『鬼滅の刃』に登場する上弦の鬼とは、鬼舞辻無惨直属の精鋭集団「十二鬼月」のうち、最上位に位置する6体の鬼です。上弦の壱・黒死牟を筆頭に、童磨、猗窩座、半天狗、玉壺、妓夫太郎・堕姫らが名を連ね、それぞれが柱に匹敵する、あるいはそれを上回る戦闘能力を持っています。
物語が進むと、遊郭編や刀鍛冶の里編で長年変わらなかった上弦の顔ぶれが崩れ、半天狗の後任として鳴女、妓夫太郎・堕姫の後任として獪岳が登場します。さらに無限城編では、上弦同士の因縁や人間だったころの過去、壮絶な最期が描かれます。ここでは、2026年11月2日時点の公式アニメ情報と原作の物語を踏まえ、歴代メンバー、強さの序列、血鬼術、声優、死亡・結末まで整理します。
【基礎知識】鬼滅の刃の上弦の鬼とは?十二鬼月と下弦の違い

十二鬼月は、鬼の始祖である鬼舞辻無惨が選んだ直属の配下です。
その名のとおり、基本的には12体で構成され、次の2つのグループに分けられています。
- 上弦の鬼:上位6階級
- 下弦の鬼:下位6階級
それぞれの階級は壱から陸まで存在し、数字が小さいほど上位です。
つまり、上弦の壱は十二鬼月の頂点に立つ存在であり、下弦の陸は十二鬼月の中で最も低い階級となります。
この順位は単なる所属番号ではありません。鬼としての強さを基準にした序列であり、無惨の支配下における実力主義を反映しています。
上弦と下弦の決定的な違い上弦と下弦の違いは、戦闘能力だけでなく、鬼殺隊との戦績にも表れています。
| 比較項目 | 上弦の鬼 | 下弦の鬼 |
|---|---|---|
| 階級 | 上弦の壱〜陸 | 下弦の壱〜陸 |
| 強さ | 十二鬼月の上位6体 | 十二鬼月の下位6体 |
| 柱との戦闘 | 柱複数人を相手にするほど強い者もいる | 柱に討伐される例が多い |
| メンバーの変動 | 長期間変わらなかった | 比較的入れ替わりが多い |
| 無惨からの扱い | 精鋭として重用される | 失敗に対して厳しい扱いを受ける |
特に注目したいのが、上弦の鬼の長期間にわたる生存実績です。
『刀鍛冶の里編』で上弦の伍・玉壺と上弦の肆・半天狗が倒された際、無惨は上弦の鬼が113年ぶりに討伐されたことに強い怒りを示しました。
それ以前に遊郭編で妓夫太郎と堕姫が倒されたことも含め、鬼殺隊が上弦を連続して撃破したことは、物語の大きな転換点となっています。MANTANWEBの作品解説でも、この113年間という期間が上弦の強さを象徴する事実として紹介されています。
上弦の鬼だけが持つ「入れ替わりの血戦」十二鬼月の階級には、実力によって順位を変える制度があります。
それが「入れ替わりの血戦」です。
下位の鬼が上位の鬼に戦いを申し込み、勝利すれば相手の階級を奪えるという仕組みです。
作中では、猗窩座が童磨に強い敵意を示した際、上弦の壱・黒死牟から入れ替わりの血戦を申し込むよう告げられています。
また、猗窩座は過去に黒死牟にも血戦を申し込んで敗れたことが、公式ファンブックの設定を紹介する解説で明らかになっています。
童磨も猗窩座より後に鬼になりながら、先に出世して上弦の弐に到達しました。こうした背景から、上弦の序列は固定された身分制度ではなく、実力によって変動する厳しい競争社会だったことが分かります。
ここでは、上弦の鬼の歴代メンバーを階級順に紹介します。
最初に覚えておきたいのは、上弦の陸には妓夫太郎と堕姫という兄妹が同じ階級に所属していたこと、そして後任として獪岳が登場することです。
| 階級 | 鬼の名前 | 主な能力・特徴 | アニメ声優 |
|---|---|---|---|
| 上弦の壱 | 黒死牟 | 月の呼吸・剣技 | 置鮎龍太郎 |
| 上弦の弐 | 童磨 | 氷を操る血鬼術 | 宮野真守 |
| 上弦の参 | 猗窩座 | 破壊殺・羅針 | 石田彰 |
| 上弦の肆 | 半天狗 | 感情の分裂・木竜 | 古川登志夫 |
| 上弦の伍 | 玉壺 | 壺・魚・水を操る術 | 鳥海浩輔 |
| 上弦の陸 | 妓夫太郎・堕姫 | 毒鎌・帯 | 逢坂良太・沢城みゆき |
| 新・上弦の肆 | 鳴女 | 無限城の空間操作 | 井上麻里奈 |
| 新・上弦の陸 | 獪岳 | 雷の呼吸と血鬼術 | 細谷佳正 |
上記のキャストは、アニメ公式サイトのキャスト発表、遊郭編の公式キャラクター情報、無限城編第一章の公式キャラクター紹介などに基づいています。
上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)
声優:置鮎龍太郎
人間時代の名前:継国巌勝
十二鬼月の頂点に君臨する最強の上弦。鬼になる前は剣士であり、継国縁壱の双子の兄にあたります。
黒死牟の最大の特徴は、圧倒的な剣技と鬼としての再生能力を併せ持っていることです。
人間だったころから優れた剣士であり、鬼になった後も剣の道を極め続けました。
使用するのは「月の呼吸」です。通常の剣撃に加え、血鬼術によって不規則な三日月状の刃を生み出し、広範囲を攻撃します。
加えて、自身の血肉から生み出した刀を使うなど、鬼としての能力と剣士としての技術が融合しています。
無限城編では、岩柱・悲鳴嶼行冥、風柱・不死川実弥、霞柱・時透無一郎、不死川玄弥と激突します。
黒死牟の強さは単純な身体能力だけではありません。長い年月をかけて磨いた剣技と、鬼の再生能力が組み合わさっている点にあります。
上弦の弐・童磨(どうま)
声優:宮野真守
所属:万世極楽教の教祖
穏やかな笑顔と独特の話し方が印象的な鬼。感情が欠落したような言動と、冷酷な行動の落差が特徴です。
童磨は、氷を自在に操る血鬼術を使います。
扇を媒介として冷気や氷の攻撃を繰り出し、広い範囲を制圧する能力を持っています。
特に恐ろしいのは、冷気を吸い込むだけでも肺に深刻なダメージを与えられる点です。
全集中の呼吸を使う鬼殺隊士にとって、呼吸そのものを妨害する童磨の能力は非常に相性が悪いものでした。
加えて、氷で自分の分身を作り出すこともできます。
胡蝶しのぶとの因縁も重要です。童磨はしのぶの姉・胡蝶カナエを殺害した鬼であり、無限城編ではしのぶ、栗花落カナヲ、嘴平伊之助との戦いが描かれます。
上弦の参・猗窩座(あかざ)
声優:石田彰
人間時代の名前:狛治(はくじ)
武を極めることに執着する格闘型の鬼。強者との戦いを好み、弱者を嫌う独自の価値観を持っています。
猗窩座の血鬼術は「破壊殺」です。
拳や蹴りによる強烈な攻撃を中心に、衝撃波を伴う技を繰り出します。
なかでも重要なのが「羅針」です。
足元に展開する雪の結晶のような陣によって相手の闘気を感知し、攻撃の動きを読み取ります。
これによって相手の攻撃を予測し、非常に高い戦闘能力を発揮します。
猗窩座は、劇場版『無限列車編』で炎柱・煉獄杏寿郎と死闘を繰り広げたことでも知られています。
また、無限城編では炭治郎と冨岡義勇を相手に戦い、人間時代の記憶と向き合うことになります。
上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)
声優:古川登志夫
特徴:感情を分裂させる血鬼術
常に怯えたような態度を見せる鬼。小柄な本体とは対照的に、分裂体は非常に高い戦闘能力を持ちます。
半天狗の血鬼術は、自分の感情を具現化して分裂する能力です。
本体が追い詰められると、喜怒哀楽を象徴する鬼たちが出現します。
- 積怒:怒りを象徴し、電撃を操る。
- 可楽:楽しみを象徴し、団扇で強烈な風を起こす。
- 空喜:喜びを象徴し、飛行や超音波攻撃を使う。
- 哀絶:悲しみを象徴し、槍で攻撃する。
加えて、これらの分裂体が融合すると憎珀天が出現します。
憎珀天は木の竜を操り、広範囲を攻撃する強力な存在です。
本体を探し出して倒さなければならないという戦闘構造も、半天狗の厄介さを際立たせています。
なお、アニメ版では分裂体ごとに異なる声優が起用されています。
- 積怒:梅原裕一郎
- 可楽:石川界人
- 空喜:武内駿輔
- 哀絶:斉藤壮馬
- 憎珀天:山寺宏一
これらのキャストはアニプレックスとアニメ公式サイトが発表しています。
上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)
声優:鳥海浩輔
特徴:壺と水生生物を利用する血鬼術
芸術家を自称する異形の鬼。壺を使った奇妙な攻撃と、相手を侮辱する言動が目立ちます。
玉壺の血鬼術は、壺を利用してさまざまな場所へ移動したり、魚などの水生生物を操ったりする能力です。
代表的な技には「水獄鉢」があります。
相手を水の中に閉じ込め、呼吸を奪う攻撃です。
加えて、玉壺には真の姿があり、身体能力や攻撃能力が大幅に向上します。触れたものを魚に変えてしまう能力も恐ろしい特徴です。
刀鍛冶の里編では霞柱・時透無一郎と対決します。
上弦の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)
妓夫太郎:逢坂良太
堕姫:沢城みゆき
兄妹で一つの上弦の陸を担う特殊な存在。遊郭編の主要な敵として登場します。
妓夫太郎と堕姫は、兄妹でありながら同じ階級を共有する珍しい上弦の鬼です。
堕姫は帯を操る血鬼術を使い、遠距離からの攻撃や相手の拘束を得意としています。
一方、妓夫太郎は血鬼術によって血の鎌を作り出し、猛毒を含んだ攻撃を繰り出します。
特に妓夫太郎の毒は、鬼殺隊士にとって極めて危険な能力です。
二人は互いに連携することで真価を発揮し、どちらか一方の首を斬るだけでは完全に倒せません。
遊郭編では音柱・宇髄天元を中心とする鬼殺隊との激戦が描かれました。
新・上弦の肆・鳴女(なきめ)
声優:井上麻里奈
特徴:無限城の空間操作
琵琶を演奏し、無限城の構造を自在に変化させる鬼です。
鳴女は、半天狗が倒された後に上弦の肆となった鬼です。
血鬼術によって無限城の部屋や通路、壁などを自在に動かし、空間そのものを操ります。
これまでの上弦の鬼が直接的な戦闘能力を中心としていたのに対し、鳴女は戦場全体を支配する特殊な能力を持っています。
無限城編では、鬼殺隊を城内に落とし込み、隊士たちを分断する重要な役割を担います。
新・上弦の陸・獪岳(かいがく)
声優:細谷佳正
特徴:雷の呼吸と血鬼術の融合
元鬼殺隊士で、我妻善逸の兄弟子。妓夫太郎と堕姫の後任として上弦の陸に昇格しました。
獪岳は、もともと鬼殺隊に所属していた人物です。
雷の呼吸を使う剣士でしたが、ある出来事をきっかけに鬼へと変わり、無惨の配下になります。
鬼になったことで、雷の呼吸の剣技に血鬼術が加わりました。
攻撃を受けた相手の身体にひび割れを生じさせるような黒い雷の攻撃が特徴です。
無限城編では、かつての弟弟子だった善逸と対決します。
この戦いは単なる階級争いではなく、二人の師匠である桑島慈悟郎との関係や、それぞれの剣士としての誇りが描かれる重要な場面です。
【強さランキング】上弦の鬼の序列は?最強は黒死牟で確定なのか
上弦の鬼の強さを考える際、最も分かりやすい基準が十二鬼月の階級です。
作中の序列を基準に並べると、次のようになります。
上弦の鬼・強さランキング
黒死牟|上弦の壱
剣技・再生力・戦闘経験のすべてが突出
童磨|上弦の弐
広範囲の氷の血鬼術と強力な分身
猗窩座|上弦の参
格闘能力と闘気を読む羅針
第4位:半天狗|上弦の肆
分裂と憎珀天による持久戦・広域攻撃
第5位:玉壺|上弦の伍
特殊な血鬼術と変則的な攻撃
第6位:妓夫太郎・堕姫|上弦の陸
兄妹の連携と猛毒による攻撃
※これは作中の階級による序列です。あらゆる状況での一対一の勝敗を保証する公式トーナメント結果ではありません。
なぜ黒死牟が最強とされるのか黒死牟が上弦の壱に君臨している最大の理由は、鬼になる以前から優秀な剣士だったことにあります。
人間時代の継国巌勝は、日の呼吸の使い手である弟・継国縁壱に強い劣等感を抱いていました。
その後、鬼になる道を選び、長い年月を生きながら剣技を磨き続けます。
鬼の身体能力と剣士としての技術が合わさったことで、通常の鬼とは比較にならない戦闘能力を獲得しました。
無限城編で複数の柱と玄弥を相手にしても圧倒的な存在感を示したことからも、その強さが分かります。
童磨と猗窩座はどちらが強い?階級では童磨が上位です。
童磨は上弦の弐、猗窩座は上弦の参なので、十二鬼月の序列では童磨が上になります。
童磨の強みは広範囲を制圧する氷の血鬼術です。
一方、猗窩座は格闘能力と羅針による戦闘予測を得意としています。
近距離戦では猗窩座にも大きな強みがありますが、童磨は冷気によって呼吸そのものを妨害できるため、鬼殺隊士にとって非常に厄介な相手です。
このように、単純な攻撃力だけでなく、能力の相性も戦闘結果に大きく影響します。
【メンバー交代の歴史】半天狗から鳴女、妓夫太郎から獪岳へ
上弦の鬼は長年ほとんど顔ぶれが変わらなかった集団ですが、遊郭編以降、急速に世代交代が進みました。
ここでは、その変遷を時系列で整理します。
① 妓夫太郎・堕姫の敗北と獪岳の昇格遊郭編では、炭治郎たちと宇髄天元が妓夫太郎・堕姫と戦います。
激闘の末、二人は同時に頸を斬られ、上弦の陸の座が空席になりました。
その後、無限城編では獪岳が新たな上弦の陸として登場します。
獪岳は元鬼殺隊士であり、善逸の兄弟子という立場にあった人物です。
かつて同じ師匠のもとで修業した二人が、鬼と鬼殺隊士として対峙する展開は、無限城編の重要な見どころです。
② 玉壺・半天狗の敗北と鳴女の昇格刀鍛冶の里編では、上弦の伍・玉壺と上弦の肆・半天狗が登場します。
玉壺は時透無一郎に敗北し、半天狗は炭治郎たちとの戦いで討伐されました。
その後、鳴女が上弦の肆に昇格します。
鳴女は戦闘能力だけでなく、無限城そのものを操る能力を持っているため、無惨にとって非常に重要な存在となりました。
③ 上弦の伍は後任が登場していない意外と見落とされがちなのが、玉壺が倒された後の上弦の伍です。
半天狗の後任として鳴女が上弦の肆になり、妓夫太郎・堕姫の後任として獪岳が上弦の陸になりました。
しかし、玉壺の後任となる新しい上弦の伍は、原作の物語には登場しません。
2026年時点で整理する上弦の鬼の変遷| 時期・物語 | 階級・出来事 | 結果 |
|---|---|---|
| 遊郭編 | 上弦の陸・妓夫太郎、堕姫 | 二人とも討伐 |
| 刀鍛冶の里編 | 上弦の伍・玉壺 | 時透無一郎に敗北 |
| 刀鍛冶の里編 | 上弦の肆・半天狗 | 炭治郎たちに討伐 |
| 無限城編 | 新・上弦の陸・獪岳 | 善逸との戦いで死亡 |
| 無限城編 | 新・上弦の肆・鳴女 | 無惨によって始末される |
| 無限城編 | 上弦の参・猗窩座 | 炭治郎・義勇との戦いで死亡 |
| 無限城編 | 上弦の弐・童磨 | しのぶの毒とカナヲ・伊之助の連携で死亡 |
| 無限城編 | 上弦の壱・黒死牟 | 柱たちと玄弥の連携で死亡 |
ここは「物語の途中」と「原作の最終結果」を分けて考える必要があります。
無限城編の戦いが始まる段階では、上弦の壱・弐・参・肆・陸の5体が存在します。
- 上弦の壱:黒死牟
- 上弦の弐:童磨
- 上弦の参:猗窩座
- 上弦の肆:鳴女
- 上弦の伍:空席
- 上弦の陸:獪岳
一方、原作の最終決戦まで含めると、上弦の鬼は全員死亡しています。
したがって、2026年の原作最終時点では、現役の上弦の鬼は0体です。
2026年の無限城編・アニメ最新情報劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』は、2025年7月18日に公開されました。
公式発表によると、一般劇場での上映は2026年4月9日をもって一部劇場を除き終了しています。その後も映像商品や関連イベントが展開されています。
2026年11月2日時点で、公式サイトに掲載されている無限城編の劇場作品は第一章です。第二章の具体的な公開日は、公式の掲載情報では確認できません。
【死亡・最後・結末】上弦の鬼は誰に倒された?全メンバーの最期
※ここからは原作最終盤の重大なネタバレを含みます。
上弦の鬼の最期には、それぞれの人間時代の過去や、鬼になった理由が深く関係しています。
単純に強敵が倒されるだけでなく、彼らが最後に何を思い出し、どのような結末を迎えたのかが描かれている点も『鬼滅の刃』の特徴です。
上弦の鬼の死亡・討伐一覧| 鬼の名前 | 階級 | 最後・結末 |
|---|---|---|
| 妓夫太郎・堕姫 | 上弦の陸 | 宇髄天元、炭治郎たちとの戦いで討伐 |
| 玉壺 | 上弦の伍 | 時透無一郎に敗北 |
| 半天狗 | 上弦の肆 | 炭治郎に本体の頸を斬られる |
| 獪岳 | 新・上弦の陸 | 善逸の漆ノ型「火雷神」に敗れる |
| 猗窩座 | 上弦の参 | 人間時代の記憶を取り戻し、自ら崩壊 |
| 童磨 | 上弦の弐 | しのぶの毒とカナヲ・伊之助の連携で敗北 |
| 黒死牟 | 上弦の壱 | 無一郎、玄弥、実弥、悲鳴嶼との戦いで消滅 |
| 鳴女 | 新・上弦の肆 | 愈史郎に制御を奪われ、無惨に始末される |
原作の各話では、妓夫太郎・堕姫の決着が第97話、玉壺が第121話、半天狗が第126話、獪岳が第146話、猗窩座が第157話、童磨が第163話、黒死牟が第178話、鳴女が第183話で描かれています。
黒死牟の最後:弟への嫉妬と届かなかった剣の道黒死牟の最期は、上弦の鬼の中でも特に印象的な場面です。
彼は弟の継国縁壱に対する嫉妬と憧れを抱き続けていました。
鬼になった理由も、弟に追いつきたいという強い執着が大きく関係しています。
無限城で複数の剣士と戦い、追い詰められた黒死牟は、変わり果てた自分の姿を目にします。
そして、自分が長い年月を費やして求め続けたものが何だったのかを思い知らされます。
最期には、弟への複雑な感情と、人間だったころの自分を振り返りながら崩壊していきました。
童磨の最後:胡蝶しのぶが残した毒童磨は、胡蝶しのぶの姉・カナエを殺した鬼です。
無限城ではしのぶと対峙し、彼女を吸収します。
しかし、しのぶは自らの身体に大量の藤の花の毒を取り込んでいました。
その毒が童磨の身体を蝕み、再生能力を大きく弱めます。
その後、栗花落カナヲと嘴平伊之助が協力し、童磨の頸を斬ることに成功します。
しのぶの犠牲が、最終的な勝利につながった戦いでした。
猗窩座の最後:狛治として取り戻した記憶猗窩座は炭治郎と冨岡義勇を相手に激しい戦闘を繰り広げます。
戦いの途中で人間時代の記憶を取り戻し、かつての名前である狛治としての人生を思い出します。
そこには、大切な人を守れなかった後悔や、強さを追い求めた理由がありました。
最終的に猗窩座は、自ら再生を拒むようにして崩壊します。
強さに執着し続けた鬼が、最後に人間だったころの自分と向き合う結末となりました。
獪岳の最後:善逸との因縁に決着獪岳は、かつて善逸と同じ師匠のもとで修業した兄弟子でした。
しかし、鬼になったことで善逸と敵対することになります。
戦闘では雷の呼吸と血鬼術を組み合わせた攻撃を繰り出しますが、善逸が独自に編み出した漆ノ型「火雷神」によって敗北します。
この戦いは、善逸が師匠から受け継いだものを証明する場面でもあります。
鳴女の最後:無限城を操る鬼の意外な結末鳴女は他の上弦の鬼とは異なり、剣士に頸を斬られて倒されたわけではありません。
無限城の支配権をめぐり、愈史郎の血鬼術によって制御を奪われます。
無惨は鳴女を通じて城を操ることができなくなり、最終的に鳴女を始末しました。
無限城という巨大な戦場を支配していた存在が、最後には無惨自身の手で消されるという結末です。
【よくある質問】鬼滅の上弦の鬼に関する疑問(FAQ)
Q1:鬼滅の刃で最強の上弦の鬼は誰ですか?
A1:上弦の壱・黒死牟です。十二鬼月の最高位に位置し、月の呼吸と血鬼術を組み合わせた圧倒的な剣技を持っています。
Q2:上弦の鬼は全部で何体いますか?
A2:基本的には6階級です。ただし、上弦の陸には妓夫太郎と堕姫の兄妹が所属していたため、初期メンバーを人数で数えると7人になります。後任の鳴女と獪岳を含めると、歴代の主要メンバーは9人です。
Q3:上弦の肆・半天狗の後任は誰ですか?
A3:鳴女です。半天狗が刀鍛冶の里編で討伐された後、無惨によって上弦の肆に昇格しました。
Q4:上弦の陸・妓夫太郎と堕姫の後任は誰ですか?
A4:獪岳です。元鬼殺隊士で、善逸の兄弟子だった人物です。鬼になった後、上弦の陸に昇格しました。
Q5:上弦の伍・玉壺の後任はいますか?
A5:原作には玉壺の後任となる新しい上弦の伍は登場しません。無限城編の段階では上弦の伍は空席です。
Q6:上弦の鬼と下弦の鬼の違いは何ですか?
A6:十二鬼月の中で上位6体が上弦、下位6体が下弦です。上弦の方が圧倒的に強く、柱を複数人で相手にするほどの戦闘能力を持つ鬼もいます。
Q7:上弦の鬼の声優で最も豪華なキャストは誰ですか?
A7:黒死牟役の置鮎龍太郎、童磨役の宮野真守、猗窩座役の石田彰など、実力派の声優が多数参加しています。半天狗の分裂体にも梅原裕一郎、石川界人、武内駿輔、斉藤壮馬、山寺宏一が起用されています。
Q8:2026年現在、上弦の鬼は生き残っていますか?
A8:原作の最終話まで含めると、上弦の鬼は全員死亡しています。鬼舞辻無惨も最終決戦で倒され、十二鬼月は消滅しました。アニメの無限城編は、原作の最終決戦を映像化する段階にあります。
『鬼滅の刃』の上弦の鬼は、単なる強敵の集団ではありません。
黒死牟の弟への嫉妬、童磨の感情の欠落、猗窩座の人間時代の後悔、半天狗の自己保身、玉壺の歪んだ芸術観、妓夫太郎と堕姫の兄妹愛など、それぞれ異なる背景を持っています。
また、鳴女や獪岳への交代は、無惨の組織が決して不変ではなかったことを示す重要な出来事です。
上弦の鬼を理解するうえで押さえたい要点は次の3つです。
1. 強さの序列を知ること: 黒死牟を頂点とする上弦の壱から陸までの階級を理解する。
2. 能力の違いを知ること: 剣技、格闘、氷、分裂、空間操作など、それぞれの戦闘スタイルを比較する。
3. 人間時代と最期を知ること: 鬼になった理由や最後に取り戻した記憶を知ることで、物語の背景がより深く理解できる。
2026年の無限城編の映像化によって、上弦の鬼たちの戦闘や因縁は、原作とはまた異なるアニメーション表現でも楽しめるようになりました。
強さだけでなく、彼らがなぜ鬼になり、何を求め、どのような最期を迎えたのか。その一つひとつを知ることが、『鬼滅の刃』という作品をより深く味わう鍵になります。