担当していた。
2022年3月には、富川悠太の卒業に伴い、金曜日のキャスターを務めることが発表された。
その後も番組内で経験を重ね、公式プロフィールでは金曜担当として紹介されている。
現場を取材する側からスタジオでニュースを伝える側へと役割を広げた人物だ。
【気象・スポーツ・現場取材】キャスター以外の重要メンバー
報道ステーションの特徴は、メインキャスターだけで番組が成立しているわけではない点にある。
気象、スポーツ、事件・事故の現場取材には、それぞれ専門性を持った担当者が配置されている。
細川栞:元システムエンジニアの気象予報士細川栞は、気象予報士として報道ステーションの気象情報を担当している。
注目されるのは、気象予報士になる前のキャリアだ。
成蹊大学理工学部を卒業後、大手電機メーカーでシステムエンジニアとして勤務。データ収集やシステム開発などの経験を積んだ後、気象予報士に転身した。
2024年7月1日から番組の気象情報担当に就任。前任の眞家泉から担当を引き継いだ。
気象情報は単なる天気予報ではない。台風、大雨、猛暑などの災害リスクを理解するためには、気象現象の仕組みやデータの読み取りが欠かせない。
細川のシステム開発経験は、こうした情報を視聴者にわかりやすく伝えるうえで生かせる専門的な背景となっている。
ヒロド歩美:高校野球取材で培ったスポーツ報道の経験ヒロド歩美は、兵庫県出身のフリーアナウンサー。
2014年にABCテレビへ入社し、「熱闘甲子園」のキャスターとして高校野球の取材を長年経験してきた。
2023年にフリーアナウンサーとなり、同年4月から報道ステーションのスポーツ担当に就任した。
スポーツ報道では、試合結果だけでなく、選手の努力や競技に取り組む背景を伝えることも重要になる。
高校野球の取材経験を持つヒロドは、現場の熱気や選手の思いを届ける役割を担っている。
所村武蔵:現場からニュースを届けるフィールドリポーター所村武蔵は、2023年にテレビ朝日へ入社したアナウンサー。
公式プロフィールによると、石川県出身で、小学校から大学まで野球部に所属していた。
フィールドリポーターとして、ニュースが起きた場所へ足を運び、当事者や関係者の声を取材する。
スタジオからニュースを解説するキャスターとは異なり、現場で何が起きているのかを視聴者に伝える役割が中心だ。
荒井理咲子:朝の情報番組から夜の報道番組へ荒井理咲子も2023年にテレビ朝日へ入社したアナウンサー。
入社後は朝の情報番組「グッド!モーニング」を3年間担当し、その後、報道ステーションのフィールドリポーターへと活動の場を移した。
公式プロフィールでは、学生時代に香港とメキシコで暮らした経験も紹介されている。
多様な文化に触れた経験を持ちながら、現場で一つひとつの取材に向き合う姿勢を大切にしている。
スポーツコメンテーターも番組を支えるスポーツコーナーには、専門的な競技経験を持つ出演者も参加する。
- 松岡修造: 元プロテニス選手。競技の魅力や選手の心理を伝える。
- 内田篤人: 元サッカー日本代表。戦術や試合展開を選手目線で解説する。
- 松坂大輔: 元プロ野球選手。野球の技術や勝負のポイントを解説する。
松坂は2022年2月から番組の野球コーナーに加わった。
こうした出演者は、ニュース全体を進行するメインキャスターとは異なり、競技ごとの専門知識を提供する立場にある。出演者一覧に名前があるからといって、毎日同じ曜日に出演するレギュラー司会者という意味ではない。
【歴代キャスター一覧】2004年から2026年までの交代の経緯
報道ステーションは2004年にスタートして以来、メインキャスターやサブキャスターの交代を繰り返してきた。
特に大きな転換点となったのが、2016年の古舘伊知郎から富川悠太への交代、2021年の大越健介の加入、2022年の曜日別体制の変更、そして2023年の安藤萌々の昇格だ。
主要キャスターの歴史2004年〜2016年:古舘伊知郎時代
番組開始当初から12年間、古舘伊知郎がメインキャスターを務めた。
テレビ朝日の2016年の株主向け報告書では、古舘が番組開始から12年間出演してきたことが紹介されている。
当初の現場取材を支えた富川悠太が、次のメインキャスターへと引き継ぐことになった。
2016年〜2021年:富川悠太時代
2016年4月、富川悠太がメインキャスターに就任。
富川は番組開始当初から12年間フィールドリポーターを務め、事件、事故、災害、政治など国内外の現場を取材していた。
テレビ朝日は当時、年間100か所以上の取材をこなす現場主義のキャスターとして富川を紹介している。
2018年:徳永有美が13年ぶりに復帰
2018年10月には徳永有美がメインキャスターとして復帰。
月曜から木曜は富川と徳永、金曜日は小木逸平と竹内由恵という曜日別の編成が採用された。
この時期は、曜日によってメインキャスターの組み合わせが異なる体制が明確になった時期でもある。
2021年:大越健介がメインキャスターに就任
2021年10月、大越健介がNHKを退職してテレビ朝日の報道ステーションに加入。
当初は月曜から木曜を担当し、政治・国際情勢を中心とした取材経験を番組に持ち込んだ。
2022年:富川悠太の卒業と金曜体制の変更
2022年3月末、富川悠太がテレビ朝日を退社し、番組を卒業した。
テレビ朝日の発表では、退社は本人の希望によるものと説明された。
4月からは月曜〜木曜を大越、小木、渡辺瑠海が中心となって担当。金曜日は徳永と板倉が中心となる編成になった。
さらに同年10月からは、大越が金曜日にも出演する体制へと変更された。
2023年:安藤萌々とヒロド歩美の担当変更
2023年4月には安藤萌々がスポーツ担当から月曜〜木曜のニュースキャスターへ昇格。
スポーツ担当にはヒロド歩美が加入した。
これにより、現在の出演者構成につながる重要な役割分担が形づくられた。
2024年:気象情報担当が細川栞に交代
2024年7月には、眞家泉に代わり細川栞が気象情報を担当することになった。
気象情報の専門性を維持しながら、担当者が新しい経歴を持つ専門家へ交代した節目となった。
【なぜキャスターが交代する?】番組編成から見る3つの変化
歴代キャスターの交代を整理すると、単に出演者が入れ替わってきただけではないことがわかる。
番組の役割分担そのものが変化してきた。
1.現場取材の経験を重視する人事古舘から富川への交代では、12年間フィールドリポーターを務めた富川がメインキャスターに昇格した。
これは、スタジオでの進行だけでなく、現場を知るキャスターを中心に据える編成だった。
2022年に板倉が金曜キャスターへ復帰したことも、現場取材の経験を生かす人事として理解できる。
2.曜日別の役割分担による番組運営現在の月曜〜木曜と金曜日の担当分けは、平日のニュースを同じ出演者だけで進行する方式とは異なる。
月曜から木曜は小木と安藤、金曜日は徳永と板倉という組み合わせになっている。
曜日ごとに出演者の経験や個性を生かせる一方、番組全体としての報道姿勢を大越が支える構成だ。
3.専門分野の担当者を独立させる編成スポーツ、気象、現場取材には、それぞれ専門性が求められる。
例えば、スポーツではヒロドや松岡、内田、松坂などの経験が生かされる。
気象情報では細川が専門知識を提供し、所村と荒井は現場から情報を伝える。
ニュースを一人のアナウンサーに集約せず、分野別の専門性を組み合わせることで、情報の深さを確保する狙いが読み取れる。
2026年9月には番組コンセプトも刷新2026年9月28日には、番組のコンセプト、オープニング映像、テーマ曲、キービジュアルがリニューアルされた。
新しいコンセプトは「『今』という世界を見つめる。」。
テーマ曲は坂東祐大が担当し、オープニング映像は映像作家の牧野惇が手掛けている。
大越がキャスターに就任して5年という節目に合わせた番組の刷新であり、単なる出演者交代とは異なる動きだ。
このリニューアルは、2026年の報道ステーションがどのような報道姿勢を目指しているのかを理解するうえでも重要な出来事となった。
【プロの結論】2026年の報道ステーションはチーム報道型の編成
報道ステーションの出演者を理解するうえで大切なのは、誰が一番目立つかだけで判断しないことだ。
ニュース番組には、進行役、取材担当、専門解説者という異なる役割がある。
2026年の出演者を整理すると、次の3つの軸が見えてくる。
第一の軸は、大越健介を中心としたニュース報道。
NHK時代からの政治・国際報道の経験を持つ大越が、番組の中心的な役割を担う。
第二の軸は、小木・安藤・徳永・板倉による曜日別の進行。
それぞれのキャリアや経験を生かし、平日のニュースを伝える。
第三の軸は、専門家と現場取材担当による情報の補完。
気象予報士の細川、スポーツ担当のヒロド、フィールドリポーターの所村と荒井が、専門分野や現場の情報を支えている。
視聴者が出演者を調べる際には、公式プロフィールに掲載されている担当曜日と肩書きを最初に確認するとよい。
特に、スポーツコメンテーターとメインキャスター、フィールドリポーターとスタジオ進行役は役割が異なる。名前だけを並べた出演者一覧では、この違いが見えにくい。
2026年9月の番組刷新も踏まえると、今後の注目点は出演者の単純な入れ替えだけでなく、取材力や専門性をどのように番組全体へ反映していくかにある。
【よくある質問】報道ステーションのキャスターに関するFAQ
Q1:2026年現在、報道ステーションのメインキャスターは誰ですか?
大越健介です。2021年10月に就任し、2022年10月からは金曜日も含めて担当しています。
Q2:報道ステーションの月曜から木曜のキャスターは誰ですか?
大越健介、小木逸平、安藤萌々です。小木と安藤はテレビ朝日のアナウンサーで、公式プロフィールでは月曜から木曜の担当とされています。
Q3:金曜日のキャスターは誰ですか?
徳永有美と板倉朋希です。大越健介も含めた出演体制になっています。
Q4:報道ステーションの気象予報士は誰ですか?
細川栞です。2024年7月1日から気象情報を担当しています。以前はシステムエンジニアとして働いていた経歴があります。
Q5:安藤萌々は現在もスポーツ担当ですか?
現在は月曜から木曜のニュースキャスターです。2023年3月までスポーツ担当を務め、同年4月からニュースキャスターに就任しました。
Q6:報道ステーションのスポーツ担当は誰ですか?
ヒロド歩美です。スポーツコメンテーターとして松岡修造、内田篤人、松坂大輔らも出演者に名を連ねています。
Q7:歴代のメインキャスターには誰がいますか?
代表的な歴代メインキャスターは、古舘伊知郎、富川悠太、大越健介です。また、徳永有美もメインキャスターを経験し、現在は金曜日を担当しています。
2026年11月現在の報道ステーションは、大越健介を中心に、小木逸平、安藤萌々、徳永有美、板倉朋希らがニュースを伝える体制になっている。
加えて、細川栞の気象情報、ヒロド歩美のスポーツ報道、所村武蔵と荒井理咲子の現場取材が番組を支えている。
歴代の交代を振り返ると、古舘伊知郎から富川悠太へ、そして大越健介へとメインキャスターが引き継がれ、曜日別の担当や専門分野の役割も変化してきた。
2026年9月には番組コンセプトとデザインも刷新され、新たな段階に入っている。
今後、出演者の変更や新しい担当者の加入を確認する場合は、テレビ朝日の公式出演者情報と番組改編の発表を基準にするのが確実だ。
報道ステーションのキャスターは、単なる番組の顔ではない。取材、解説、気象、スポーツという異なる専門性を結びつけ、日々のニュースを視聴者へ届ける報道チームなのである。