2026年現在、ドラえもんの声を担当しているのは、声優の水田わさびさんです。2005年4月に大山のぶ代さんからバトンを引き継いで以来、20年以上にわたって国民的キャラクターを演じ続けています。2026年には声優デビュー30周年を迎え、映画やテレビアニメだけでなく、舞台、海外作品の吹き替え、イベントなどにも活動の幅を広げています。
注目したいのは、2026年2月公開の映画『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』への出演に加え、11月1日開催の第33回キネコ国際映画祭でも大原めぐみさんとの生吹き替え企画が公式発表されたことです。現在の活動状況、プロフィール、1996年の声優デビュー、2005年の声優交代、そして大山のぶ代さんとの演技の違いまで、2026年11月時点の情報を整理します。
- 現在もドラえもん役を担当: 2026年10月放送のテレビシリーズでも水田わさびさんの出演が確認できる。
- 声優デビュー30周年: 1996年に声優デビューし、2026年に節目の年を迎えた。
- 2005年に声優交代: 大山のぶ代さんから引き継ぎ、ドラえもんの新しい声を確立した。
- 2026年も幅広く活動: 映画、テレビ、舞台、吹き替え、キネコ国際映画祭などに関わっている。
- 所属事務所: 青二プロダクション。三重県出身で、舞台経験も豊富な声優・舞台女優。
【2026年最新】水田わさびは現在もドラえもんの声優を続けている?
結論からいうと、水田わさびさんは2026年11月現在もドラえもん役を担当しています。
2005年の交代から21年目を迎えた現在も、テレビシリーズや映画でドラえもんの声を担当しており、降板や後任への交代が公式発表された事実はありません。
2026年10月のテレビ放送でも出演を確認テレビ朝日の番組情報によると、2026年10月17日放送の『ドラえもん』では、水田わさびさんがドラえもん役として出演しています。
同日の放送内容は「鳥タクシー」「カンヅメカンでまんがを」の2本。大原めぐみさん、かかずゆみさん、木村昴さん、関智一さんら、おなじみのメインキャストも出演者として掲載されています。
つまり、2026年現在もテレビシリーズの主要キャストとして活動を続けていることが確認できます。
2026年の映画でもドラえもん役を担当
『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』
- 公開日:2026年2月27日
- ドラえもん:水田わさび
- のび太:大原めぐみ
- しずか:かかずゆみ
- ジャイアン:木村昴
- スネ夫:関智一
公式作品情報に掲載されたキャスト
2026年の映画では、ドラえもんたちが海底世界を舞台に冒険を繰り広げます。
水田さんはこれまでの劇場版と同様にドラえもん役を担当。大原めぐみさんをはじめとする現在のメインキャストも引き続き参加しています。
テレビシリーズと映画の両方で出演が確認できることからも、水田さんが現在のドラえもんを支える中心人物であることが分かります。
【公式プロフィール】水田わさびの年齢・出身地・所属事務所と声優経歴
水田わさび(みずた わさび)
声優・舞台女優
- 誕生日:8月4日
- 出身地:三重県
- 所属:青二プロダクション
- 芸歴:劇団すごろく
- 特技:歌唱
- 趣味:野球観戦、邦楽ロック
- 方言:関西弁
水田わさびさんは、三重県出身の声優・舞台女優です。
所属事務所の青二プロダクションが公開している公式プロフィールには、誕生日、出身地、音域、芸歴、趣味、特技などが掲載されています。
なお、公式プロフィールでは生年月日の年まで公表されていません。そのため、誕生日は8月4日と確認できますが、公式情報に基づく正確な年齢は断定できません。
1996年に声優デビュー!劇団すごろくで培った演技力水田さんのキャリアを語るうえで欠かせないのが、劇団すごろくでの舞台経験です。
高校卒業後に上京し、劇団すごろくに入団。舞台女優として活動するなかで、声優の仕事と出会いました。
2020年の声優専門メディア「声優グランプリ」のインタビューでは、劇団の舞台を観に来ていた、たてかべ和也さんから声をかけられたことが、声の仕事につながったと振り返っています。
最初の声の仕事は、1996年のアニメ出演でした。
当時は声優としての経験がほとんどなく、マイクの位置や台本の持ち方など、収録現場の基本から先輩に教わったそうです。
この経験を通じて、舞台で培った演技力をアニメや吹き替えの世界に生かしていきました。
声優デビュー作は『トイレの花子さん』2026年9月に公開されたキネコ・フィルムの公式プロフィールでは、水田さんのデビュー作について、1996年の劇場アニメ『トイレの花子さん』と紹介されています。
声優としての出発点は、ドラえもんではありません。
舞台を中心に活動していた水田さんが、アニメ映画のオーディションをきっかけに声優としてのキャリアをスタートさせたのです。
2026年は声優デビュー30周年2026年3月14日、水田さんはテレビ朝日の公式ブログ「わさドラブログ」で「わさび30周年」という記事を公開しました。
記事には「水田わさびになって30周年」「デビュー30周年」と記され、30年分の感謝を込めた活動について紹介されています。
また、同じ劇団で過ごした松本保典さんや、デビュー当時から共演してきた三石琴乃さん、青二プロダクション所属後に交流を深めた白石涼子さんなど、長年の仕事仲間への感謝もつづられています。
ここで押さえておきたいのは、30周年はドラえもん役の担当期間ではなく、声優デビューからの節目という点です。
ドラえもん役を引き継いだのは2005年4月。2026年は、声優として30年、ドラえもん役として21年目にあたります。
【2005年の声優交代】大山のぶ代から水田わさびへ変わった理由
ドラえもんの声優交代は、作品の歴史における大きな転換点でした。
1979年から2005年3月まで、約26年間にわたってドラえもんを演じたのが大山のぶ代さんです。
その後、2005年4月にテレビアニメがリニューアルされ、水田わさびさんが新しいドラえもん役に就任しました。
声優交代の公式発表で示された目的テレビ朝日の2005年春の番組改編資料では、ドラえもんのリニューアルについて、次のような方向性が示されていました。
親子で語りあえる“2世代キャラクター”から“3世代以上に渡って愛されるキャラクター”へ
その実現に向けて、声のキャストを一新し、映像も進化させるという説明でした。
つまり、単にドラえもんの声だけを変えるのではなく、作品全体を新しい世代に向けて刷新する大規模な改編だったのです。
水田わさびが選ばれた経緯水田さん自身は、声優専門メディア「声優グランプリ」のインタビューで、ドラえもん役のオーディションについて詳しく語っています。
興味深いのは、本人が最初からドラえもん役のオーディションだと認識していたわけではなかったことです。
当時、水田さんはテレビアニメ『ドラえもん』に男の子AやBなどの役で出演していました。
ある日、スタジオに呼ばれてドラえもんの台本を渡され、読んでほしいと頼まれたことが最初のオーディションだったそうです。
その後、複数回の選考を経て最終オーディションへ進み、ドラえもん役に決定しました。
加えて、このオーディションでは声優の名前や年齢、所属事務所などを伏せ、声だけで選考する方式が採用されていたと本人が説明しています。
大山のぶ代さんから引き継いだときの思いテレビ朝日の2005年の資料には、水田さんの就任決定時のコメントも掲載されています。
「私なりのドラえもんをめざし、“かわいらしさ”をモットーにがんばっていきたいと思っています!」
この言葉から分かるのは、大山さんの声をそのまま再現するのではなく、自分なりのドラえもんを演じることを目指していたという点です。
国民的キャラクターの後任という大きな役割を引き受けながら、新しい表現を築こうとする姿勢がうかがえます。
【歴代声優一覧】大山のぶ代と水田わさびの声は何が違う?
ドラえもんの声優を比較するときには、1973年の日本テレビ版と、1979年からのテレビ朝日版を区別する必要があります。
1973年の最初のテレビアニメ版では、ドラえもん役を富田耕生さんが担当し、その後、野沢雅子さんに交代しました。
1979年にテレビ朝日版が始まると大山のぶ代さんが担当し、2005年から現在の水田わさびさんへと引き継がれています。
テレビ朝日版の主要キャスト比較表| キャラクター | 1979年〜2005年3月 | 2005年4月〜現在 |
|---|---|---|
| ドラえもん | 大山のぶ代 | 水田わさび |
| 野比のび太 | 小原乃梨子 | 大原めぐみ |
| 源静香 | 野村道子 | かかずゆみ |
| 剛田武(ジャイアン) | たてかべ和也 | 木村昴 |
| 骨川スネ夫 | 肝付兼太 | 関智一 |
2005年の改編では、主要5人のキャストが同時に交代しました。
水田さんだけでなく、のび太役の大原めぐみさん、しずか役のかかずゆみさん、ジャイアン役の木村昴さん、スネ夫役の関智一さんも新たに担当することになりました。
大山のぶ代と水田わさびの演技の違い
大山のぶ代版
1979年から2005年まで担当。独特のハスキーな声質と、包み込むような落ち着いた演技が印象的です。
水田わさび版
2005年から担当。柔らかく親しみやすい声質で、元気さや愛嬌、のび太との近しい関係性を表現しています。
この違いは、2024年10月にリアルサウンド映画部が掲載した論考でも取り上げられています。
同記事では、大山版を落ち着きや保護者的な印象を持つ声、水田版を幼げで柔らかく、のび太の身近な相棒のような印象を持つ声として分析しています。
もちろん、どちらが優れているかという問題ではありません。演技の方向性や、視聴者がドラえもんに親しんだ時代が異なることが、印象の違いにつながっています。
声優交代後に違和感を覚えた人もいた?2005年の交代当初、長年大山さんの声に親しんできた視聴者にとって、新しいドラえもんの声は大きな変化でした。
声が似ていないことに戸惑う人もいましたが、これは長期シリーズならではの世代交代の難しさでもあります。
水田さんは大山さんの声を模倣するのではなく、自分自身の声で役を作ることを選びました。
その結果、現在では水田さんの声も、2005年以降に育った世代にとってのドラえもんの声として定着しています。
【2026年最新出演・活動】映画ドラえもんと舞台、キネコ国際映画祭
2026年の水田さんは、ドラえもん役だけに活動を限定していません。
テレビ朝日の公式ブログや所属事務所の出演情報などからは、声優、ナレーター、舞台女優として複数の分野で活動していることが分かります。
2026年2月:映画『新・のび太の海底鬼岩城』2026年2月27日公開の『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』では、引き続きドラえもん役を担当しました。
本作は海底世界を舞台にした冒険作品です。
のび太役の大原めぐみさんをはじめ、かかずゆみさん、木村昴さん、関智一さんといった現在の主要キャストも参加しています。
映画という大きな舞台でも、20年以上続くキャストのチームワークが生かされています。
2026年9月:声優デビュー30周年をブログで報告3月の30周年記事に続き、9月6日の公式ブログでも声優デビュー30周年について触れています。
水田さんは、舞台を続けることが声優デビュー前の自分に戻れる時間でもあると紹介しています。
2026年には劇団東京トライアングルの朗読劇「ひといきつくまに」などにも参加し、舞台活動を継続しました。
9月12日のブログでは、同公演の終演を報告しています。
2026年10月:古巣の劇団すごろくで舞台活動10月17日の「わさドラブログ」では、古巣である劇団すごろくの公演に参加していることを報告しています。
また、海外作品の吹き替えやナレーションの仕事にも触れており、ドラえもん以外の声の仕事も継続していることが分かります。
長年の舞台経験を大切にしながら、声優業と舞台活動を両立している点は、水田さんのキャリアの特徴です。
2026年11月1日:第33回キネコ国際映画祭に出演する企画が発表2026年の大きな話題の一つが、第33回キネコ国際映画祭の特別上映イベント「Wonderful Film Harmony」です。
2026年9月4日、ドラえもんチャンネルとキネコ・フィルムから、水田わさびさんと大原めぐみさんの出演が公式発表されました。
企画の概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント | 第33回キネコ国際映画祭 |
| 特別企画 | Wonderful Film Harmony |
| 開催日 | 2026年11月1日 |
| 会場 | せたがやイーグレットホール |
| ドラえもん役 | 水田わさび |
| のび太役 | 大原めぐみ |
| 上映作品 | ドラえもん「ゆうれい城へ引っこし」 |
| 演奏 | フルオーケストラの生演奏 |
今回の企画では、声優による生吹き替えとフルオーケストラの生演奏を組み合わせたライブシネマ形式が採用されました。
水田さんと大原さんが、2023年放送の「ゆうれい城へ引っこし」を生で吹き替えるという内容です。
テレビアニメや映画の収録とは違い、観客の前で声の演技を披露する企画であり、舞台経験を持つ水田さんの活動ともつながるイベントです。
なお、これは2026年9月4日に発表された開催・出演予定の公式情報に基づく内容です。
【プロの結論】水田わさびが21年間ドラえもんを演じ続けられる理由
水田さんのキャリアを振り返ると、ドラえもん役の長期担当を支えているのは、単なる声の特徴だけではないことが分かります。
注目すべき要点は3つあります。
1. 前任者の模倣ではなく、自分自身の表現を選んだ水田さんが2005年のオーディションで評価された背景には、自分の声で役を演じたことがあります。
声優グランプリのインタビューでは、もし大山さんの声を意識しすぎていたら、ものまねになっていたかもしれないと振り返っています。
長期シリーズの後任に必要なのは、過去の演技を再現する能力だけではありません。
キャラクターの本質を守りながら、新しい世代に受け入れられる表現を作ることも重要です。
2. 舞台と声優業の両方を経験している水田さんは劇団すごろくで舞台経験を積み、声優として活動を始めた後も舞台との関係を保ってきました。
舞台では、声だけでなく身体の動きや間、共演者との呼吸なども求められます。
こうした経験は、アニメのアフレコや海外作品の吹き替えにも生かせる強みです。
2026年も舞台出演を継続していることは、声優としての活動基盤の広さを示しています。
3. 長期シリーズを支える責任感2019年のクランクイン!のインタビューで、水田さんはドラえもんを演じることについて「ライフワーク」と表現しています。
また、ドラえもんは風邪を引いても簡単に休めない仕事であり、年齢を重ねるにつれて責任の大きさを感じるようになったとも語っています。
この発言からは、単に人気キャラクターを担当するというだけでなく、毎年のテレビ放送や映画を通じて作品を支える意識が伝わります。
水田わさびの情報を調べるときの判断基準ネット上では、声優の交代や年齢、活動状況についてさまざまな情報が流れます。特に次の3点は区別しておきたいところです。
- 声優デビュー30周年とドラえもん役20周年は別の数字: 1996年が声優デビュー、2005年がドラえもん役の開始です。
- 大山のぶ代さんとの声の違いは優劣ではない: それぞれの時代に合わせた演技の方向性の違いです。
- 出演情報は作品ごとに確認する: テレビ朝日、青二プロダクション、ドラえもんチャンネルなどの公式情報を基準にすると、出演状況を把握しやすくなります。
水田さんについて詳しく知りたい人には、特に1996年のデビューから2005年のドラえもん役就任までの経歴を追うことをおすすめします。現在の演技につながる背景を理解しやすくなるためです。
【よくある質問】ドラえもんの水田わさびに関するFAQ
Q1:2026年現在も水田わさびがドラえもんの声を担当していますか?
A1:はい。2026年10月のテレビシリーズや、2026年公開の映画『新・のび太の海底鬼岩城』でもドラえもん役を担当しています。
Q2:水田わさびの声優デビューは何年ですか?
A2:1996年です。劇場アニメ『トイレの花子さん』への出演がデビュー作として紹介されています。
Q3:水田わさびの所属事務所はどこですか?
A3:青二プロダクションです。公式プロフィールでは三重県出身、8月4日生まれと紹介されています。
Q4:水田わさびは大山のぶ代の何代目の後任ですか?
A4:テレビ朝日版では、大山のぶ代さんの後任として2005年4月にドラえもん役を引き継ぎました。1973年の日本テレビ版まで含めると、ドラえもん役として4人目にあたります。
Q5:水田わさびと大原めぐみはどのような関係ですか?
A5:テレビアニメ『ドラえもん』で共演する声優仲間です。水田さんがドラえもん役、大原さんが野比のび太役を担当しています。2026年11月1日のキネコ国際映画祭でも、2人による生吹き替え企画が発表されました。
Q6:水田わさびは2026年に何周年を迎えましたか?
A6:声優デビュー30周年です。1996年に声優として活動を始め、2026年3月には本人の公式ブログでも30周年を報告しています。
水田わさびさんは、2026年11月現在もドラえもん役を担当している現役の声優です。
1996年に劇場アニメで声優デビューし、劇団すごろくで培った舞台経験を生かしながらキャリアを重ねてきました。2005年4月には大山のぶ代さんからドラえもん役を引き継ぎ、2026年には声優デビュー30周年という節目を迎えています。
2026年の活動を整理すると、次のようになります。
- テレビアニメ『ドラえもん』への出演継続
- 『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』への出演
- 劇団や朗読劇などの舞台活動
- 海外作品の吹き替えやナレーション
- 第33回キネコ国際映画祭への出演企画
大山のぶ代さんが築いたドラえもん像を大切にしながら、水田さんは自分なりの演技で新しい世代に作品を届けてきました。
声優交代から21年が経過した現在、ドラえもんは世代によって異なる思い出や声の印象を持つ作品になっています。
1996年の声優デビューから30年、2005年のドラえもん役就任から21年。 水田わさびさんの今後の出演作品や舞台活動にも引き続き注目が集まりそうです。