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【脚本家・放送作家・漫画家としての実力!代表作と活動領域】

如月 七海 如月 七海 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

岩崎う大さんの魅力は、コントだけでなく、物語を作る能力そのものにあります。

芸人として舞台に立つ一方で、脚本を書き、演出を手掛け、漫画まで描く。こうした複数の活動には、共通して人間の心理や行動を観察する姿勢が見られます。

劇作家として岸田國士戯曲賞に2年連続ノミネート

2015年、岩崎さんは「劇団かもめんたる」を旗揚げしました。

同劇団では主宰者として、作品の原作・脚本・演出を担当。かもめんたるのコントを発展させたような、演劇的な要素の強い舞台を制作しています。

特筆すべき実績が、岸田國士戯曲賞の2年連続最終候補入りです。

- 2020年:第64回岸田國士戯曲賞最終候補『GOOD PETS FOR THE GOD』
- 2021年:第65回岸田國士戯曲賞最終候補『君とならどんな夕暮れも怖くない』

いずれも受賞ではなく最終候補への選出ですが、コントの世界だけでなく、演劇界からも評価を受けた実績です。

そのほか、パルコ・プロデュース作品『スルメが丘は花の匂い』では脚本・演出・出演を担当。『明治座キャッツアイ』でも脚本を手掛けています。

芸人が舞台に出演するケースは珍しくありませんが、岩崎さんの場合は作品そのものを生み出す立場にあることが大きな違いです。

テレビ・ラジオの脚本家、放送作家としても活動

岩崎さんはテレビやラジオの制作にも参加しています。

公式プロフィールに掲載されている主な仕事は次のとおりです。

- 日本テレビ系『ダメマネ!-ダメなタレント、マネジメントします-』:脚本・出演
- NHK『ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!』:脚本
- NHKラジオ『東京03の好きにさせるかッ!』:コント執筆

2025年には日本テレビ系ドラマ『ダメマネ!』で脚本と出演を兼任しました。

こうした仕事を見ると、岩崎さんは自分が演じるコントだけでなく、ほかの出演者が演じることを前提とした物語や笑いも作っていることが分かります。

演者としての経験があるからこそ、セリフのテンポや登場人物の動きまで考慮した脚本を作れる点も強みです。

漫画家としての代表作『マイデリケートゾーン』


『マイデリケートゾーン』

小学館・2018年7月27日発売
B6判・240ページ
狂気、業、エロス、人間愛などを独特のユーモアで描いた短編漫画集。全10作品に加え、新作などの描き下ろしも収録されています。

岩崎さんは漫画家としても作品を発表しています。

代表作『マイデリケートゾーン』は、2018年7月27日に小学館から発売されました。

作品には「イクオの秘密」「私の恋はアンデッド」「ヒミコザマンゴー」「ヤンキー缶」などが収録されています。

小学館の公式紹介では、舞台劇を観るような濃密な漫画作品として紹介されています。

一般的なギャグ漫画とは異なり、人間の欲望や奇妙な心理を大胆に描く作風が特徴です。

コントで見せる不気味さや、登場人物の突拍子もない行動が漫画にも表れており、岩崎さんの創作世界を別の角度から楽しめる一冊です。

著書を通じてお笑いを分析する活動も

岩崎さんは自分の作品を作るだけでなく、お笑いそのものを分析し、言葉にする仕事にも取り組んでいます。

代表的な著書には次の2冊があります。

- 『偽りなきコントの世界』(KADOKAWA)
- 『かもめんたる岩崎う大のお笑いクロニクル 難しすぎる世界が僕を鬼才と呼ぶ』(扶桑社)

前者はキングオブコントの決勝ネタなどを分析した内容で、後者は自身の半生を振り返る自伝的エッセイです。

特に2025年に刊行された『お笑いクロニクル』では、幼少期から芸人として活動してきた経験や、2000年代のお笑いシーンについても語られています。

芸人、劇作家、脚本家、漫画家という肩書きは、それぞれ独立した活動というより、同じ創作感覚から派生したものと捉えると理解しやすいでしょう。

【妻はどんな人?子供は3人!家族構成と森田哲矢との関係】

岩崎う大

岩崎う大さんには、芸人や劇作家としての顔とは別に、家庭を大切にする父親としての一面があります。

妻は一番の理解者!台本やエッセイの相談相手

岩崎さんは結婚しており、妻と3人の子供と暮らしています。

妻の名前や詳しいプロフィール、結婚した年月日などは広く公表されていません。

夫婦関係について参考になるのが、2022年6月に掲載された東京新聞のインタビューです。

岩崎さんは妻について、仕事の相談ができる一番の理解者だと話しています。

特に印象的なのは、台本やエッセイを妻に読んでもらい、第三者にきちんと伝わる内容になっているか意見を求めているというエピソードです。

妻を「もう一人の自分」のように感じることもあると語っており、長年の共同生活を通じて、自分の考え方や作品への理解が深まっている様子がうかがえます。

また、妻は明るく、家庭のムードメーカーでもあるそうです。

仕事を支えるパートナーであると同時に、家庭に明るさをもたらす存在として紹介されています。

子供は二男一女!父親を「うだい」と呼ぶ理由

岩崎さんには、長男・次男・長女の3人の子供がいます。

2022年のインタビューでは、当時の子供たちについても具体的に話していました。

- 長男:当時、中学3年生
- 次男:当時、小学3年生
- 長女:当時、小学1年生

現在の年齢や学校などは、2022年の情報から単純に推測することはできません。

興味深いのは、子供たちが父親を「パパ」ではなく「うだい」と呼んでいることです。

これは長男がふざけて呼び始めたことがきっかけだったそうです。

岩崎さん自身も、この呼び方を自然に受け入れている様子をインタビューで明かしています。

また、長男については、自分に似たシャイな部分があり、物事の見方や面白いことを言いたがる感性も近いと話していました。

一方、末っ子の娘については、父親からの愛情をうまくかわすようなやりとりを楽しんでいるそうです。

仕事では独特な人間観察を見せる岩崎さんですが、家庭でも子供たちの言葉や反応をよく見ていることが伝わります。

同インタビューでは、家で書く仕事をすることが多く、子供たちとの何気ないコミュニケーションが気晴らしになっているとも話しています。

森田哲矢との関係は?「尖っている」だけではない親しい間柄

岩崎さんと交流がある芸人として、さらば青春の光の森田哲矢さんも知られています。

2人はコントに対する考え方を語り合う関係で、2021年には情報キュレーションアプリ「グノシー」のラジオ企画で「さらば青春の光 森田 かもめんたる う大のコントの話」という対談をスタートしました。

この企画では、コントの制作過程や賞レースで勝つための考え方、コントの将来などについて掘り下げています。

注目したいのは、2人がお互いの関係について率直に話していることです。

岩崎さんは森田さんについて、次のように語っています。

芸人の中でもトップクラスに仲がいいほうだと思っています。

一方の森田さんも、普段はメディアで話さない内容をう大さんと話せたことが新鮮だったとコメントしています。

加えて、2025年のTBS系企画『求人ボックスpresents短劇王2025』では、2人が特別審査員として参加しました。

森田さんはキングオブコント決勝の常連、岩崎さんは2013年の優勝者です。

異なる芸風を持ちながら、コントという共通の分野で互いの考えを理解し、議論できる関係が続いています。

「尖っている」という印象だけでは捉えきれない、芸人仲間との親密さや創作者としての交流も岩崎さんの人物像を知るうえで重要です。

【岩崎う大の現在は?2026年最新の出演・舞台活動】

2026年11月現在、岩崎さんは芸人、劇団主宰者、脚本家として精力的に活動しています。

特に注目したいのは、テレビドラマへの出演と、新作舞台の制作です。

朝ドラ『ばけばけ』で梶谷吾郎役を担当


NHK連続テレビ小説『ばけばけ』

2025年度後期作品
岩崎う大さんは、松江新報の自称・敏腕記者、梶谷吾郎役を担当。朝ドラ初出演となりました。

『ばけばけ』は、小泉八雲と妻セツをモデルにした物語です。

岩崎さんが演じた梶谷吾郎は、来日したヘブンに密着する新聞記者。小さな出来事を大きなニュースに仕立て上げる、調子のよい人物として描かれています。

2025年9月11日に出演が発表され、同月29日に放送が始まった作品です。

岩崎さん自身も出演決定について喜びを語っており、出雲ことばにも取り組んだことを明かしていました。

普段はコントや舞台で独特な人物を演じる岩崎さんですが、朝ドラでは明治時代の新聞記者という役柄に挑戦しました。

2026年8月には劇団かもめんたる第16回公演『ピノキオの元カノ』

2026年8月19日から23日には、下北沢の本多劇場で劇団かもめんたる第16回公演『ピノキオの元カノ』が上演されました。

岩崎さんが作・演出を担当した作品で、劇団員に加え、犬山イヌコさん、八嶋智人さんらが出演。

AIが恋をしたら、という設定から始まる物語で、恋愛や家族の絆、劇団をめぐる騒動などが描かれました。

公演後には配信も行われ、2026年10月4日まで視聴できる形で公開されていました。

舞台公演を劇場だけで終わらせず、映像配信でも届ける活動は、劇団の作品をより多くの観客に広げる取り組みといえます。

2026年11月は新作舞台『ぼくのドラゴンがごはんを食べない!!』


『ぼくのドラゴンがごはんを食べない!!』

2026年11月公演
作・演出・出演:岩崎う大
少年たちの友情と命を描くファンタジーコメディー。B&ZAIの稲葉通陽さん、今野大輝さんがダブル主演します。

2026年8月31日、劇団かもめんたるから上演決定が発表されました。

公演スケジュールは次のとおりです。

公演地 日程 会場
東京 11月5日~23日 東京グローブ座
大阪 11月27日~12月6日 サンケイホールブリーゼ

出演者には、稲葉通陽さん、今野大輝さんのほか、山﨑静代さん、本多力さん、岩崎う大さん、壮一帆さんらが名を連ねています。

岩崎さんは作・演出だけでなく出演も担当します。

ドラゴンが存在する世界を舞台に、少年たちの友情と命を描くオリジナル作品です。

コントで培った発想力を、より大きな舞台作品に展開する仕事として注目されます。

2026年12月・2027年にも劇団活動が続く

加えて、2026年12月10日には劇団かもめんたるのトークライブ『かもめっ子ミーティング』が予定されています。

岩崎さんと槙尾ユウスケさんをはじめとする劇団メンバーが出演し、ゲストには酒井若菜さんが発表されています。

また、劇団公式サイトでは、2027年2月10日から14日まで座・高円寺1で上演する『S.ストーリーズ vol.3』も告知されています。

2026年の新作舞台だけでなく、翌年の公演まで予定されていることからも、劇団活動が継続的な創作の柱になっていることが分かります。

【岩崎う大に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:岩崎う大の本名は何ですか?

A1:本名は岩崎宇内(いわさき・うだい)です。「う大」は本名と同じ読み方を使った芸名です。

Q2:岩崎う大は2026年現在何歳ですか?

A2:1978年9月18日生まれで、2026年11月2日現在48歳です。

Q3:岩崎う大は結婚していますか?子供は何人ですか?

A3:結婚しており、妻と3人の子供がいます。子供は長男・次男・長女の二男一女です。

Q4:岩崎う大の代表的な漫画作品は何ですか?

A4:小学館から2018年に発売された『マイデリケートゾーン』です。独特な人間描写とユーモアが特徴の漫画作品集です。

Q5:岩崎う大が松本人志から影響を受けた理由は何ですか?

A5:小学6年生の頃に『ダウンタウンのごっつええ感じ』を見て、視聴者が自ら笑いを発見するようなコントの面白さに衝撃を受けたためです。

Q6:岩崎う大は現在もかもめんたるとして活動していますか?

A6:はい。かもめんたるとしての活動に加え、劇団かもめんたるの主宰、脚本、演出、テレビ出演など幅広く活動しています。2026年11月には新作舞台も上演されます。

岩崎う大さんは、キングオブコント2013の優勝者という肩書きだけでは語りきれない人物です。

本名は岩崎宇内。1978年9月18日生まれで、オーストラリアでの学生生活や早稲田大学での経験を経て、かもめんたるとして独自のコントを確立しました。

松本人志さんのコントから受けた衝撃は、現在の創作活動にも通じる原点です。

その後は劇団かもめんたるを立ち上げ、岸田國士戯曲賞の2年連続最終候補入りを果たすなど、演劇の分野でも実績を積み重ねてきました。

妻と3人の子供を大切にする家庭人としての一面や、さらば青春の光・森田哲矢さんとの親しい交流も、彼の人柄を理解する手がかりになります。

【プロの結論】岩崎う大を評価するときは、芸人としての実績と、作り手としての実績を分けて見ることが大切です。

キングオブコントの優勝はコント師としての実力を示し、岸田國士戯曲賞の最終候補入りは劇作家としての評価を示しています。加えて、脚本、漫画、テレビ出演など、異なる表現領域でも活動を続けています。

2026年11月の『ぼくのドラゴンがごはんを食べない!!』をはじめ、今後も舞台を中心に新しい作品を生み出していくことが期待されます。

岩崎う大さんの本質は、単なる「変わった芸人」ではなく、人間の奇妙さや面白さを、コント・演劇・漫画という複数の表現方法で描き続ける創作者という点にあるのと考えられます。

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如月 七海

スポーツ報道9年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

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