シーズン6の物語は、シーズン5最終回で毒を盛られたラファエルが救急搬送される場面から始まります。
毒の正体は神経毒。ラファエルは一命を取り留めるものの、昏睡状態に陥り、目覚めた後も両脚が思うように動きません。
ラファエルは回復する?毒殺未遂のその後ラファエルは搬送後、14日間にわたって昏睡状態にありました。
意識を失っている間、彼女は病院でユベールという男性と出会います。夜中に病院内を歩き回り、コーヒーの自動販売機を細工するなど、不思議な交流を続けます。
しかし、ユベールはすでに亡くなっていた人物でした。
彼の言葉に導かれるように、ラファエルはようやく意識を取り戻します。
その後のリハビリでは、車椅子から杖を使った歩行へと少しずつ回復。第4話では現場にも戻れるようになります。
ところが、回復は完全ではありません。
第7話では指先のしびれや細かな動作の不自由さが目立ち始め、第8話で神経毒の後遺症による微細神経障害が判明します。
靴ひもを結ぶ、細かなものをつまむ、銃の引き金を引くといった動作にも影響が出ており、刑事として働き続けられるかどうかが問題になります。
つまり、ラファエルは生還したものの、以前と同じ身体に戻ったわけではありません。
アストリッドとラファエルの立場が逆転これまでの2人は、アストリッドが難しい情報を分析し、ラファエルが現場で行動するという役割分担でした。
しかし、シーズン6ではラファエルが思うように動けなくなります。
今度はアストリッドがラファエルを支え、事件の中心となって捜査を進めることに。
ラファエルが「飛べないこと」への恐怖を打ち明けた際、アストリッドは知恵の輪の羽根をプレゼントします。
このエピソードは、2人の友情が一方的な支え合いではなく、互いの弱さを受け入れる関係に変化したことを示しています。
フランス・テレビジョンの公式番組紹介でも、シーズン6の主要テーマとしてラファエルの毒物による後遺症と、アストリッドとの関係の変化が挙げられています。
【全8話ネタバレ】各話の事件と重要な展開を完全整理

シーズン6は1話約52分、全8話で構成されています。
各話の事件は独立しているように見えますが、ラファエルの回復、テツオの秘密、犯罪資料局の存続問題が少しずつ進行していきます。
第1話「オーディン」原題:La Mort de Raphaëlle
ラファエルが昏睡状態にあるなか、人気動画配信グループのメンバー、レオが自宅で死亡します。
驚くべきことに、死因は約300キロもあるピアノによる圧死でした。
現場には超常現象を調査していた仲間たちの姿があり、事件は霊媒師「オーディン」と呼ばれる人物につながっていきます。
オーディンの正体は、本物の超能力者ではありません。
過去に友人を殺害した犯人を突き止めた4人が、その経験を生かして霊媒師のように活動していたのです。
一方、ラファエルの病室にはユベールという謎の男性が現れます。
物語の終盤、ユベールは自分がすでに亡くなっていると明かし、ラファエルに目を覚ますよう促します。
実際、ラファエルは14日間も昏睡状態にありました。
事件の捜査とラファエルの生還という2つの展開が重なる、シーズン6の導入回です。
第2話「ユベールの導き」原題:Le Pensionnat
目を覚ましたラファエルは、まだ足が動かない状態で捜査への復帰を望みます。
一方、アストリッドたちはレオが調査していたオーバールック学院に注目します。
そこで浮かび上がるのが、亡くなった少年ジャックに対する放射線実験の存在です。
ジャックの爪に残っていた異常から、アストリッドは病気による死亡という説明に疑問を持ちます。
学院では、子どもの超能力を強化する目的で放射線を使った実験が行われていました。
レオ殺害の犯人は、実験に関わっていたジャックの父親ジャンでした。
息子の能力を伸ばそうとするあまり、軍の研究施設で使われる装備まで利用していたことが事件の背景にあります。
また、ユベールが研究所の創設者であり、ステラの父親だったことも判明します。
この事件を通して、ラファエルは自分が完全に回復するまでには時間が必要だと理解し始めます。
第3話「血塗られた守り神」原題:Le Boli maudit
陶芸アトリエでアンドレア・ドルヴァルの遺体が発見されます。
遺体には多数の傷があり、近くには口から血が流れているように見える奇妙な置物が残されていました。
置物の正体は、西アフリカのバンバラ族が儀式に使う「ボリ」。
アストリッドたちは、この置物に付着した複数の血液を調べ、過去に亡くなった人物たちとの関連を突き止めます。
捜査を進めると、かつて西アフリカで活動していた人物たちが、村の守り神であるボリを盗んでいたことが明らかになります。
その盗難によって村から追放された一家の過去も浮かび上がります。
犯人は村長の息子マティアスでした。
彼は父親の願いをかなえ、守り神を故郷へ戻すため、盗難に関わった人物たちに復讐していたのです。
しかし、最後の復讐を遂げようとしたところで警察に阻止されます。
事件の背景には、文化財の略奪と、それによって故郷を追われた人々の悲劇がありました。
第4話「万物の理論」原題:La Théorie du tout
湖から引き上げられた車のトランクから、男性の遺体が発見されます。
被害者は著名な数学者フランソワ・レボヴィッツ教授。
彼が研究していたのは、世界の仕組みを説明する可能性を秘めた「万物の理論」でした。
アストリッドは、数学を研究しているテツオにも協力を求めます。
研究成果には大きな価値があり、民間企業だけでなく国家機関も関心を寄せていました。
捜査では、教授の娘ディアーヌや、研究をめぐる企業の利害関係が浮かび上がります。
最終的に教授を殺害したのは、息子でした。
父親が自分ではなく妹を研究の助手に選んだことに対する嫉妬が、犯行の動機になっていました。
そして、この回ではアストリッドを尾行する謎の男の存在も重要になります。
ラファエルが男の持ち物を調べると、中にはテツオを撮影した写真が大量に残されていました。
つまり、追われていたのはアストリッドではなく、テツオだったのです。
第5話「遺体なき殺人」原題:Coup(s) de théâtre
この回では、2020年のコロナ禍に起きた失踪事件が再び取り上げられます。
救急医カレン・ダーヴルが姿を消し、夫のジョキアムが殺人容疑で裁判にかけられます。
しかし、カレンの遺体は見つかっていません。
アストリッドは裁判に関わる証拠の矛盾に気づき、事件を根本から見直すことになります。
やがて、カレンが実際には生きていたことが判明します。
彼女は夫に撃たれた後、死亡したと思われたものの、意識を取り戻して逃げ出していました。その後、別の人物になりすまして生活していたのです。
加えて、別の女性コリンヌの殺害も発覚し、事件は単純な失踪事件ではなくなります。
この裁判では、ジョキアムの犯行と複数の人物の関係が明らかになり、最終的に彼には殺人罪相当の判決が下されます。
そして、もう一つの重大な展開がテツオの秘密です。
ラファエルの調査で、テツオ・タナカという名前も身分証も偽りだったことが判明します。
テツオ本人がアストリッドに真実を告白しますが、彼女は大きなショックを受け、テツオを自宅から追い出してしまいます。
第6話「デジタルの悪魔」原題:La Part du Diable
フランス最大級のデータセンターで、幹部マキシム・ブリエールの遺体が発見されます。
目と口が糸で縫い合わされており、まるで中世の儀式を思わせる異様な状態でした。
検死の結果、マキシムはタリウムによって毒殺されていたことが分かります。
事件には、データセンターの上司サマエル・シャマコ、マキシムの妹クローディア、そして過去の環境汚染訴訟が関係していました。
捜査を進めると、マキシムがかつて環境汚染をめぐる集団訴訟に関わりながら、企業側に情報を渡していたことが判明します。
犯人は妹のクローディアでした。
兄の裏切りを知った彼女は、毒を使ってマキシムを殺害します。
しかし、その背後にはシャマコの利益を守るための策略がありました。
最後にはデータセンターの情報が大量流出し、隠されていた不正が表面化します。
この回では、テツオとアストリッドの関係にも進展があります。
テツオはバロックリュートで結婚式に演奏する予定だった曲を奏で、もう一度やり直したいと伝えます。
アストリッドは母マチルドの助言を受け、テツオと最初に出会った公園のベンチで、改めて自己紹介するところから関係を再スタートさせます。
第7話「ギロチン」原題:La Veuve
使われていない倉庫で、ギロチンによって首を切断された遺体が見つかります。
犯行が可能だった時間は、警備員が現場を離れていたわずか34分。
巨大なギロチンを短時間で持ち込み、再び運び出すことは不可能に思えました。
しかし、アストリッドは15の部品に分解できるベルジェ式ギロチンなら実行可能だと推理します。
さらに第二の斬首事件が発生し、捜査は犯罪被害者家族の会でつながった人々が結成した「正義委員会」に行き着きます。
彼らは、過去に罪を逃れた人物たちを独自の判断で処罰していたのです。
主導者はファニー・ノルバン。
20年前に婚約者を失い、その事件に警察の怠慢があったと考えていました。
最終的には15人の関係者全員が逮捕されます。
しかし、彼女たちが復讐の対象としていた人物の一人は、そもそも当時のパーティーに参加していなかったことが分かります。
復讐心が事実を歪めてしまった事件でした。
この回では、新任の警視正とチームの関係も改善されます。
一方、ラファエルの指先には異常が現れ、アストリッドの職場である犯罪資料局にも閉鎖の危機が迫っていました。
第8話「億万長者の遺言」原題:Le Testament
最終話では、アストリッドのパズル仲間であるエドガーから、貴重な古書を見に来ないかという招待メールが届きます。
アストリッドはラファエルとともに、パリ郊外にある大邸宅を訪問します。
ところが、エドガーはすでに3日前に亡くなっていました。
息子フィッツジェラルドによれば、死因は心臓発作です。
しかし、遺体を確認したアストリッドは他殺だと見抜きます。
エドガーが招待メールを送ったとされる日は、すでに亡くなった後だったからです。
事件の中心にあるのは、220万ドルで落札されたという希少な古書「アルキメデスのパリンプセスト」。
加えて、エドガーが残した新しい遺言書と、彼の記憶を映像として再現する技術が事件解決の鍵になります。
犯人と真相については、次の最終回解説で詳しく紹介します。
【テツオの正体と謎の人物】アストリッドを追っていた男の目的とは?
シーズン6の個人的なストーリーで、最も大きな衝撃を与えるのがテツオの秘密です。
これまでアストリッドの恋人として描かれてきたテツオ・タナカは、実は本名ではありませんでした。
テツオの本名は「テツオ・ホシダ」第5話で明かされる真実は、次のとおりです。
- テツオ・タナカは偽名。
- 本名はテツオ・ホシダ。
- 日本の有力な富豪一族の長男。
- 父親から会社を継ぐことを期待されていた。
- 7年前、相続を拒むために姿を消した。
- その後、フランスで別の身分を使って生活していた。
テツオは経営者として一族の会社を引き継ぐことを望んでいませんでした。
しかし、相続を拒否すれば一族の名誉を傷つけることになると考え、家族との関係を断つようにして姿を消したのです。
アストリッドにとって、名前や身分は人を理解するための大切な情報です。
そのため、恋人が長い間、自分の基本的な身元を隠していたという事実は、簡単に受け入れられるものではありませんでした。
謎の人物の正体は?本当の標的はテツオだった第4話でラファエルが発見したのは、アストリッドを尾行する男性が持っていたカメラです。
ところが、その中に保存されていたのはアストリッドの写真ではなく、テツオの写真ばかりでした。
つまり、尾行者の本当の関心はテツオにあったということです。
ただし、尾行者本人の名前や、誰から依頼を受けていたのかは、シーズン6の劇中では明確に説明されていません。
テツオの父親や一族との関係が疑われる状況ではありますが、父親が直接尾行を命じたと断定することはできません。
重要なのは、アストリッドが巻き込まれた追跡事件の背景に、テツオが隠してきた日本の家族との問題があったという点です。
テツオとアストリッドは別れる?最終的に関係は修復テツオの告白を聞いたアストリッドは、彼を自宅から追い出します。
しかし、第6話では関係が動き始めます。
テツオは、アストリッドに対して以前と同じ関係に戻ることを求めるのではなく、もう一度最初から始めたいと伝えます。
アストリッドも、自分の気持ちを整理したうえで、最初に2人が出会った公園のベンチへ向かいます。
そして、名前を名乗るところから再出発します。
この展開は、2人が結婚を取りやめたという意味ではありません。
ただし、延期されていた結婚式が実現するかどうかは、シーズン6終了時点では決着していません。
テツオとの関係は修復に向かいますが、日本の家族との問題は今後の物語にもつながる重要な要素です。
【登場人物・出演者一覧】サラ・モーテンセンとローラ・ドゥエレの役柄
シーズン6の中心となるのは、もちろんアストリッドとラファエルの2人です。
フランスのオリジナル版と日本語吹き替え版では、それぞれ異なる俳優・声優がキャラクターを担当しています。
| 登場人物 | フランス版出演者 | 日本語吹き替え |
|---|---|---|
| アストリッド・ニールセン | サラ・モーテンセン | 貫地谷しほり |
| ラファエル・コスト | ローラ・ドゥエレ | 林真里花 |
| ニコラ・ペラン | ブノワ・ミシェル | 川田紳司 |
| ノラ・モンスール | ソフィア・ヤムナ | 種﨑敦美 |
| アンリ・フルニエ | ウスキ・キアル | 佐々木睦 |
| カール・バシェール | ジャン=ルイ・ギャルソン | 藤真秀 |
| ウィリアム・トマ | ジャン=ブノワ・スイル | 粟野志門 |
| テツオ・タナカ | ケンゴ・サイトウ | 中川慶一 |
アストリッド・ニールセンを演じるフランスの女優です。繊細な観察力、規則性を重視する性格、独特の記憶力を持つアストリッドの人物像を表現しています。
シーズン6では、ラファエルを支える立場に回ったアストリッドの変化が大きな見どころです。
また、テツオの身元が明らかになった際の戸惑いや、再び関係を築こうとする過程も、サラ・モーテンセンの演技が印象に残る部分です。
ローラ・ドゥエレ出演情報ラファエル・コストを演じるフランスの女優です。行動力があり、直感的に事件を追うラファエルの魅力を担っています。
シーズン6では、身体の自由を失ったラファエルの弱さや不安も演じる必要があり、これまでとは違う人物表現が求められました。
とくにアストリッドに支えられる立場になったことで、2人の関係の深さがより伝わるシーズンになっています。
【最終回ネタバレ】第8話「億万長者の遺言」の事件と真犯人
第8話「億万長者の遺言」は、古典的な館ものミステリーを思わせる展開です。
舞台はエドガーの大邸宅。
そこに集まる家族や関係者、消えた古書、謎の招待メール、そして遺言書が複雑に絡み合います。
エドガーを殺害したのは誰?エドガーは、心臓発作で亡くなったと説明されていました。
しかし、アストリッドは遺体の状態から他殺を見抜きます。
死因を隠すために使われたのは、歯磨き粉に仕込まれた毒でした。
加えて、エドガーが所有していた貴重な古書「アルキメデスのパリンプセスト」も姿を消していました。
ラファエルは、この古書を狙った人物が犯人ではないかと考えます。
ところが、捜査の途中で家政婦ブランシュの部屋から古書が発見され、彼女が逮捕されてしまいます。
ラファエルは、以前確認したときには古書がそこになかったことを覚えていました。
そこで2人は、独自の調査を続けます。
死んだはずのジュリアンが生きていた事件を解く鍵となるのが、エドガーが開発していた新しい映像技術です。
ノラの協力によって映像を再生すると、エドガーと関係者たちの会話が明らかになります。
その中には、エドガーの過去の恋愛関係や、コロンビアにある孤児院への寄付の理由も記録されていました。
エドガーにはカメリアという女性との間に生まれた息子ジュリアンがいました。
ジュリアンは、コロンビア革命軍に参加し、軍事作戦で死亡したと考えられていました。
しかし、実際には生きていたのです。
エドガーは彼を邸宅の壁の裏にかくまっていました。
そして、アストリッドに届いた招待メールを送ったのもジュリアンでした。
彼はパズル仲間として「小箱95」を名乗り、アストリッドに殺人事件の真相を突き止めてもらおうとしていたのです。
真犯人はエドガーのもう一人の息子事件の真犯人は、エドガーのもう一人の息子フィッツジェラルドでした。
彼は腹違いの弟ジュリアンに父親の愛情が向けられていることに嫉妬し、父を殺害します。
ジュリアンの存在を隠していたことや、新しい遺言書に記された財産の行き先も、犯人の動機を理解する重要な手掛かりでした。
アストリッドたちは、古書や映像、遺言書の謎を解き、エドガー殺害事件を解決します。
家政婦ブランシュは無実であり、新しい遺言によって特許などの財産を受け取ることになります。これは、彼女とジュリアンの関係にもつながる結末です。
事件解決後に待っていた2つの衝撃しかし、事件が解決したからといって、物語が明るく終わるわけではありません。
最終話の最後には、アストリッドとラファエルそれぞれに大きな問題が突きつけられます。
ラファエル:刑事を続けられない可能性
神経毒の後遺症によって細かな動作に障害が残っていることが判明。回復しなければ、現場の刑事を続けられない可能性があります。
アストリッド:犯罪資料局が閉鎖の危機
監査によって、紙の資料を保管する犯罪資料局の存在意義が問われます。デジタル化と予算合理化の流れで、アストリッドの大切な居場所が失われる可能性が出てきます。
この2つの問題は、単なる一時的なトラブルではありません。
ラファエルにとっては職業人生そのもの、アストリッドにとっては安心して働ける環境そのものが失われる危機です。
主演のサラ・モーテンセンも、最終回を読んだ際にシリーズが終わるような衝撃を受けたと語っています。
ただし、これはシリーズ終了を意味しません。シーズン7の制作はすでに進められています。
【NHK総合の放送日と2026年最新情報】シーズン7はどう変わる?
シーズン6はフランスと日本で異なるスケジュールで公開されました。
NHK総合のシーズン6放送日日本ではNHK総合テレビで、2026年4月5日から5月24日まで全8回放送されました。
| 項目 | 放送・作品情報 |
|---|---|
| 作品名 | アストリッドとラファエル 文書係の事件録 シーズン6 |
| 原題 | Astrid et Raphaëlle |
| 制作年 | 2025年 |
| フランス配信開始 | 2025年10月16日 |
| フランス地上波放送開始 | 2025年10月24日 |
| 日本の放送局 | NHK総合 |
| 日本の放送期間 | 2026年4月5日~5月24日 |
| 話数 | 全8話 |
| 1話の長さ | 約52分 |
| 日本語吹き替え | あり |
日本での放送は、日曜日の23時からの枠で進みました。
NHKグループ公式通販のDVD-BOX商品情報でも、2026年4月~5月のNHK総合テレビ放送、全8回という情報が掲載されています。
DVD-BOXは2026年9月25日発売予定として案内されており、日本語吹き替えとフランス語音声、日本語字幕を収録しています。
シーズン7はシーズン6と何が違う?2026年10月20日、フランス・テレビジョンはシーズン7の公式プレスリリースを公開しました。
新シーズンは、シーズン6の最終回で提示された2人の危機を引き継ぎながら、さらに物語の舞台を広げます。
大きな違いは次の3点です。
1. 日本・東京が物語の重要な舞台になる
シーズン7では、アストリッドとテツオが東京へ向かいます。
日本に関係する人物や家族の秘密が、事件の中心に登場します。
第1話では、テツオの叔父アプ・タナカが犯罪資料局で毒殺される事件が発生。過去の未解決事件をたどるため、アストリッドとテツオが東京へ向かう展開です。
2. ラファエルの後遺症が引き続き重要になる
シーズン7でも、ラファエルは長いリハビリを経た後の身体の問題に直面します。
以前のように自由に動けない状況で、刑事としてどのように仕事を続けるのかが焦点になります。
3. 犯罪資料局そのものが存続の危機に
シーズン6で提示されたアストリッドの職場問題も継続します。
犯罪資料局は、アストリッドにとって単なる職場ではありません。彼女が安心して過ごし、能力を発揮できる大切な場所です。
その場所が失われることは、仕事だけでなく日常生活にも大きな影響を与えます。
2026年11月のシーズン7放送予定フランス・テレビジョンの2026年10月20日付公式発表によると、シーズン7の最初の4話は次の日程で公開・放送されます。
シーズン7の公開予定11月13日
金曜日・france.tvで最初の4話を公開
11月20日
金曜日21時10分・France 2で放送開始
出演:サラ・モーテンセン、ローラ・ドゥエレ、ブノワ・ミシェルほか
公式発表では、日本もシーズン7の重要な舞台として位置付けられています。
また、シーズン6はフランスで平均630万人の視聴者を集め、そのうち250万人は見逃し・時間差視聴でした。2025年のfrance.tvではシリーズ全体の動画再生数が2400万回に達し、140か国で販売されたと発表されています。
日本での人気も、制作側が日本を新シーズンの舞台に選んだ背景の一つとして注目されます。
なお、2026年11月2日時点では、シーズン7のフランスでの公開予定は発表されていますが、NHK総合での日本放送日はまだ公式発表されていません。
【アストリッドとラファエルシーズン6のネタバレ】よくある質問(FAQ)
Q1:シーズン6は全何話ですか?
全8話です。フランスでは2025年に制作・放送され、日本では2026年4月から5月にかけてNHK総合で放送されました。
Q2:ラファエルは毒殺未遂で死亡しますか?
死亡しません。14日間の昏睡状態から目覚めます。ただし、神経毒の後遺症が残り、シーズン6最終回でも刑事を続けられるかどうかが問題になります。
Q3:アストリッドを追っていた謎の人物は誰ですか?
カメラにはテツオの写真が大量に残されていました。実際の標的はテツオだったと分かります。ただし、尾行者の氏名や依頼主は劇中で明確に特定されていません。
Q4:テツオの本当の名前は何ですか?
テツオ・ホシダです。テツオ・タナカは偽名で、日本の富豪一族の長男でした。父親の会社を継ぐことを拒み、7年前に姿を消していました。
Q5:テツオとアストリッドは別れますか?
一度は関係が壊れますが、第6話で再出発します。最初に出会った公園のベンチで自己紹介をやり直し、関係を修復します。ただし、結婚式の実現はシーズン6では描かれていません。
Q6:最終回「億万長者の遺言」の犯人は誰ですか?
エドガーの息子フィッツジェラルドです。腹違いの弟ジュリアンに父親の愛情が向けられていたことへの嫉妬が殺害の動機でした。
Q7:シーズン6でシリーズは完結しますか?
完結しません。シーズン7の制作・放送が発表されています。2026年11月13日にfrance.tv、11月20日にFrance 2で新シーズンが始まる予定です。
『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』シーズン6は、全8話の事件解決だけでなく、主人公2人の人生が大きく変わる重要なシーズンでした。
ラファエルは毒殺未遂から生還したものの、神経毒の後遺症に苦しみ、刑事として働き続けられるかどうかという問題に直面します。
アストリッドはテツオの本当の身元を知り、一度は彼との関係を拒絶しますが、最終的には最初からやり直すことを選びます。
そして最終回では、エドガー殺害事件の真犯人が明らかになる一方、犯罪資料局の閉鎖という新たな危機が提示されました。
シーズン6の本当の結末は、事件の解決ではなく、アストリッドとラファエルがこれまでの生活を維持できなくなるかもしれないという転換点にあります。
2026年11月に始まるシーズン7では、日本・東京を舞台にした新たな事件も加わります。
ラファエルは再び刑事として活躍できるのか。アストリッドの居場所は守られるのか。そしてテツオの日本の家族との関係はどうなるのか。
この3つが、次のシーズンを楽しむうえで押さえておきたい最大のポイントです。